ラスト・キングダム 3 # 4 (相関図)

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引っ掻き回すのはいつもエゼルウォルドかも。

 

# 4 あらすじ

ウートレッドはエセルフリーダを助けるため修道院へと向かう。
アルフレッドは息子エドワードに王としての責務を果たすよう迫る。一方ラグナルたちは南に行軍を開始するが、裏切りを企てるものが・・・。

相関図

まとめ

ダンホルム(現ダラム) ノーサンブリア王国

【3話より】
ウェセックスを攻めることができないウートレッドは従者(フィナン、シトリック、オフファース)と共に、ウェセックス襲撃には加わらず、エセルフリーダを助けにいくと宣言。兄ラグナルは、「今度もオレを裏切るのか?ならば父が与えた名を返せ、”ラグナルソン”を名乗るな。もうオレの弟ではない」と言い、予言者スケードを返せと主張する”血染めの髪シグード”に、「決着をつけるが良い」とどちらかが死ぬまでの決闘を命じる。
ウートレッド vs 血染めの髪シグードの決闘

予言者スケードのために、命を賭けた決闘がはじまる。
デーン人たちが見物する中、”デーン殺し”の異名を持つウートレッドが戦うことは不利だった。足を引っ掛けるもの、剣を奪うものまでいてベオッカは、「フェアじゃない」と抗議するが、ラグナルは意に介さず、逆にブリーダは、「裏切り者は殺してしまえ!」とシグードを煽る。
だがウートレッドはフィナンのアシストで剣を取り戻すと、斬りかかり、シグードを倒し馬乗りになると、トドメを刺そうとする・・・・

だがそれを封じたのはラグナルだった。
「どちらかが死ぬまで戦う約束だ」と言うウートレッドとシグードにラグナルは、「ウェセックスとの戦いの前に兵を失えない。だが戦場で会ったら容赦なく殺す。女を連れて立ち去れ」と砦の門を開く。

納得できず、「ウートレッドを殺して」とブリーダ。
シグードは予言者スケードに、「ウートレッドの呪いを解くな。お前の予言はオレのものだ」と言うが、スケードは、「お前はウートレッドに2度も負けた。私はウートレッドのものだ」と言い、ウートレッドと立ち去る。

エゼルウォルドとラグナルの哀しみ

この状況にエゼルウォルドは、「どうしてウートレッドを行かせた?アルフレッドの元へ帰ってしまうぞ。ヤツを殺すべきだった」と抗議するが、弟ウートレッドに裏切られた悔しさ、悲しさで、「お前がこの騒動のきっかけを作ったんだ。お前こそ生かしておく理由がない」とラグナル。するとエゼルウォルドは、「皆を集結させた。サクソン人を惑わすこともできる」と自分の価値を主張しはじめる・・・

その態度にラグナルの怒りは頂点に、「お前は人をそそのかす汚いヤツだ」と叫ぶと、ボコボコに殴りかかる。
見かねたクヌートが、「恨むならウートレッドだ、アイツが裏切ったんだ。こんな男は放っておけ。オレたちにはやることがある、あんたはリーダーなんだ」と仲裁に入る。
ラグナルは仲間に、「準備ができ次第行軍する」と宣言する。

クヌートは殴られ倒れているエゼルウォルドに手を貸すと、「お前は正しい。ウートレッドを生かしたのが間違いだ。ヤツの弱さだ」と言う。

ラグナルは、「時が来た。できぬことなどなにもない。歴史を塗り替えるのだ」と兵士を鼓舞すると、大軍を率いてダンホルムを出発する。

 

ウィンチェスター  ウェセックス王国 ①

ヘステンの情報

表向き、アルフレッドと同盟を結んでいるヘステンは、「ダンホルムへ”血染めの髪”を連れて行ったが、エゼルウォルドとウートレッドがいた。ラグナルは健軍し、1つの大軍で冬が来る前にウェセックスに進軍する気です。陛下も行軍し途中で迎え撃つべきでは」と助言する。

甥のエゼルウォルドが父王と祖国を裏切るとは思っていなかったアルフレッドはショックを受けるが、王妃エルスウィズは、「死刑に値する」と言う。

アルフレッドは、ピヤリグ神父にエセルレッドへ、【北から軍が攻めてくる。共に対抗すべき】と言う書状を届けるよう命じる。

書状を受け取ったエセルレッドは、「デーン人が迫っているなら打つ手は1つです。王に加勢しマーシアを守るしかない」と進言するアルドヘルムの言葉に従い、エゼルウォルドとの約束を反故にし、アルフレッドに加勢することを決める。

 

