シーズン最終話です。
この記事を書いている現在、シーズン3の予定は未定です
主な登場人物
キャスト名 | 説明 |
---|---|
セレステ・ライト | 元弁護士 双子のマックスとジョシュの母親 ■夫ペリーは事故で死亡 (シーズン1で) |
マデリン・マーサ・マッケンジー | 元夫はネイサン 彼との間に娘アビゲイル(高3)がいる 現夫はエド、娘クロエの母 不動産の仕事を始めた |
ジェーン・チャップマン | シングルマザー 息子ジギー 水族館で仕事を始めた ある男に誘われデートを楽しむが、レイプされる。 その後妊娠が発覚。 その男がセレステの夫ペリーだった |
レナータ・クライン | 仕事で成功しているワーキングママ。 夫ゴードン 娘アマベラ 小1の時、同級生からイジメを受けていた セレステの息子マックスだった |
ボニー・カールソン | 夫ネイサンは、マデリンの元夫 娘スカイ ペリーの事故に絡んでしまった |
メアリー・ルイーズ・ライト | セレステの義母 ペリーの母親 息子を亡くし、真相を知ろうと動く |
ネイサン・カールソン | ボニーの夫 マデリンの元夫 |
エド・マッケンジー | マデリンの夫 |
ゴードン・クライン | レナータの夫 |
コーリー・ブロックフィールド | 水族館スタッフ ジェーンの同僚 |
アイラ・ファーバー | メアリー・ルイーズの弁護士 |
ケイト・リッチモンド | セレステの弁護士 |
ジョセフ・バッチマン トリー・バッチマン | 演出家 マデリンの浮気相手 ジョセフの妻 |
#7 私は知りたい I Want to Know あらすじ
自らメアリー・ルイーズの証人尋問をすることを選んだセレステは、あるものを証拠に出す決断をする。
マデリン、ジェーンはそれぞれ、未来について考える。
そしてボニーは大きな決断をする。
まとめ
セレステが見つけたもの
いつものようにペリーを懐かしみ幸せだった頃の動画を見ていたセレステは、ある動画を見つけて驚く
レナータ
カフェで偶然鉢合わせしたレナータに「ご機嫌いかが?」とメアリー・ルイーズ。
レナータは、「私たちはイラついてます。素晴らしい母親が厄介で残酷な裁判に巻き込まれたことを、みんな心配してる」と言う。
するとメアリー・ルイーズは、「優しいのね。頼れる友がいてセレステは幸せよ。彼女もひとりで抱え込まずにいれば病まなかったのに」と言う。
「彼女は病んでません。シングルマザーで双子を抱えて立派にやってる」とレナータ。
するとメアリー・ルイーズは、「だから彼女にも家政婦やナニー(子守)を雇えばと勧めたの。だけどナニー(子守)を雇えば面倒だって・・」と言い出す。
その言葉はレナータの怒りに火をつけた。
「専業主婦は皆、私の生き方を批判する。仕事をするだけで育児放棄って。勝手に決めつけないで。私はずっと家族と子どもを優先してきたの!」と言い放ち店を出た。
裁判:メアリー・ルイーズの証人尋問
ケイティは、自ら尋問するセレステを心配するが、「私は義母をよく知ってる。あなたより勝ち目がある。反撃する」と言う。
証言台に立ったメアリー・ルイーズにセレステは証人尋問をはじめるー。
セレステは、「私は悪い母親だと思うか?」と問う。
「献身的な良い母親だと思っていた。でも私は見た。マックスを突き倒すのを。睡眠薬を飲んでパジャマ姿で運転し、衝突事故も起こした。あなた病気だと今は思ってる。ツラい目に遭ったのだから仕方ないが、そんな危険は環境に孫をおいておけない」とメアリー・ルイーズ。
セレステは、メアリー・ルイーズが、児童保護局に通報せず、暴力を見たのは1度だけだと言い、「あなたも息子にカッとなり、事故を起こしたことがあったハズ。レイモンドの死の一因はあなたの癇癪なのでは?」と切り込む。
それは、メアリー・ルイーズが一番触れて欲しくない過去の事だった。
「なんてことを聞くの?」メアリー・ルイーズは言って思わず立ち上がるが、判事に着席するよう促される。
