<あらすじ>
グレゴリー・ハウスは病名が解明されず、治療方針が確立できない患者の病気を診断する「診断医」。
しかし偏屈な上に極度の診察キライ。生死に関わる重大な局面でさえ、およそ医者とは思えない悪態の数々を繰り出し、患者とのトラブルが絶えない。そんな言動は、若い優秀な医療専門家たちである三人の部下、チェイス・キャメロン・フォアマンや、親友である腫瘍学の専門医ウィルソンに対しても同様に向けられる。
原因を突き止めるためには危険な医療行為も辞さず、白衣を着ないなどルールに捉われない彼の態度は、病院の経営者で上司のカディにとっても頭痛の種。その上、ハウスは左足を患っており、痛み止め中毒症という問題も抱えていた。しかし、患者の命を救うためならどんな手段もいとわず、天才的な頭脳と独自の視点で次々と難病を治していく彼に、半ばあきれつつも同僚たちは絶大な信頼と尊敬の念を寄せている。
<感想>
数ある医療ドラマの中で、救命救急病院(ER)や外科医、手術シーンがないドラマはめずらしいと思う。いわゆる劇的でドラマチックな演出がしにくい内科的治療の中で、難解な病気と正面から斜めから向き合うスタイルは医学パズルのよう。斬新な謎解き医療ミステリーと言えるだろう。
主役のヒュー・ローリィは見ているとムカツクぐらい偏屈なハウスを演じているのに、ナゼかラストにはハウスに魅力を感じてしまう。これは役者の演技力によるものなのだろうか?
現在(2009年現在)シーズン3までFOXで放送され、USAではシーズン4を放送中。
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