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#10 家族のように Sort of Like a Family あらすじ
パティは、フロビシャーの過去の交通事故をきっかけに揺さぶりをかけようとするが、すっかり先手を打たれてしまう。
エレンはパティに禁じられたが、独自でジョージ・ムーアの周辺を調べ、ある新情報を得る。
その頃、フロビシャーの妻が離婚を申し出た事を知ったパティは、それを利用してフロビシャーを取り乱させる事に成功する。
まとめ ＆ 感想
1ヶ月後
拘置所にいるエレンと面会するトム。
トムは別荘に行ったがパティはいなかった。慌てて出て行ったようだと言い、「拘置所から出してやりたいが、何を信じていいかわからない」と言う。
エレンは、私も殺されかけた。私がパティのアパートを出る時、死体があったと言うが、トムは何もなかったと言う。
「誰かが後始末した。自分で調べるから保釈して！」とエレンは要求する。
1ヶ月前
フロビシャーの宣誓証言を前に
パティは宣誓証言で「アーリントン事件」について問いただすつもりでいた。
パティはエレンを呼び、「宣誓証言には出なくていいわ」と言い出す。
エレンはその理由が理解できず、不満を感じる。
パティはレイ・フィスクと会い、宣誓証言について詰める。
話し合いの結果、証言は3回、カメラを回すと言う条件に決まる。
パティはフィスクに、「グレゴリー・マリーナが死んだ。ひき逃げされた」と言うが、フィスクは、「まさか。ひどいな」と言い、はじめて聞いたような態度を見せる。
するとパティは怒りを堪えるようにして、「レイ、恥を知りなさい」と言い、立ち去った。
レイは、パティの態度に恐れを感じる。
先手を打たれたパティ
レイはフロビシャーに、宣誓証言は危険だ。パティはアーリントンの件について突いてくる。
守り切れない。和解した方がいいと勧めるが、フロビシャーは「和解はしない」と言う。
その後、フロビシャーは亡くなったシンディの父親カールを伴い会見する。
「30年近く前の不幸な事故のあと、シンディの家族に自社株を贈った。それについてカールから説明がある」とフロビシャー。
シンディの父カールは、「警察の報告書を見て、娘が運転していたと納得している。フロビシャーの援助は娘を愛するがゆえだろう。カレが敢えて公表せず、陰で善行を積むのが神の教えだと思う」と擁護した。
TVでその会見を見たパティは、やられたと呟く
翌朝パティは、昨夜の会見は、策略か、それとも情報が漏れたかだと言い、宣誓証言はトムと自分だけで密室状態ですると言う。
エレンはジョージ・ムーアがリークしたかも知れない。会ってくると言うが、パティは強くそれを止める。
しかしパティはトムに、「ジョージ・ムーアを呼び出して！」と指示した。
ジョージ・ムーアとフィスク・レイ
ムーアはフィスクを呼び出し、「あの会見は何だ？」と怒る。
フィスクは、「フロビシャーが独断でやったことだ。言っても聞かない」と言うが、ムーアは、「無能な弁護士だ」と吐き捨てる。
フィスクは、「こうなった原因はあんただろ？忠告を無視してパティの部下と接触するからだ。あとは私がなんとかする」と言うが、「できるのか？グレゴリー・マリーナのことをバラすぞ！株を売る時期まで教えて・・フロビシャーが知れば、和解に傾く」とムーア。
「調子に乗るな。潰されたいのか？」フィスクは苛立つが、「やれよ。あんたも道連れだ。アーサーには私が必要だ。あんたにもな」とムーアは強気だった。
レイ・フィスクとアーサー・フロビシャー
宣誓証言を前に、ネクタイが上手く結べないアーサーを手伝うレイ。
フロビシャーは、「感謝してる。16年のすべてに。この5年は特に苦労させた。こういう立場にいると敵が多い。だが、キミだけは唯一信用できる。いい友だちだ」と言う。
フィスクは、「いよいよ勝負だ」と言う。
宣誓証言 1日目
パティから会社の金が消えたのを知っていたのか？と問われたアーサーは、知らなかったと言う。
自分は最高経営責任者（CEO）で、目標を設定し導く立場。最高執行責任者（COO）ではないと言う。
1回目の証言は、思いの外、上手くいく。
エレンはムーアとの接触を止められたが、ムーアに電話して会う。
エレンと会うなりムーアは、「まずいことになった。アーリントンの情報をリークしたな？事務所にスパイがいる。終わりだ。もう話すことはない。トムに電話するなと言え」と言って立ち去ろうとする。
エレンは、「フロビシャーと通じていたら必ず暴きます。」と言うと、「言葉に気をつけろ」とムーアは凄む。
しかし誰かが、ふたりが会っていた証拠の写真を隠し撮りする。
単独行動
エレンは、独自で捜査を続ける。
ローラ・ワトキンズは、ムーアの元調査員だが、フロビシャー裁判前に解雇されていた。
エレンはローラに接触し、ムーアのフロビシャー調査はうわべだけ。
