ダメージ シーズン1 #12 遺されたもの

ダメージ
ダメージ

一気にいろんな事が明らかになる大事なエピソード

シーズン1の最終話です

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#12 遺されたもの There’s NO “We” Anymore あらすじ

目の前でフィスクに自殺されたパティはエレンに電話する。
エレンが事務所へ行くと、フィスクが死んでいた。パティはそこで ”あるもの” をエレンに渡す。
フィスクはフロビシャーに封書を遺していた。
その中にあったのは、グレゴリー・マリーナからの手紙だった。

 

まとめ & 感想

1週間前

呼び出されたエレン

自宅でまったり過ごしているデヴィッドとエレン。
エレンは結婚指輪を ”例の隠し場所” に入れておいてとデヴィッドに頼む。

その時パティから電話がかかる。
エレンは姉から呼び出されたとウソを言い、ヒューズ事務所へ行く。

エレンがパティの部屋へ行くと、そこにはレイ・フィスクの死体が・・・。
驚き、言葉を失うエレンにパティは、「自殺よ。力を貸して。警察にはまだ知らせてない。知っているのは私たちだけ。これを安全な場所に。レイがこの事務所に来た目的が誰にも知られないように隠して。デヴィッドにも内緒にして!」と言ってファイルを渡す。
「あなたを信じていいのね?」聞くパティに、エレンは頷く。

自宅に戻ったエレンは、書類を隠した。

事情聴取

パティ

警察の事情聴取を受けたパティは、レイから連絡があり、夜、遅かったが事務所で会った。レイからは和解金を提示されたが、”難しい” と言うとやや感情的になったがが、そのまま帰って行った。しかしレイはすぐに戻って来て・・・と言う。
現場検証の結果、レイの死因は自殺と断定され、パティに帰宅の許可が下りる。

 

フロビシャー

刑事を連れ、マーシャルはフロビシャーを訪ね、レイが自殺したことを告げる。
フロビシャーは、和解金について話し合い中だった言い、最後に話したのは昨晩で訴訟のことだったと言うが、それはウソだった。
レイとの最後の電話は、「ジョージ・ムーアが死んだ。グレッグから手紙が届いた。お終いだ」だった。

 

パティの行動

パティは、事務所は閉鎖。全員自宅待機するようトムに指示。
トゥーミー判事に呼ばれたら、対処して欲しいとトムに頼み、しばらく留守にすると言う。

夫フィルは、出張を止めると言うが、パティはビーチハウス(別荘)でひとりでゆっくりしたいと言う。

 

訴訟の行方

トゥーミー判事に呼び出されたマーシャルとトム。
トゥーミーはレイは良い弁護士で友人だったと惜しむ。

マーシャルは、来月からの公判を半年延期して欲しいと申し出るが、公判は1ヶ月後に再開することが決まる。

事実を知ったフロビシャー

レイはフロビシャーに封書を遺していた。
フロビシャーが開封すると中から ”グレゴリー・マリーナからレイ宛の手紙” が出て来た。
内容を読んだフロビシャーは手紙を握りつぶす・・・

フロビシャーは電話をし、「グレゴリー・マリーナがすべてを告白したビデオテープがある。所在は不明だが、命取りになる」と言う。
電話相手がまだケイティの監視を続けていると知ったフロビシャーは、「良かった。手段は問わない。見つけ出せ!」と指示する。

 

エレンとデヴィッドの喧嘩

帰宅したエレンにデヴィッドは、「フィスクが自殺したとニュースでやってた。お姉さんから電話で、キミとは3週間話してないって。昨晩はどこにいたんだ?」と問い詰める。

エレンは仕方なく、ムーアから手に入れた情報を見せる。
デヴィッドは「クビになったんだろ?」と言うが、エレンは、「パティからジョージ・ムーアの件を頼まれた」と言う。
ファイルを見たデヴィッドは、「レイが犯罪の片棒を担いでいた。パティはそのことをネタに脅迫し、自殺に追い込んだんだ」と言う。
エレンは、「フィスクは犯罪者よ。あいつらがグレッグを殺し、ムーアを殺した。フロビシャーの罪を問うには訴訟に勝つしかないの!」と言うが、「勝った後はどうなるんだ?パティの所に戻るのか?キミはどうかしてる。人が死んでるだぞ」と言われてしまう。
「これが仕事なの」エレンは言うが、「結婚と仕事、どっちを取る?決めろよ、今すぐ!」とデヴィットはエレンを責める。
答えを出せないエレンにデヴィッドは、「決められないだろ?もうたくさんだ。別れようエレン」と言う。
エレンは、指輪を置いて、アパートを出るー。

その後、アパートの電話が鳴る。
相手はライラだった。
「待てよ。聞いてくれ。話を聞けよ。ライラ、二度と電話をするな!」デヴィッドは怒り、受話器を投げる。

デヴィッドがアパートの玄関ドアを開けると、以前メンテナンスだと部屋に侵入していた背の高い男が立っていた。
「住民から凄い音がしたと連絡があった。無事かどうか確認を」と言われ、デヴィッドは、「大丈夫です。問題ない」と追い返した。

デヴィッドは、エレンのケータイに電話し、「ごめん、ボクが悪かった。頼むから電話をしてくれ」と吹き込んで電話を切る。

その時、またドアをノックする音が・・・・
デヴィッドがドアを開けると・・・

 

グレゴリー・マリーナのテープ

そこに立っていたのはケィティだった。
ケイティはエレンがアパートから出て行くのを確認し、訪ねてきたのだった。
ケイティはテープをデヴィッドに渡し、「グレッグのテープよ。エレンに渡して」と言う。

