ピーキー・ブラインダーズ5  6話 ミスター・ジョーンズ(シーズン最終話/相関図)

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シーズン5は政治絡みのエピソードで難解だったけど、最終話が面白すぎた。久々にハラハラドキドキ!「ピーキー・ブラインダーズ」を途中挫折した方、ぜひシーズン5を最後まで見て欲しい。IMBd 9.2が納得できるエピソードです。

#6 ミスター・ジョーンズ Mr.Jones あらすじ

シェルビー家の家族会議でマイケルが大胆な提案をする。そして裏切り者が明らかに。トミーはモーズリー暗殺計画を進める。

相関図

まとめ

トミーに接触するウィストン・チャーチル

トミーの議員室を訪れ、葉巻を燻らせながら「ジプシーで家もなく、出生証明書すらないのに君は並の貴族より遥かに賢い。演説も見事だ。だが心にもないことを言っている。官僚たちに探りを入れてわかった。キミはファシストと同盟を組んでいるが、それは偵察だ。モーズリーの主張には、次の戦争の芽が見える。君もそれが分かっているからこそ妨害しているのだろう。どういう戦略だ?」とチャーチル。だが、「あなたを巻き込みたくない」と多くを語ろうとしないトミー。

トミーが法を犯す危険な手段に出ようとしていることを察したチャーチルは、「我々はかつてフランダースの戦場で同じ目的のために闘った。ここウェストミンスターでも同じだ。やるべきことをやれ」と背中を押す。だが、「時折、なぜ自分がこんなことを続けているのか分からなくなる」と心の内を吐露してしまうトミー。チャーチルは「悩むな、前へ進むんだ。テントからボート、家、そして今や邸宅だ。大したものだ」とトミーの背中を押す。

去り際、チャーチルからアルスターの情報将校(キャンベル少佐)を殺したのは君か?と問われ、トミーは叔母だと答えた。

 

アーサーの恐れ

元サッカー選手ビリー・グランドを脅して始めたサッカー賭博は多大な儲けを出しはじめていた。フィンは任された仕事の成功に、「最近競馬より儲けが出てる」と上機嫌だが、アーサーはフィンとビリーが友だちのような関係であることを懸念、「いいスーツが着れているのは、ピーキー・ブラインダーズがお前を使い、才能を見出してやったからだ。でもまだ出し切ってないぞ」とマウントを取ると、「仲良くウィスキーにドラッグか?家族の仕事をこの男(ビリー)に漏らせばこの男の命がないぞ」とフィンにも圧力をかける。

 

家族会議

マイケルの大胆な提案

トミーは家族会議に初参加するアベラマについて、ポリーと数週間後結婚すると報告、次にマイケルの会社復帰を報告しようとするが、それを遮り、「会社の将来について先に話したい」と言い出すマイケル。

マイケルは、アヘンの出荷・発送は年間200万ポンドの儲けになる。アメリカで麻薬ビジネスを展開する。ジーナの家族はこの商売に詳しい。年間で2000万ドルになると言ってる。それだけあれば全員の肩の荷が下りる。世代交代だ。代表取締役はオレ、トミーは非常勤会長、名前に傷がつかないようミスター・ジョーンズで登録する。フィンはニューヨークへ連れて行く。全員に配当金を出す。だから関連業務から完全に手を引いける。未来に目を向けてくれ。偏見なしに読んで欲しい」と提案書を手渡すが、目を通すどころか暖炉にそれを投げ込むトミー。すると、「事実を言うべきよ、マイケル」とジーナ。マイケルは、「古臭いギャングはアメリカでは相手にされない。時代は変わった」と言い切る。
そこへイザイアが、「バーニーがロープを噛み切って逃げた」と飛び込んできた。皆はバーニーを捜しにパブを出て行くが、「潮時だよ、あんたのためだ。分かってるだろ?母さんは離れる。ジョンは死に、アーサーはボロボロだ。エイダの恋人はあんたが下手を打って殺された」と畳み掛けるマイケル。
トミーは怒りを顕にするが、一歩も引かずナイフを差し出しマイケルは、「いつものように切るか、現実を直視するかだ。世代交代だ」と言う。