ムーアは、フロビシャーが株を売却する前の週（フロリダにいた週）、不正処理の証拠を掴んでいたが、同時期ムーアもフロリダにいたとの情報を手に入れる。
宣誓証言 2日目
パティ
- フロビシャーがフロリダにいた理由
- ケイティ・コナーとの出会い、レストラン出資、そして出資打ち切りについて
- グレゴリー・マリーナを知ってるか、否か
- グレッグが1000株所有し、フロビシャーと同じ日に売却した事実
- グレッグの死亡について知ってるか
以上について質問した。
フィスク
事務所へ戻ったフィスクとフロビシャー。
フロビシャーは、グレッグが1000株渡したのは誰だ？と聞くが、フィスクは「見当もつかない」と言う。
「グレッグのひき逃げは、ジョージ・ムーアの仕業だろう」と言うフロビシャーに、「ジョージは食えないヤツだ。和解目的で情報を流していた」と言う。
宣誓証言 3日目
パティの怒り
エレンは、「有力情報です。ジョージ・ムーアと会って・・・」と言って資料を差し出す。
するとパティは、「誰の指示？あなたは指示を待つ立場よ。考える権利はない。あなたの勝手な行動で、唯一の手がかりを失うかも知れない。どこまでマヌケなの？出て行って！」と怒りを顕わにする。
「もうウンザリです」とエレン。
パティは、「出て行きなさい！二度と顔を見せないで！」と解雇宣告する。
エレンは資料をパティに渡すよう頼み、事務所を後にした。
離婚を突きつけられたフロビシャー
宣誓証言を前に、フィスクは妻ホリーからの離婚書類をフロビシャーに見せる。
寝耳に水のフロビシャーは動揺する。
フィスクは、動揺した状態ではダメだ。宣誓証言はまた別日にしようと言うが、フロビシャーはやると言う。
宣誓証言で
パティから、証券取引委員会に調べられた事実を社員に伝えなかったことを指摘されたフロビシャーは、「財務状態は問題ないと思った。我々社員と経営者は35年間の信頼関係がある。家族のようなものだ」と答える。
パティは、社員との関係崩壊は離婚と似ていると指摘し、訴訟と離婚を結びつけ、ガンガン、フロビシャーを責め立てる。
フィスクは「異議あり。帰らせてもらいます」と必死に応戦するが、ガマンできなくなったフロビシャーはキレ、「ふざけるな！どこまで俺をコケにする気だ！ウンザリだ。勝手にやってくれ！法廷で会おう、クソ女！」と履き捨て、出て行ってしまう。
妻ホリーと
フロビシャーはそのまま自宅へ行き、家を出ようとしている妻ホリーに、「一方的過ぎるだろ。ナゼ今なんだ！」と怒りを顕わにする。
ホリーは、訴訟は関係ないと言うが、「誰のために闘ってると思ってるんだ
ちゃんと話し合おう」とクルマを出そうとするホリーを阻止する。
それを振り切ろうとしたホリーに対してフロビシャーは、ゴルフクラブを持ち出し、ホリーのクルマのフロントガラスを割った。
フロビシャーはフィスクに電話し、「レイ、もうどうでもいい。疲れたよ、和解だ」と言うのだった。
パティ
フロビシャーの離婚の情報を流したのは、ホリーの弁護士だった。
フィスクはパティに電話し、5億円で和解すると伝えるが、パティは、「グレッグが証言してたら、”ゼロ” の数がひとつ増えていた。断るわ」と電話を切った。
満足そうな表情をし、パティはエレンからの資料に目を通す。
パティは、「興味深い情報ね」と何もなかったように留守電に吹き込んだ
1ヶ月後
合鍵でパティのアパートへ入ったトムは、テーブルの上のサンゴオブジェに血痕の付着を見つける。
その時、「家主の許可は？」と声がかかる。
驚くトム。
ナゼか部屋の中に立っているアパートのドアマン。
カレは、水を届けるために業務用エレベーターを使用して部屋に入ったと言う。
トムは拘置所のエレンに面会に行き、「血痕を見つけた。警察に報告する。パティの留守番電話に、戻るようメッセージした」と言うが、「パティは戻れないのよ。私はパティが隠していることを知ってる。口封じで私を殺そうとしたのか、確かめたい。パティと直接会って、”あなたが私を殺そうとしたことを知ってます” と伝えて！」とエレンはトムに頼む。
気になるのは、レイ・フィスク弁護士と亡くなったグレッグとの関係。
レイは、グレッグに1000株のフロビシャーの会社の株を渡した？買わせた？
そして、儲けさせたようだけど、それについてフロビシャーは知らない。
知ってるジョージ・ムーアは、それを脅しの札としてフィスクに使ってたし・・ね？
パティが策士過ぎて、もう何を信じて良いのか、まったくわからないまま見てます。
エレンとデヴィッドが幸せになってくれたら良かったけど、デヴィッドは殺されたワケです。
デヴィッドはじゃぁ誰に殺されたんですか？？？
ライラかな？
そしてエレンを襲わせたのはやっぱりパティ？
それとも、パティの身代わりでエレンが襲われた説もあるんじゃない？と私は推理してます(笑）
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