ラロの狂気~
#6 斧と臼 Axe and Grind あらすじ
ジミーとキムはサンドパイパー裁判を和解に持ち込む作戦の仕上げに入る。
ドイツにいるラロは、ガスの秘密を握ると思われる人物と接触する。
相関図
まとめ
ハワード
ハワードは、関係がギクシャクしてる妻シェリルに歩み寄るがシェリルの態度は頑なだ。
ハワードはひとりで基金財団パーティーに出席すると言う妻に、「ジミーとの関係が悪化している。何か耳にするかも知れないが、対処中だ」と説明する。
探偵からジミーについて報告を受けるハワード。
ジミーの行動は特段問題はなかったが、ハワードは、ジミーが銀行から2万ドル(250万円)を引き落としたと聞き、興味を惹かれた様子を見せる。
ジミーとキム
ハワードをハメる作戦
ジミーは獣医カルデラを頼り、何かの薬を処方してもらう。その薬についてカルデラは、「血液検査しても検出されることはない」と言う。
クリフ・メインのはなし
クリフ・メインは、プロボノ裁判で見事な弁護をするキムを絶賛すると、「ハワードとの間にわだかまりはあるか?」と聞く。キムの、「今の私があるのはハワードとHHMのおかげ。恩義がある」と言う気持ちを聞き、「司法改革の活動を支援する基金の設立の話しがある」と話しだしたクリフ。
ジミーはニューメキシコ大学の映画科学生3人を雇い、俳優を調停人カシミーロ風に仕上げていた。
そこへやって来たキム。
「クリフからサンタフェの昼食会に誘われた。上手くいけば支援金を受けられるかも知れない。問題は昼食会が”決行の日”」と打ち明ける。ジミーは、「昼食会を優先するべきだ」と背中を押す。
最後のツメ
ソウル・グッドマン法律事務所の待合室内装を任されたフランチェスカは、【洗練され、品のある雰囲気】に仕上げ、自己満足に浸るが、やってくるのは顧客は粗雑で怪しげな人物ばかり。
そんな中、ジミーからやりたくない仕事を頼まれてしまう。
「合法と思えない」と言うフランチェスカにジミーは、「相場より高額の給料を払ってる。要求されることも高くなって当然だ」と言うと、HHM法律事務所にサンドパイパー調停の件について問い合わせするよう言う。フランチェスカは、調停の場所(HHM)とダイヤルインで調停に参加できる暗証番号をゲット。
いよいよ明日が決行日と迫った夜、ナーバスなキムに、「何も抜かりはない」とジミー。
ジミーはキムを誘い、HHM事務所のビルが見える公園で、「明日に乾杯」する
決行日
キムをサンタフェの昼食会に送り出したジミーはその足で、祝杯のためのテキーラ”サフィロ・アネホ”を買うためリカーショップへ行くが、そこでレジに並んでいる調停人カシミーロを見て驚く。
カシミーロは左腕を骨折していたからだ。
慌てたジミーは移動中のキムに電話し、「マズイことが起こった。カシミーロが左手を骨折してギプスをしてる。今日は一旦やめ、別の日に決行しよう。キミはサンタフェに集中してくれ」と言うが、キムは、「いいえ、決行するのは今日よ」と言うと、Uターンして戻りはじめるー。
マイク
そもそもマイクの存在が気に入らないタイラスは、ラロ対策の警備について、「アラメダ通りの警備は不要だろ」と意見するが、「ボスがオレに不満なら直接言えばいい。お前がオレに不満なら今聞こう」とマイク。
実はアラメダ通りには亡き息子マティの妻で、義娘ステイシーの家があるのだった。
マイクはテネシー出張中と偽り、毎夜同時刻に玄関前で天体観測するよう頼み、電話しながらそれを確認しているのだったー。
ラロ
ラロは薪割りをしている男に、ドイツ語で挨拶するが、男は私有地にズカズカと入ってきた男を警戒、斧を持って小屋に逃げ込む。
銃を構え男を追いかけたラロだが、不意打ちをくらい倒されてしまう。
「何者だ?」と言われ、名前を名乗ったラロは、「フリングの件で来た。アイツが何を造ってるのか教えてくれ」と言い、隙きを突いて反撃。斧を奪い、男の足を斬り落とすと、「話すことがある」と言うー。
感想
次のエピソードがIMDb 9.9なものだから、それが気になって気になって・・・(笑)
ジミーとキムが画策するハワードをハメての、”サンドパイパー裁判を和解に持ち込む作戦”の最終章はどうやら調停人カシミーロ元判事が大きく関わっているらしいですね。ジミーが大学生に任せていたのは、俳優をカシミーロに仕立てたと言うことらしいですね。
「ベター・コール・ソウル」シリーズの後半は、ラロの半端ない凶暴性が良いインパクトを与えてると思う。ラロ、マジでイッちゃってるもん。
森の中に住んでいた男って、問題児だったカイかな?
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