ウートレッドの選んだ道

ウートレッドはスケードを連れ、従者とエセルフリーダが身を隠している”ウィンチェルカムの修道院”へ向かうことに。ベオッカとテューラはウィンチェスターに戻ると言う。
「エセルフリーダを助けるまで死ぬな。姫は王と国にとって大切な人だ」とベオッカ。テューラは、「これから先もあなた私の兄よ」と伝え、別の道へ。

 

ウィンチェルカム(現ウィンカム) マーシア王国

エセルフリーダが身を隠す修道院にデーン人の集団がやって来た。
エセルフリーダは剣を抜き、その時に備えるが、やって来たのはウートレッドと従者だった。

「来てくれると信じてた」とエセルフリーダ。
エセルフリーダは予言者スケードについて、「信用できないものに気を許すべきじゃない、邪悪な女だ」と苦言を言うが、ウートレッドは、「今はあなたを助けることが先決だ。父上のところへ戻るのです。今、デーン軍がウェセックスに向かって進軍してる。ヘステンも加わった。まだあなたを恨んでいる。オレはあなたを守りきれない。デーン人とは戦わない」と言うが、エセルフリーダは、「来てくれたことで十分です。私は自分の邸宅に戻り夫とデーン人たちと戦う」と言うと突然ウートレッドにキスし去ってしまう。

が、それを見ていたのはスケード。
スケードは、「迷うな、姫をウェセックスに送り届けたらデーン人の元へ戻れ。それがお前の道だ」と言うが、「戻れるワケがない」とウートレッド。だがスケードは、「予言者の私が助ける。私を拒めばお前も、お前の愛する人々が苦しんで死ぬことになる」と言うとキスをする。

やって来たヘステン

ある日、修道院にヘステンが仲間を連れてやって来た。その数50人ほど。
ウートレッドが修道院にいると知らないヘステンは、エセルフリーダの護衛を人質に取り、「エセルフリーダを出さねば、順番に護衛を殺す」と脅し始める。

ウートレッドは修道院長に、「ここには修道女だけで姫も戦士もいないと言ってくれ。姫と修道女、そしてオレたちを助けて欲しい」と頼む。
修道院長は躊躇のうちその役目を引き受けると、「酒と食べ物は提供するが、銀はありません。エセルフリーダもいない」と言うが、「エセルフリーダ姫を今すぐ渡せ」とまたひとり人質を殺害するヘステン。

修道院長はたまらず、「罪なき人を殺さないで。代わりに私が人質になる」と言うが、修道院長は槍で射られて殺されてしまう。
ヘステンは、「姫さんよ、お前のせいで何人も死んだ。エーリクもお前のせいで死んだ、あと何人死んだら気が済む」とエセルフリーダを追い詰めると、修道院に侵入する。
それを迎え撃つのはウートレッドたち。

修道院にウートレッドがいると知ったヘステンは一旦仲間を修道院から引かせると、「正面ドア以外すべて封鎖しろ」と命じる。

木造の修道院に閉じ込められたウートレッドたち。
エセルフリーダは、「これ以上の犠牲は出せない」とヘステンの前に出ると言うが、「行けばヤツらに殺される、弱気になるな」とウートレッド。

交渉

修道院に閉じ込められたウートレッドはスケードをヘステンと談判するといい、「見捨てるんじゃない、必ず迎えに行く。生き抜くためだ」とスケードを差し出すことを決める。スケードは、「姫のためか?迎えに来るまでお前を呪うぞ」と言うが、ウートレッドは意見を変えない。

ヘステンは、「エセルフリーダなしで帰らん、姫をもらう」と粘るが、「姫を差し出すつもりはないが取引だ。予言者のスケードをお前にやる。その代わりここから立ち去り、二度と戻らないと約束しろ」とウートレッド。
ヘステンは、「お前の女じゃない、血染めの髪のものだ」と言うが、「それは私が決めること。血染めの髪はイングランドを治められない」とスケード。

ウートレッドは、「スケードはアルフレッド王は戦死すると予言してる。コイツを側におけばきっと良いことがある」と交渉。ヘステンは交渉を受け入れた。
スケードは、「あんたを再び呪う、苦しみ弱る」と言う言葉を残し、ヘステンのものとなった。
シトリックはウートレッドに、「命を握られましたね」と言う・・・

 