セレステは続けて、「息子を守りたいだけです。あなたが息子たちをクルマに乗せた時、癇癪を起こしたら・・・と考えただけで怖い。私はただ子どもたちを守りたいだけです。本件の争点は、子育て。養育方針も論点のひとつです。あなたは事故が起きたのは、ペリーのせいだと責めましたか? ”あなたのせいでお兄ちゃんが死んだ”と言いましたか?ペリーは、あなたから精神的な虐待を受けていた。あなたはペリーを蹴ったり叩いたりしませんでしたか?」と責めるように尋問を続けるー。
「ウソよ、全部ウソです」パニックになるメアリー・ルイーズ。
判事は、「この話しは、本件の審理内容と関係ない」と指摘するが、「私は夫から精神的、肉体的に激しい虐待を受けました。多くの場合、虐待の加害者は元々被害者でもあります」とセレステ。
「ウソつきね。あなたたちのセックスに暴力が必要だったとしても、あの子は虐待なんかしない」とメアリー・ルイーズ。
セレステは傍聴席に座るジェーンを指し、「彼女がペリーからレイプされたことは確かな事実」と主張するが、メアリー・ルイーズは、「誤解してるのよ。多少荒っぽいセックスだったかも知れないけど、それはセレステと同じようによろこぶと思ったのかも」と言う。
続けてメアリー・ルイーズは、「孫たちにパパを信じていて欲しいんです。だけど、ママがウソを言ってたなら無理よ。レイプしたとか虐待したとかね。被害者は息子よ。あの子じゃない」と言い放った。
傍聴席のジェーンは、「ウソでしょ・・」と呟く
セレステは、動画を再生する。
そこには形相を変えたペリーが、セレステを暴行する有り様が映っていた。
「息子たちが撮った動画です。メアリー・ルイーズ、あれがあなたの息子です」とセレステはハッキリと言った。
裁判のあとで
メアリー・ルイーズ
夜、セレステの自宅にやってきたメアリー・ルイーズ。
「ナゼウソをつくの?ペリーを虐待したなんてあんまりだわ」と訴える。
「ペリーから聞きました。カレがウソをつくと?」とセレステ。
メアリー・ルイーズは、「あの動画に映ってた人は、誰だかよくわからなかった。あなたは子どもたちに先立たれなきゃ良いわね。あなたには耐えられないわ」と言い出す。
「淋しいからって子どもたちを取らないで」セレステはそう言ってドアを閉めた。
マデリンとセレステ
マデリンはセレステを立派だったと言い、友だちとして気づかなかったことを謝った。
「子どもたちをあんな家に住まわせていたのよ。あんなところを見せてたの。あんなに色々見られてなんて知らなかった。私は良い母親じゃないのかも」と言うセレステにマデリンは、「完璧な母親なんていない。ここまで耐えてきたのよ。子どもたちを守って」と励ます。
しかし後日、「あなたが前に言った ”このウソをいつまで抱え続ければいいの?” って、そのとおりだと思う。私が最初にウソをついたからよね。私が言い出して、皆が合わせたの。あのウソのせいで皆が心を蝕まれてる。私もよ。それに友情にも綻びはじめてる」と言う。
セレステは、「このウソは、友情の証よ」と言う。
ジェーン
ジェーンはコーリーに、「嫌ってるワケじゃないの。あなたに色々背負わせたくないの。私と関わらずに、人生を楽しんで欲しい」と言うが、コーリーは、「キミといる今が楽しい」と言い、ふたりはキスをした。
マデリンとエド
自宅でボクササイズをはじめたエドを見て、「それは私を殴ってるつもり?あなたの気持ちを教えて欲しい」とマデリンは言う。
エドは、「結婚したあの日から、キミは変わった。ボクもだ。だから、もう一度結婚の誓いをやり直そう。今度こそ誓いを守るんだ。すべてを水に流すのではなく、新しく船出するために」と言う。
マデリンも「そうしたい」と頷いた。
ボニー
父親に代わって母の付き添いに来たボニーは、眠り続けているエリザベスに「愛してるわ。ようやく言えたわ」と気持ちを伝え、母の隣で眠る。
すると奇跡が起きた。
エリザベスが「おなかが空いた」と目覚めたのだ。
