スニーキー・ピート season 1 #1 偽りの始まり

スニーキー・ピート
スニーキー・ピート

加筆修正 2021/04/08 相関図付

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「スニーキー・ピート」とは

監督   :セス・ゴードン、マイケル・ディナー
製作総指揮:ブライアン・クランストン

製作総指揮に「ブレイキング・バッド」のウォルターを演じたブライアン・クランストンが名を連ねてます!
ドラマでもギャングのボスとしても出演。

主役は個性的で以前から注目していたジョバンニ・リビシ。
それだけで、(面白そう)と期待してしまう布陣です。

シーズン1は全10話。
すでにシーズン2の製作が決定していると言う、高評価ドラマです。

<sneaky(スニーキー)>とは、コソコソすると言う意味。
コソコソするピートってことですね。この題名だけでも詐欺師ってイメージが湧きます。

 

#1 偽りの始まり Pilot あらすじ

詐欺容疑での刑期満了が近いマリウス・ジョシポヴィックはこの3年間、同房のピート・マーフィーから、カレの家族の思い出話しを散々聞かされていた。
釈放まであと2日となった日、弟エディに連絡を取ったマリウスは、ギャングのボス:ヴィンスから借金10万ドルの返却を迫れていると聞き、エディから身を隠せと言われてしまう。
そこでマリウスは、あることを考えつくのだが・・・。

 

登場人物チャート(相関図)

#1 偽りの始まり Pilot あらすじ

ある詐欺師(ジョヴァンニ・リビシ)は残忍なギャング(ブライアン・クランストン)に追われている。そこで彼は身を隠すため、刑務所で同じ房にいたピートのふりをして、ピートとは長い間、疎遠になっていた彼の家族の所に身を寄せる。和気あいあいとした家族ではあるが、彼らは問題も多く抱えている。そして詐欺師は自分の問題に加えて、その家族の問題も抱えることになり、危機に直面する。一方で彼は今まで経験したことのない家族の愛情にも触れる

 

まとめ & 感想

刑務所で

詐欺容疑で刑務所にいるマリウス・ジョシポヴィックはこの3年間、同房ピート・マーフィーから何度も幼少期の家族との思い出話を聞かされウンザリ気味。

出所を2日後に控えたマリウスは弟エディに電話するが、「ヴィンス(マフィアのボス)から10万ドルを返せと脅されている。オレが何とかするから身を隠してくれ」と言われてしまう。

絶体絶命のマリウスは、その時、【ピート・マーフィーになる】ことを思いつく。
強盗容疑で収監中のピートはあと2年は出所しない。
マリウスはピートの写真を1枚奪い取り、出所する。

詐欺師の本領発揮

出所後ヴィンスの手下から逃げるために刑務所移動バス(停留所は駅だけ)の運転手に取り入り途中下車。
バーの客に上手く近づくと財布をスリ、ヒッチハイクでピートの祖父母宅へ辿り着いた。

呼び鈴で扉を開けた初老女性にマリウスが、「ピート」だと名乗ると、彼らは疑う様子も見せず、20年ぶりだと偽ピートであるマリウスを家へと迎入れる。
ふたりの名前は、オットーとオードリー。

家族に溶け込むピート(マリウス)

「20年も音信不通だったのはナゼだ?お母さんとは連絡を取ってるのか?」
オットーから聞かれ、ピート(マリウス)は、詐欺師のスキルを使って何とか取り繕う。

祖父母の家には、従兄弟のカーリー(高校生)も一緒に暮らしており、従兄弟のジュリア(子どもがふたりいる)とテイラー(警察官)も頻繁に出入りしていた。
そして家業は「ベイル・ボンド(保釈金立替業)」
仕事を聞かれたピートは、「保険会社の調査員」と説明。
するとオードリーからしばらく滞在して家業を手伝って欲しいと頼まれてしまう。

ジュリア、テイラー、カーリーの母親がピート・マーフィーの母親と姉妹。
ジュリアたちの両親は12年前、ベイル・ボンドの仕事絡みの交通事故で亡くなったらしい
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保釈金立替業(ベイル・ボンド / Bail Bonds)とは
例えば、息子が何かの罪で捕まり拘置所にいるとする。息子を拘置所から出すためには保釈金が必要。
その保釈金を用立てる事業。
保釈金返金の手数料が彼らの儲け。

マリウスは昔の仲間と接触

マリウスがエディ(弟)に連絡を取ると、先日と一転、「問題ないから会おう」とエディ。
しかしマリウスの想像どおり、エディはヴィンスの手下に捕まっていて、マリウスを売るつもりだった。

間一髪で逃げたマリウスは、仲間であるジョセフの店で「ピート・マフィー」の偽造ID(運転免許証)を作成。
その後、公園でヴィンスを知る女性と会う。

ジョセフ、マージョリー(公園で会った女性)、他の仲間【ポーターは老けた。チャーリーは死んだ】と言う情報が。彼らは詐欺仲間なのでしょう。
つまり、過去にマフィアのボス:ヴィンスが関わる”事件”が起こり、マリウスは投獄。作戦が停止中らしい。
ジョセフは、「ID作成に協力する代わりにこれでチャラに」と何やら交渉。
その後、公園で会った女性マージョリーは、「法で復讐できないなら、やるしかない。タークを成功させる」と興味深いことを発言。

家業を手伝うことになったピート(マリウス)

翌日、家業を手伝うことになったピート(マリウス)は、オードリーと一緒に店に出勤。
用立てた客が裁判に出廷しなかったため、”逃げられては保釈金回収ができない”と、男を捜しに行くと言うジュリアン。
オードリーの案で、ピートはジュリアンを手伝うことに。

ジュリアはセオリーどおりの仕事で保釈金を回収しようとするが、ピートは、「もっと良い方法を考えよう」と独自の方法で保釈金回収を手伝いはじめる。
最初はピートの行動に納得できないジュリアだったが、気がつけばピートに乗せられ、無事保釈金を回収した。

マリウスの心の揺れ

夜、夕食のテーブルを囲みながら、ワイワイと今日あった出来事を話すピートの家族を見て、マリウスは自分の過去にない<家族団らん>に、不思議な幸せを感じるのだった。

 

ヴィンスからの条件

マリウスがエディに電話すると、明らかに様子がおかしいエディ。
エディは既にヴィンスの仲間に捕らわれていたのだ。
電話口に出て来たヴィンスは、「1週間で10万ドルを用意しろ。1日遅れたら弟の指を1本ずつ切り落としていく」と冷酷に言い放つのだった。

 

感想

非常にテンポが良いので、マリウスが華麗にスリをはたらくシーンも、ピートと名乗って祖父母に会いに行く大胆な行動も、それを疑いもせずに受け入れる祖父母の態度にも、どんどん好奇心が湧いてドラマに引きこまれました。
1話目で、まだまだわからないパーツや情報がたくさんあるけれど、これがひとつずる明らかになるのも、このドラマの気持ち良さかも知れません。

 

 

 

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