思いもかけないドラゴン(ヴァーガー、メレイズ、サンファイア)三つ巴戦となった4話。
その後のエピソードと、終盤に向けてのエピソード内容です。地図あり
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#5 摂政 Regent あらすじ
深山鴉の巣(ルークス・レスト)城の戦いから帰還したクリストンは、勝利を誇示するため、隊列を組み赤の王城(レッドキープ)まで行進するが・・・。
デイモンは挙兵するために、ウィレム・ブラッドウッドに協力、ドラゴン(カラクセス)でブラッケン家に黒装派に屈服するよう説得する。
相関図
まとめ
王都
勝利の帰還
深山鴉の巣(ルークス・レスト)城の戦いから帰還したクリストンは勝利を誇示しようと、「しかと見よ!エイゴン王が討伐された」と触れながら、ドラゴン(メレイズ)の首を引き、赤の王城(レッドキープ)までを練り歩くが、民衆は歓声をあげるどころか、ドラゴンの斬首を不吉なものとし、「悪い兆しだ」、「レイニラに復讐される」と静まり返る。そんな民衆の反応に不満気なクリストン。
瀕死のエイゴン王
エイゴンは瀕死の状態で帰還した。
皮膚に張り付いた鎧を剥がされ血が流れる痛々しい様子にアリセントは、「息子は死ぬの?」と動揺するが、エイモンドは、「代わりの統治者が必要だ」と一言。
アリセント
エイモンドの様子から、”何かがあった”と直感したアリセントは、「王に何があったの?」と、クリストンに問うが、「勇敢に戦われました」と答えるだけ。しかし、「エイモンドは何をしたの?」と言う問いには、「何も言えません」とアリセントの目を見ようともしなかった。
摂政
小評議会でグランドメイスターは、エイゴンの容態(全身に重度のやけど、多数の骨折、昏睡状態)を報告。
それを聞いたアリセントは、自分が摂政として統治すると言うが、参議たちのほとんどが、「戦時下の今、エイモンド王子が統治するべき」と言い出す。
しかも味方のはずのラリス公は、「エイモンド王子が適任。レイニラを断じる立場で女性を擁立できない」と言い、王の手クリストンまで、「継承順位はエイモンド、カレが適任」と発言。
エイモンドは、「決まりだ」と言うとエイゴン王の椅子に座り、早速会議を進行させる。
アリセントは身勝手なエイモンドへの怒りを抑えるのに必死だった。
エイモンドは多くの民衆が、貧困を理由に王都を去ろうとしていると聞き、王都の門の閉鎖を指示する。
アリセントとクリストン
自分を裏切ったクリストンへの怒りが収まらず、「あの子の本性を知ってるはず。あなたの忠誠心は夜だけ?私を切り捨てる気ね」と責めるが、クリストンは、「戦場で見た。もうドラゴンの戦いだ。騎竜者が率いるべきだ。それがキミを守ることになる」と答える。しかし納得できないアリセント。
騒ぎ出す民衆
どれだけ待っても王からの支払いがない鍛冶屋の妻は、「食料がないし、盗みが横行してる。町を出よう」と提案。しかし、王都の門は閉じられてしまい、民衆は外に出られなくなってしまう。
「ゲートを閉めた。エイモンド摂政王子の命令だ」と言う兵士の言葉に、「エイモンドが統治するのか?」「肉をよこせ」「食料を出せ」と騒動が起こる・・・
兄と弟、そして妹
鉄の玉座を見つけるエイモンドに、妹であり兄嫁のヘレイナは、「それは代償に見合ってる?」と一言。
その夜、危篤状態だったエイゴンの意識が戻るー・・・
ドラゴンストーン城
軽視される女王
クリストン軍にダスケンデールと深山鴉の巣(ルークス・レスト)城を陥落させられた上、レイニスが死に、黒装派最大のドラゴン(メレイズ)まで失った状況にアルフレッドは、「女王は女性です。戦略を練るには向いていない」と無礼な発言までする始末。
