ザ・クラウン 3 #9 もつれた糸(相関図)

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チャールズとカミラ、王室の関係がわかります

#9 もつれた糸  Imbroglio あらすじ

全国炭鉱労働組合(NUM)は賃金の一律引き上げを掲げストライキ、保守党ヒース首相も一歩も引かず、大規模計画停電が開始されることに。
一方海軍での厳しい訓練を受けるチャールズの支えはカミラだった。とうとうチャールズはディッキー(マウントバッテン卿)に家族を説得する手伝いをして欲しいと頼むが・・・

相関図

まとめ

ウィンザー公の葬儀

パリで亡くなったウィンザー公のご遺体がイギリスへと戻ってきた。
ウィンザー公はフロックモアの王室墓地に埋葬された。

ウィンザー公の形見だと”懐中時計と方位磁石”をチャールズに渡したウォリスは、「あなたの恋人にも会ってみたかった」と言うが、「まだ公にはしてませんが、運命の相手だと思う」とチャールズ。するとウォリスは、「どんな痛みや犠牲が伴おうと真実の愛を離さないで。家族には用心して」と言う。

家族の視線

イギリス海軍士官学校ダートマスに属しているチャールズは家族に挨拶し、ダートマスへと戻ろうとするが、その時、ウォリスの言葉【家族には用心して】を実感する。家族の目が大伯父を見るのと同じだったからだ。

 

政府と全国炭鉱労働組合(NUM)との衝突

全国炭鉱労働組合(NUM)が賃金一律引き上げを求めストライキを敢行、エリザベスは謁見に来たヒース首相に、「NUMの要求は妥当ではないか」と言うが、ヒースは、「暴動は一時的なもの。鉱員たちは屈辱的敗北をする。ストをされても石炭の備蓄は8週間分あるので問題ない。その間にこの事態を収拾してみせる」と言う。

エドワード・ヒースは妻子なし
政府との決裂

全国炭鉱労働組合(NUM)の代表は、「鉱員は命を危険に晒して仕事をしている。彼らの貢献がなければ暖を取り、電気を使うことなどできない」と言うが、「非民主的なストには屈しない。方針を曲げることは決してない」とヒース首相。だがヒースの宣言にNUM代表は、「我々も方針を曲げる気はない」と返し決裂
ヒースは、「電力節約のために停電を実施する。政府が敗北するときは国が敗北するとき」と宣言、家庭の電力節電のお願いをし、産業、商業施設の電力を週3回のみの供給とした。バッキンガム宮殿も明かりが消され、ろうそくが灯された。

指摘

コンロ、暖炉、照明を使えず、ランプやロウソクは売り切れ状態、数百万人が仕事もままならず、街には、「給料をあげろ」とシュプレヒコールを上げる抗議の人が溢れ返っていた。国の安定と法的秩序が維持できるのかと危ぶまれた。
とうとうエリザベスは謁見の席で、「一時的な節電は仕方ないが国民の生活を混乱させ、命や秩序まで脅かすことが正しいと言えますか」と問うが、「責めるべきは私ではなく炭鉱労組の者たちです。4800万ポンドを提示してもOKしない。頑ななのです」とヒース。だがエリザベスは、「頑ななのはお互いでしょう。あなたは鉱員たちの怒りの大きさを見誤い、人として彼らと向き合わなかった、その結果でしょう」と言いきる。

 

チャールズの恋

チャールズがウィンザー公に宛てた手紙を読んだエリザベスは、「チャールズはカミラに本気の恋をしてるようなの。考えないと」と言うが、フィリップは、「本気じゃない、遊びだ。海軍の厳しさを忘れるためだ」と取り合わない。

ディッキー大叔父

チャールズはカミラに気持ちを伝えるが、カミラは、「あなたに恋するはずじゃなかったから混乱している」と言う。

その数日後、士官学校にいるチャールズに会うためディッキーがやって来た。
元気のないチャールズにディッキーは、「司令官がお前の成長に感心してた。父親にも引けを取らないそうだ。もう少しだけ辛抱しろ」と励ますが、チャールズは、「学校は問題ない。カミラだ。本気で好きなのにライバルがいる。ポーカー・ボウルズ。彼女を失いたくない。彼女は運命の人だ。家族を説得するのを手伝って」と頼む。