デヴィッドはテープを再生する。
グレッグの告白(証券取引委員会のジョージ・ムーアとフロビシャーはフロリダで会っている。ボクの身に何かあればムーアかフロビシャーが黒幕)を見たデヴィッドはエレンに電話し、「見せたいものがある。ケイティがグレッグのテープを持ってきた。訴訟のことだ。フロリダのことを全部告白してる。例の所に隠しておく」と留守番電話に吹き込んだ。

 

夜の侵入者

真夜中、カギを使って部屋に入ってきたのはライラだった。
ライラはエレンが置いて行ったエンゲージリングをはめて、眠っているデヴィッドに近づき、「デヴィッド、別れたのね」と声をかける。

驚いたデヴィッドは、「何してる?いい加減にしろ。出て行け!警察を呼ぶぞ!」とライラを追い出し、受話器を持った時・・・
2人組の男に背後から頭を殴打される。

男は意識を失いかけたデヴィッドに、「ビデオテープは何処だ」と聞くが、デヴィッドは答えることができない。
男たちは手分けして部屋中を探し始める。

意識を取りもどしたデヴィッドは立ち上がるが、再び殴打され、「ビデオテープは何処だ」と脅迫されるがデヴィッドは口を割らない。
男たちはデヴィッドを殺害する。

テープは見つからない。
ひとりの男がカギのかかった引き出しを見つけ、こじ開けた。
男は「いい物があった」と言ってそのファイルを持ってアパートを出て行った。
アパートには男が忘れていったライトが置いたままだった。

 

デヴィッドを殺害したあと・・・

暗殺者の男のひとりは、フロビシャーにファイルを渡す
フィスクとグレゴリーのファイル(ジョージ・ムーアからのリーク)を見て「信じられん」とフロビシャー。
「テープは?」と聞くフロビシャーに暗殺者の男は、「なかった。それでパティの家に。厄介なことになった」と言う

 

アパートを飛び出したエレン

泣きながら歩くエレンは結局行くところがなくヒューズ事務所へ行き、自分のデスクにいるところをトムが見つける。
エレンは私物を取りに来たと言う。
トムはパティがフィスクの自殺で相当参っていると言う。
エレンは辞めて以来、パティとは会っていないとウソをつく。

事務所を出たエレンだったが行くところがなく、結局、パティの自宅を訪ねる。

エレンはパティに婚約を解消したと話し、「やり過ぎたんです。後悔してませんか?私はしてます。一線を越えた」と言う。
パティはファイルが安全な場所にあるか確認したあと、明日の朝、処分しようと言う。
パティは、しばらく別荘(ビーチハウス)へ行く。留守中、良ければここに泊まってと言い、「私が戻って来る頃には、ふたりはヨリを戻しているわ」と言う。

パティは、「エレン、心配しなくて大丈夫よ」と言い、自分で運転し、別荘へと向う。

パティ宅にいたエレンは、息子のマイケルが居て驚く。
「驚かさないで!パティは別荘よ。泊まらせてもらうわ」と言うエレンにマイケルは、「会ったことは黙ってて。俺はここにいなかった」と言う。

 

パティの行動

ひとりお墓で泣いていたパティはトムからの電話を受ける。
「何処にいるんですか?エレンはパティに殺されかけたと思ってる」
そう言われたパティは、「すぐに戻る」と言う。

 

現在

釈放

エレンは釈放される。
保釈金を出したのは、パティだった。
拘置所を出たエレンをナイ弁護士が迎え、アパートまで送る。

ナイはエレンを送った後、「エレンが保釈された。居場所は分かるな」と誰かに電話する。

 

エレンの計算

エレンは荒らされたアパートの部屋を歩きながら、殺害されたデヴィッドを思い、涙する。
引き出しの鍵は壊され、パティから預かった書類は失くなっていた。

その時、ドアをノックする音が・・・立っていたのはパティだった。
何処に隠れていたのか?と聞くエレンにパティは、「誤解しないで。私はあなたを殺そうとはしていない」と言う。
「知ってます」とエレン。
エレンはパティを呼び戻すために(パティに殺されかけた)とウソを言い、トムに連絡させたのだった。

実はエレンはデヴィッドからの留守番電話を聞いていた。

エレンは、
グレッグのビデオテープにすべてが告白されている。
フロビシャーの手下はビデオテープをアパートで見つけられず、パティの自宅に来た。そこにいた私を殺そうとしたのだと言う。
エレンは、ビデオテープは安全なところにあるが、渡さないと言う。
「人は信用できない。もう信じません、あなただけは」とエレン。
エレンは、「テープを渡す代わりに条件があります。私を弁護して殺人容疑を晴らして。あなたのコネと力で。そして一緒にデイヴィッドを殺した犯人を見つける。協力してくれたらテープを渡します」と言う。

しかし、パティと別れたエレンの後ろを2人組の男が後を付ける

 

 

1話から、過去に遡ってエピソードを繋いできた「ダメージ」ですが、12話で時系列が合致しました。

デヴィッドの最期があまりにもツラすぎ・・
デヴィッドの正義感がカレを死に追いやったことが悲しいですね。
そしていい人ぶってたフロビシャーの本性がここに来て、どんどん暴露されてる感じです。

エピソード1で明らかにされなかった、デヴィッドを殺害も、エレン襲撃、そしてエレンが殺した男も、フロビシャーが頼んだ暗殺者だったんですね。
パティは悪人ではないけれど、裁判に勝つためには手段を選ばすな人。
エレンが言うように、信用できない人物ではありますが、パティの力とコネで、エレンの殺害容疑(デヴィッドを殺したことになってる)を晴らしてもらいましょう!

しかしライラ、恐ろし過ぎません?
デヴィッドが死んだ今、ライラは絡んでくるのかな?
ここまでなのかな?

 

 

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