レイニラは、コールの攻撃に備え守備隊を置くと言うが、「城を陥落させられた報復はどうするのか」「ヴァーガーも戦いで疲弊している今、王都を攻めるべきだ」と口々に意見をし、戦略さえ決まらない。
ミサリアの存在
参議たちがレイニラが女性であることを理由に軽視していることを嘆くレイニラにミサリアは、「クリストン・コールは過ちを犯した。ドラゴンの頭部を戦利品のようにひけらかし、民は不吉な前触れだと言ってる。食料もなくエイゴン王も倒れた。ヴィセーリス王の時代は平和だったと皆が思い始めてる。民の力を侮らないことです。不満を持った民は噂に食いつく。ご自分でできぬことは他のものに任せるのも戦法のひとつ」と進言、自分の部下エリンだを王都へと送る。
レイニラの覚悟
覚悟を決めたレイニラは、「これをお祖父様に渡して欲しい。支えが必要」と”王の手”の印をベイラに託す。
その後レイニラはサー・アルフレッドを呼ぶと、「あなたの言うとおり、デイモンの挙兵待ちをしていた。だからハレンの巨城へ出向き、デイモンの意図を探って来て欲しい。夫に、”最後の会話はまだ終わっていない”と伝えて」と送り出す。
高巣城(アイリー城)
アリンの谷に位置し、細い道でしか繋がっていない城は、その立地条件から”難攻不落”と言われている。アリン家の城。
レイニラから、三男ジョフリーを谷間(ヴェイル)のジェイン・アリンの元へ送り届けたレイラは、女王レイニラとの約束(ドラゴン1頭を譲る代わりに1万5千の兵を出す)を守って欲しいと言うが、「孵化したての2頭じゃ猟犬の方がマシ」と言い、約束を反故にしようとする。
ジェイス
黒装派劣勢の状況にジェイスは、母レイニラに内緒で南進して来るスターク軍を直接河川地帯(リヴァーランド)に入れる交渉をするため双子城へとドラゴンで飛ぶ。
フレイ家の要求は2つ。
●ドラゴン:ヴァーガの脅威から守って欲しい
●ハレンの巨城の城主にして欲しい
ジェイスは条件を呑む代わりに、女王に忠誠を誓うよう要求する。
母と息子
城へ戻ったジェイスは、「フレイ家は戦いのあと、ハレンの巨城を渡すことを条件に忠誠を誓った」と報告、レイニラは、「よくやった」と褒めるが、その態度は怒りに満ちていた。
「なぜ怒っているのです?」と聞くジェイスにレイニラは、「大勢の命が危険に晒されているのに何もできない。脅威はエイモンドとヴァーガ。いずれ私が戦うことになる。もっとドラゴンが必要」と。
ターガリエン家には、ヴァーガと戦える成長したヴァーミサー、シルバーウィングがいたが、問題は乗り手がいないことだった。
するとジェイスは、「歴史書に書かれたことが真実とは限らない。我々の血筋の者、嫁いだ者や落し子がいる」と言い出す。レイニラは系譜を探ることに。
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コアリーズ公
妻レイニスの死に悲嘆している祖父コアリーズに孫ベイラは、「女王が”王の手”に指名された」と言うが、「妻の命を持ってしてもまだ足りぬのか。我が家は十分尽くした」とそれを固辞するコアリーズ。
ベイラは、「お祖母様はターガリエン家のために自ら戦いに望み、ドラゴンの炎で名誉と共に死んだ。母上と同じよ、私もふたりと同じ死に様を選ぶ。私はお祖母様の代わりにレイニラが玉座に就くのを見届ける。お祖父様は好きにすれば良い」と言い立ち去る。
その後コアリーズは、王の手を受ける決意をする。
ミサリアの密偵
王都に着いたミサリアの使い”エリンダ”は、弱みを握っている兵士を見つけると、「古い友に会いたい」と言い、王都にこっそり入れてもらうと、ある家を訪ねる。
ハレンの巨城
ブラッケン公