チャールズがカミラに本気だと知りすぐさま王太后を訪ねたディッキーは、「チャールズが本気になるとは思ってなかった。チャールズを長期の海外任務させる。あなたにカミラの対処を頼みたい」と言う。

それを受け王太后は宮殿にシャンド夫妻、パーカー・ボウルズ夫妻を招く。

気付いた策略

「母に話しがある」と突然バッキンガム宮殿にやって来たチャールズ。
「休暇なの?」と呑気に聞くエリザベスにチャールズは、「カリブで8ヶ月の任務に就くことになった。ボクにはまだその資格はないのに。ボクとカミラを別れさせるために王室の誰かが裏で手を引いてるんだ。何が気に入らないの?家柄のせい?もう我慢できない。大伯父やマーガレット叔母さんのようにボクは引き下がらない」と言う。

ディッキー、王太后そしてアン王女の話し

エリザベスはすぐさまディッキーと王太后を呼び、「あの子が本気なら見守ればいい。私は愛する相手と結婚できた。カミラははじめてチャールズに自信と安心を与えた女性、愛し合うふたりを引き裂くのは賢明じゃない。過去から学んだはず」と言うが、王太后は、「信じて。愛しているから反対するの」と言い、ディッキーは、「お耳に入れたいことがある」と言い出す。

アン王女がバッキンガム宮殿に呼び出された。
両親、祖母、大叔父が揃った状況に、「何事?」と驚くが、チャールズがカミラにプロポーズする気だと聞くと、「いいんじゃない?結婚してもアンドリュー・パーカー・ボウルズがついて回るけど。アンドリューはカミラの本命、チャールズはかなわない。私も彼と関係があった。もう終わったけど。アンドリューは私と付き合うことで思惑どおりカミラを嫉妬させ、私も楽しんだ」とアン。

アンの告白にエリザベスはフィリップとディッキーを退室させると、「どうすればいいの」と問う。王太后は、「カミラとアンドリューの結婚の日取りは決まってる。あとは誰が当人に話すか。あなたは母親として女王としてチャールズに話すべき」と言うが、エリザベスは、「恨みと怒りを買うだけ。私が仕組んだことじゃない。ディッキーに任せる」と言う。
ディッキーはチャールズにカミラがアンドリューと結婚すると伝えた。

チャールズとカミラ

ディッキーからカミラがアンドリューと結婚すると聞き、「驚いたよ。アンドリューを愛しているのか」と問うチャールズに、「複雑なの。ある意味でアンドリューを愛してる。でもあなたと過ごすうちに気持ちが傾いていった。遊びじゃなかった。私の気持ちは本物だった」とカミラ。「それならなぜ別れるんだ?」と聞かれ、「長い目で見れば皆にとってはこの方がいいのよ」と言うしかないカミラ。チャールズは失恋した。

 

結婚25周年パーティー

結婚25周年パーティーでスピーチするエリザベス。
「良いスピーチが書けたか?」と問うフィリップにエリザベスは、「チャールズに同情する」と言うが、フィリップは、「しばらくは家族に裏切られた気になるだろうがいつか目を覚まして忘れる」と言うが・・・。

 

カミラとアンドリューの結婚

1973年7月、カミラとアンドリューは結婚した。

 

感想

ドラマ上、エリザベスはチャールズとカミラの結婚に完全反対ではなかったと言うことのようです。
正直、アン王女がカミラはアンドリュー・パーカー・ボウルズが本命だと言わなければ、良かった気がするんだけど。まぁアン王女も大好きな兄とカミラが結婚するのをよく思っていなかったと言うことかな。

私たちは未来(現状)を知ってるわけで・・結局チャールズはカミラを忘れられず、ふたりは後々結婚、現カミラ王妃となるんですから、チャールズは初恋を貫いたと言えるのかな。
ダイアナさんとの関係はこれから描かれるんですけど、どっちが悪かったのか・・

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