しかしそれは一瞬のことだった。
再び発作を起こしたエリザベスは亡くなる。
上位裁判所での判決
セレステはマックスとジョシュを伴い裁判所へ。
判事が、難しい決断だった・・・と言い出した時、メアリー・ルイーズが、「判事、発言しても?」と立ち上がる。
「私は息子が暴力を振るっていたことを本当に知らなかった。なんて言えばあなたに許してもらえるかわからない。でもこの裁判は、ふたりの孫たちの将来を決める場です。私はセレステを責める気持ちなど最初からありません。でもセレステ、あなたは病気よ。あの動画はおぞましかった。息子がしたなんて恥ずかしい。でも、あなたも悪い。いわば共犯者。異常な行動に加担し、子どもたちにそれを見せてしまった。行きずりの人との関係を考えても治療をするべきです。彼女が回復するまでの間、私が孫たちを守らないといけない」と発言。
するとセレステも立ち上がり、「あなたは孫を愛しています。息子を愛したように。でも、あなたが動画で見たのは、あなたが手塩にかけて息子。私はあなたに子どもを任せることはできない。私はふたりの息子を立派に育てます」と言い切った。
判決は、セレステに一切の監護権があると言うものだった。
全面勝訴したセレステは、マックスとジョシュを抱きしめ、ふたりにおばあちゃんをハグするように頼んだ。
それぞれのこれから
ボニー
ボニーを気遣うネイサンにボニーは、「あなたはいいひとよ。スカイを愛して、私を愛してくれる。私の様子がずっとおかしいと思ってたでしょ?正直に話すわ。あなたを愛していない。愛したことはなかった。もうウソはつけない。ごめんなさい」と本心を伝えた。
レナータ
レナータが自宅に帰ると、ゴードンが趣味の電車を走らせて遊んでいた。
ゴードンは41万ドルで売却したが、管理はゴードンがすることを条件に、手元に残して良いと言われたと言う。
「私は一文なしよ。財産を使い果たし家まで売ったのに、あなたはナニー(子守)とやりまくってた」レナータがそう言うと、「彼女とはもう遊べないから代わりが必要だ」とゴードン。
その言葉は、レナータをキレさせるに十分だった。
レナータはバッドを持ち、ゴードンのオモチャを破壊する。
ゴードンが止めるのも聞かず、たたき壊し、「もううんざり。茶番もウソも終わりよ!」と言い放った。
マデリンとエド
ふたりの娘アビゲイルとクロエの立ち会いで、ふたりは結婚の誓いをする。
ジェーン
コーリーと向き合うことを決めた
メアリー・ルイーズ
サンフランシスコへと帰って行った
向かった先
ボニーは皆にメッセージを送ったあと、ひとりで警察署へ向かった。
しかしそこには、セレステ、マデリン、レナータ、ジェーンの姿が。
5人は、警察署へと入っていく-。
(シーズン2 完)
感想
正直、思ってたようなエンディングではなかったですね~。
だけど、これが ”日常” なのかも知れないなと。
私たちの日常には、そんな劇的な出来事はありません。
むしろ小さな綻びが、あとに影響してくることの方が多いかな?と。
やはり印象に残っているのは、メリル・ストリープの演技力。
そしてニコール・キッドマンの美しさです
(息子の死の真相を知りたい)母メアリー・ルイーズで押し続けていくのかと思っていたら、途中からマックスとジョシュの監護権争いの展開に。これによって、最後の2話で、話しの焦点がズレてしまい、残念でした。
結果的に、ラストで彼女たちは皆で警察署へ出向いたところで終わっていますし、ドラマの流れから真実を話すために出向いたのでしょうけれど、そう簡単に警察も「あ、そうなんですね。ハイハイ」とはならないでしょうから、まだまだドラマ製作は可能だとは思いますが。
DVは問題です。
息子のDVを知らない母。知ってても目を瞑っている母は多いでしょう。
そういうところにも焦点を当てたドラマならより良かったかなと思います。
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