「ブラッケンの軍隊をドラゴンで焼き尽くしてくれれば軍を出す」と言うウィレム・ブラックウッドとの約束を果たすため、デイモンはドラゴン(カラクセス)で威嚇し、「エイゴンを王位簒奪者だと認め、オレにひざまずくか、一族ごと燃えるかだ」と迫るが、ブラッケン公は、「それなら”死”を選ぶ」と言い切るが、デイモンは刃向かったブラッケン公を”ドラカリス”で焼き殺しはしなかった。
ブラックウッド公は手を下さなかったデイモンを責めるが、「欲しいの死体じゃなく軍隊。ヤツらは服従するより死を選んだ。気概がある。駆け引きするんだ。王族が表立ってできぬこともお前にならできる。容赦なくやれ」とブラッケンの弱みを突くよう促すデイモン。
デイモンの策略
デイモンがブラックウッド公に命じたのは、ブラッケン家の妻子を連れ去り、助けたければ服従しろ、と脅迫する方法だった。
アリスは、「あなたのやっていることは罪なき人々に対する犯罪。あなたを憎み、仕方なく従う兵士が欲しいのか」と批判するが、デイモンは、「これは河川地帯(リヴァーランド)全体への見せしめだ。エイゴンは助からん。エイモンドが王では皆が苦しむ」とデイモン。
しかしアリスから、「すべて女王の許可を得ているのよね?」と問われたデイモンは、「彼女は王座を継承できん。支持者たちは力を求め男を頼りにする。オレが王都を獲ったらレイニラを隣に迎え、王と女王で共同統治する。負けた死ぬだけ」と本音を見せる。
そんなデイモンにアリスは、「母親を知らないあなたは悲しい人」と言い放つ。
そこへサイモン・ストロングが、「ブラックウッド家がブラッケン家を制圧し、忠誠の誓いを立てました。ブラッケン家はエイゴン様のものです」と吉報を知らせた。
策略の失敗
だが真夜中、河岸の諸侯らが、「急ぎの用がある」と謁見にやって来た。
「王を叩き起こしたからにはよほどの理由があるんだろうな」と凄むデイモンに諸侯らは、「ブラッケン領にある聖堂(セプト)が次々に破壊され、畑、農場は荒らされ家畜は盗まれ、小作人が殺された。無力の女、子どもを襲うなど野蛮人の所業。ブラックウッド家は王家の争いを利用し、積年の復讐をしている。このような戦いに名誉はない。ブラックウッドはターガリエンの旗(黒地に緋龍)を掲げているぞ」と訴える。
想定外の状況に言葉を失うデイモン。
諸侯らは、「何を言っても無駄のようだな、幼子の命を奪えと命じるような男だ」と言うが、「オレではない。誰がそんなウソを流している」とデイモン。
だがその見苦しい言い訳に諸侯らは、「ウソではない。王土中が知る事実だ。ドラゴンがいようが我々は暴君の旗など掲げない」と去ってしまう。一気に形勢が逆転してしまったデイモン。
感想
今回は今後戦うだろうドラゴン対決に向かう前哨戦と言う内容でした。
イマイチ面白みにかけたけど、きっと次は面白くなるハズ(期待)
てっきりエイゴンは死んだと思っていましたけど、死んでませんでした。
むしろ意識を取り戻してたので、エイモンドがヴァーガのドラカリスでエイゴンを殺害しようとした事実が明らかになれば、大きな問題になるかも?
王都はエイモンドが王になることを良くは思っていないようだし、挙兵しようとしたデイモンも失敗、これで一気にレイニラ女王は優勢になるか?ってところですよね?
ところで、ドラゴンライダーは他にいると言う話し。
少なくともヴァーミサー、シルバーウィングの2頭がいるので、ふたりは必要。
そのうちひとりは、鍛冶屋の主人じゃないか?って気がしますが・・・(シルバーヘアーだし)
ウェスタロスの地図を見つけたので、ここに貼っておきます。
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