だがトミーは、「チャンスをやったのに裏切った。出ていけ!」と言うと、ジーナに近づくが、「わかってる。家族にピーキー・ブラインダーズをなめるなと言っておく」とジーナ。
静かに立ち上がったポリーはマイケルの頬を打ち、ジーナを睨みつけて出て行くが、悪びれもせず、「第ニの選択肢しかないわね」とジーナ。

 

モーズリー暗殺計画

【バーニー・トマソン】
元海兵隊の優秀な狙撃兵。かつてトミーと同じ部隊に所属していた。精神病院から連れ出したものの、重度のPTSDを抱えるバーニーは幻覚症状に苛まれて暴れ回る状態だったが、戦時中に曹長だったトミーの命令だけは絶対服従する状態。

マイケル、ジーナ、ポリーを除いたメンバーを集めると、「俺の隣で演説するモーズリーをバーニーに狙撃させる。バーニーは精神異常の犯罪者、しかも脱走した元軍人だ。警察はバーニーの単独犯行だと思うはずだ」と計画の全貌を話し始めるトミー。アベラマは、「元戦友を犠牲にするのか? 演説会でやれば大勢に目撃されるぞ」と難色を示すが、「もし捕まっても精神障害者だ、絞首刑にはならない。反ファシストのデモを操り混乱する最中を狙う。オレは壇上でモーズリーを抱え、命が尽きたら“モーズリーの大義を継ぐ”と演説する」とトミー。

さらに続けてトミーは、「マッカバーンが警備を担当している。好きなやり方で殺していい」とアベラマに息子の報復を許可すると、「騒ぎで警察が演説会場に駆けつけるだろう。その間に、アヘンをストゥアブリッジの小門へ移動させてくれ。そこで待つ中国人から25万ポンドを受け取れ。関わりたくないなら今すぐ抜けろ」と告げるが、全員が加わることに。

 

裏切り者の正体

出勤してきたバーテンダーのミッキーを待っていたのはトミーとアーサーは、ロンドンでギャング”タイタニック”に中国人との取引が漏れて襲撃された件も、ベン・ヤンガーが車ごと爆死した件も、すべてミッキーがアルスター義勇軍に情報を売っていたからだった。震えながら「すまなかった」と謝罪するミッキーを、トミーは容赦なく射殺する・・が、トミーの手は震えていた。アーサーは「もうダメだトミー。マイケルの言う通り潮時だ。若い奴らに任せて身を引こう」と引退を持ちかけるが、「俺たちに潮時なんてない。あるのは終わりだけだ」と突き進むトミー。

トミーとアーサーは事件の裏で動いていた殺し屋がパティ・ローズだと知り尋問、ミッキーが裏切り者だったことを突き止めたのだ。ローズは当然殺した。

 

生きていたアルフィー・ソロモンズ

トミーがマーゲートを訪れたのは、生きているアルフィー・ソロモンズに会うためだった。
実はソロモンズの愛犬シリルに関する手紙が届いたことで、トミーはアルフィーが生きていることを知ったのだった。
「モーズリーを撃つ。そのための騒ぎを起こす必要がある。あんたはまだユダヤ人社会で力がある。会場でユダヤ人たちに暴動を起こしてほしい」と頼むトミーに、いつものようにのらりくらりとしゃべりつつ、しっかり金銭交渉をするソロモンズ。トミーはソロモンズと合意する。

 

ポリーの決断

帰宅したトミーを待っていたのは酔っているポリーだった。「どっちにつくのかって聞かれた。戦いになったらどちらかが死ぬ」と言うポリーに、「それでもやる。アベラマがマイケルに付いたら殺す。例外はない。あんたもだ」とポリーさえも殺害する覚悟があると宣言するトミーにポリーは、「家族を治めたように今度は国を治めるんだね、私は望んでない」と辞表する。

 

死の影

モーズリー暗殺計画を控え、無性に死へと誘われるトミーは、不安を打ち消すかのようにエイダ、アーサー、フィンに電話するが、誰も電話に出ない。たまらずチャーリーに会いに行ったトミーは、運河で溺れて亡くなったと聞かされている【母の死の真相】を知りたいと言う。
チャーリーは、「真実なんてどうでもいい」と前置きしつつも、「運河に身投げた(自殺)。支離滅裂な理由だったからオレは引き止め続けたんだ。誰も知らないが彼女を愛してた。遺体もオレが引き上げた。お前のジィさんも自殺してる。そう言う家系だ。ジプシーは前に進む。血なんだよ、付き合うしかない動き続けるしかないんだ」と。