ウィンチェスター  ウェセックス王国 ②

アルフレッドの決断とエドワード王子

デーンの大軍がウェセックスに向かっていると聞き、7日以内に行軍を決めたアルフレッドは、息子エドワードの問題を片付けるため、修道院から呼び戻すが、「私は神の前で誓った。もう妻はいる」と変わらぬエドワード。
するとアーケンウォルド司祭が、「王子の結婚相手は自ら修道女となりました。よって王子との婚姻は解消されました」と言い出す。エドワードは、「あり得ない。彼女と会わせて欲しい」と言うが、「私が望んで王になったと思うか?望んではいない。だがウェセックスの王位は何より重要だ。その前では人の気持ちなど何の意味もない。お前はエルフレドと婚約しいずれ結婚する。誓いを立てるのだ」と許さない。
エドワードは双子の子どもたちのことを心配するが、「だからこそ同盟を結び戦いに勝たねばならん。でなければ、子どもは奴隷にされ、女はデーン人の慰み者にされる」とアルフレッド。その言葉に、「わかりました」と誓いを立てるエドワード。

エドワードの妻エジュウィンは修道院へと連れて行かれ、双子は教会の子として育てられることに。
エセルヘルム

アルフレッドに呼ばれ、ウィンチェスターへとやって来たのは、富と兵力を持つ領主エセルヘルム。
アルフレッド王は、体調不良を気づかれまいと宮中外に宿を用意するが、エセルヘルムは、「宮中に部屋を用意されず心外だ」と意見する傲慢さを見せる。

改めて宮中の教会にエセルヘルムを呼んだアルフレッドは、王子エドワードとエセルヘルムの娘エルフレドと婚約が近いことを匂わせ、「戦が近い。デーン軍がウェセックスを襲撃しようと南に行軍している。あなたの領地も危ない。まずは神に祈ろう」と提案する。

 

進軍するデーンの大軍

クヌートの企み

ラグナルは、アルフレッド軍を見張るため先陣隊を出すことを決め、血染めの髪シグードに伝えるよう言う。

このところ毎夜、他の女を抱いているラグナルを見かねたクヌートは、「キミをコケにしてる」と言うが、ラグナルは息子が欲しいからだと庇うブリーダ。クヌートは、「オレはお前と寝たいと思ってる」と気持ちを伝えるが、相手にされない。

クヌートは、ラグナルの伝言(先陣隊を出すこと)を血染めの髪シグードに伝えると、「ラグナルがウートレッド最後まで戦わせなかったことは間違いだ。スケードはお前の女だ」と言う。
その言葉を訝しむシグードは、「従兄弟を悪く言うのか」と言うが、「従兄弟でも信頼はできない。見張りの先陣隊にはメッセンジャーの役目もしてもらおう。オレたちだけの軍を作ろう、乗るか?」と持ちかける。

クヌートは、「スピードが遅いし休んでばかりだ。ラグナルがリーダーでいいのか?裏切り者のウートレッドの兄にこの大軍を任せていいのか」と不満を口するエゼルウォルドに、「ラグナルは父親の仇討ちをするためだけに生きてきた。だからキャルタンを殺し目的を失ったんだ。だがラグナルはお前が兄弟の仲を裂いた。アイツはお前を殺すぞ、すぐにな」と脅す。

刺客エゼルウォルド

野営地で、血染めの髪シグードの軍勢がウーズ川に着いたのを確認したラグナルは、「明日からペースをあげる。ヘステンは約束を守って加勢するだろう。まずは東から攻め込む。戦法を決めるのは戦地を見てからだ」とクヌートと血染めの髪シグードに確認すると、女を抱きに行く。

クヌートから、【お前が兄弟の仲を裂いた。ラグナルはじきにお前を殺す】と言われたエゼルウォルドは、「キミに言われたことをずっと考えてた。ラグナルに殺されるならオレが先に殺す。寝込みを襲う」と言い出す。
実はクヌートは、エゼルウォルドを使いラグナル殺害を企てていたのだ。クヌートは、「それなら今夜やれ。やりおおせたらオレがお前を守ってやる」とエゼルウォルドをけしかける。

その夜、エゼルウォルドはラグナルのテントに忍び込むと、一緒に眠っていた女を短剣で殺害すると、ラグナルを滅多刺しにして殺害、痴話喧嘩の果ての殺人事件に見せかけテントを後にする。

感想

エゼルウォルド、ポイント、ポイントで良い役目を果たしてるなぁ~。
エゼルウォルドはダークホース。
ラグナルじゃないけど、エゼルウォルドが引っ掻き回しているし、中途半端に勇気と行動力がある。
ウートレッドの言葉どおり、ウェセックスを襲撃する以前に、仲間割れしまくっているデーン軍は、ウェセックスに勝てると思えない。
マーシア軍はエゼルウォルドを裏切り、アルフレッド王に加勢を決めたようだし、ヘステンは、様子を見て勝ち馬に乗りそう。ブリーダはラグナルを殺され、どうでるか?
ウートレッドはエゼルウォルドが兄を殺したと知れば、間違いなく敵を討つでしょうからエゼルウォルドの最期はウートレッドに殺害されることが決まったようなもの。

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