 

モーズリーの演説

準備

ビリー・ボーイズが演説会場を警備する中、バーニーを狙撃ポイントにスタンバイさせたアーサーは手順を確認。「トミーが懐中時計を見たら10数えて男を撃つ」と言うバーニーの返事に、「そうだ。やるんだ」と発破をかける。

トミーとジェシー・エデン

会場の外ではデモをする共産主義者で騒然となっていた。トミーは警官に拘束されたジェシー・エデンを解放するが、寝返ったトミーに、「くたばれ!」となじるジェシー。だがトミーは、「内側から崩すんだ」と言うとジェシーを控室へと連れて行き、「戦略がある。たくさん逮捕者が出る。演説の前に帰るんだ。良い行いをする。だがオレが良いことをすると罪のない人が傷つく。演説するのはケダモノだ」と言うと壇上へと向かう。

モーズリーの演説

「ユダヤ人を滅ぼせ」というシュプレヒコールとナチス式敬礼で観衆に迎えられたモーズリーとトミーが壇上へ立つ。モーズリーの演説が始まった――。

「私を民主主義の脅威だと非難したウィンストン・チャーチルも敵のひとりだ。彼が庶民の味方だったことなどない。国家の運営や指導権を、銀行や既存の政治派閥、ユダヤ人の手から奪い返すべきだ。全市民が自己の利益ではなく国家のために尽くす体制を掲げ、強力な国家統制に基づくファシズム国家を実現する」と熱弁を振るうモーズリー。
その時、会場にやって来た乱入者のせいで騒然となるー・・・トミーは(今だ)と合図(懐中時計を見る)を送る。

その頃合図を確認したバーニーはカウントダウンに入るが、背後から現れた刺客の手によって射殺されてしまう。

騒然とする会場。モーズリーは撃たれるどころか、「騒ぎが落ち着くまで待とう」と控室へ戻ってしまう。

同じ頃アベラマはマッカバーンの背後に立ち、殺せる”その時”を狙っていたが、乱入者が現れ、マッカバーンが壇上へと出てしまいチャンスを失ってしまう・・・その直後、アベラマは背後から滅多刺しにされ殺されてしまう。

そしてアーサーも刺客に襲撃されるが、凄まじい反撃で返り討ちに。興奮状態のアーサーをジョニー・ドックスが、「警察が来る、逃げるぞ」と促す。

崩された計画

暗殺計画は失敗だった。
控室へと戻ってきたトミーはジェシー・エデンが帰っていないことに驚くが、「何があったの?」と聞かれ、「オレにもわからない。理屈に合わない」とトミー。そこへアーサーとジョニーが駆けつけ、「アベラマが殺された。俺も殺されかけた」と言う。トミーは、「バーニーが殺された。作戦が全部漏れていたんだ。一体どういうことだ?モーズリーは何も知らなかった。誰だ!!」と激しく動揺する。

屋敷へ戻ったトミーは、「俺が勝てない相手を見つけてしまったのかもしれない。理屈に合わない。見当もつかない」と言うと、一人で霧の立ち込める外へ歩き出す。そこでトミーは死へと誘う亡き妻グレースの幻覚を見て、叫び声をあげながら、自らの頭に銃口を突きつけるのだった。

感想

あー、もうラスト20分くらいのハラハラ、ドキドキがマジで良かった。
IMBd 9.2は納得ですよ。
何よりアルフィー・ソロモンズが生きてましたのよ、あの声が聞こえ、「ん?」となり、画面登場で、「あっ」と声が出たちゅーの。思わず顔がニマニマしました。やっぱりトム・ハーディは良い!
で、モーズリーの講演会での暗殺計画は本当にドキドキ、ハラハラした。トミーの計画が崩れるのか、成功するのか、その緊張感。この感覚久々でうれしかった。

ところでモーズリー暗殺計画をバラしたのは誰?
アベラマが怪しい雰囲気を5話ぐらいから醸し出してて、そんでもってシェルビーを裏切っていたのはまさかのバーテンダーのミッキーだった。で、ビリー・グランドがフィンから話を聞いて受話器を取ったけど、あれはそう見せているだけな気がする。じゃあ誰が殺したんだろーか????
気になる

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