ピーキー・ブラインダーズ 3 6話(シーズン最終話/相関図)

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シーズン3の最終話。

#6 あらすじ

グレース・シェルビー孤児院開院の日。トミーは政治家、貴族など有力者を迎え、式典を催すが、そこへ招待していないヒューズ神父が。そしてほんの数秒、目を離した隙にチャーリーを連れ去られてしまう。ヒューズ神父はチャーリーの命と引き換えに、「列車を爆破すること、カネを支払え」と要求する。

相関図

まとめ

事件

【トミーの戦略】
トミーは孤児院開院式典の裏で、チャーチルの命に従い反共産派(白軍)への武器調達と輸送を進める一方、クーデターの成功を防ぐため、あらかじめ銃や装甲車から撃針を抜く工作を施すと、更に経済連盟(エコノミック・リーグ)が目論むソ連側による爆破実行を阻止するため、ソ連大使館と接触、「爆破は英国極右組織の罠だから手を出すな」と警告。そして確実に報酬である財宝を手に入れるため、戦友のトンネル掘削兵を雇い、ハンプトンコートの保管庫へ向けて掘削作業を進めていた
グレース・シェルビー孤児院の設立式典で

グレースの念願だった孤児院開設の日。政治家、貴族など有識者を集め式典を開いたトミーは壇上で、子どもたちの安全を約束、「子どもたちは愛されここで育つ」と演説。大きな拍手を送られる。

だがそこへ、「私が招待されていないのは手違いかな?」と現れたのはヒューズ神父。トミーはヒューズとの取り決めで、”グレース・シェルビー孤児院”に関わる契約に承諾させられていたのだ。
ヒューズは、「これから24時間は言われたとおりに動け。犯行も失敗も許されない」とトミーに命じる。

誘拐

トミーが招待客の対応に追われる中、息子チャールズが消えてしまう。チャールズが誘拐されたのだ。
アーサーはモス警部補に道路の封鎖と検問を命じると、激しく動揺するトミーに、「チャールズは誘拐された。オレとジョンで対応する。お前はオフィスで電話を待つんだ」と指示する

ヒューズ神父

チャールズを誘拐したのはトミーの想像どおりヒューズ神父だった。
「息子を預かった」と言うヒューズに、「あんたの勝ちだ。なんでもやる」と言うトミーにヒューズは、「警告を無視しソ連大使館に”爆破する必要はない”と密告したな。ソビエトが爆破しないならお前がやれ。爆破後にソビエト大使館の高官の名が入ったビラを巻け。これで英国政府がソビエトと国交断絶するだろう。鉄道員に工員が死ぬ方がよりいい。やれ!」と命令。

トミーは、「爆破したら1時間以内に息子を返してくれ」と懇願するが、ヒューズは、「ロシア貴族の宝石を盗もうとトンネルを掘ってるんだろ。財宝をすべて渡せ。まずは爆破だ。そして夜明けに宝石を持って来るんだ」と命じるが、「ムリだ。まだトンネルは貫通してない」とトミー。だがヒューズは、「午前5時。教会の鐘がなった時、約束が果たされていない時は息子を殺す」と宣告する。
トミーは計画のすべてをヒューズ神父が知っていたことに愕然とする。

裏切り者は誰なのか

疑心暗鬼

疑心暗鬼のトミーは、「裏切ったのは誰だ?リンダか?エスメか?エイダか?あの肖像画だろ」と兄弟の妻や妹、ポリーの恋人まで疑い始める。アーサーは、「今のお前は正気を失ってる、やめろ」と諌めるが、疑心暗鬼のトミーは、今となっては家族より掘削兵の方が信頼できると言い出す始末。

だが時間はなかった。アーサーとジョンに、「列車を爆破し死者を出し、このビラをばら撒け」と命じるトミーに、反論する言葉さえ失うアーサーとジョン。

ポリーの哀しみ

恋人ルーベンを疑われ、「カレには話してない」と言い切るポリーにトミーは、「ルーベンから口説いてきたんだろ?教養のある男がやることか?すべての可能性を考えた。一番怪しいのはルーベンだ」と言われ、認めたくない現実を突かれ痛みと哀しみで肖像画を切り裂くポリー。

裏切り者の正体

ソロモンズに【宝石鑑定と買い手リスト】を依頼、”受け渡しはひとりで丸腰”と言う約束を反故にし、用心棒を伴いやって来たソロモンズ。トミーはカネを支払い”買手リスト”を受け取るが、そこに記載されているべき人物の名がなかった。その瞬間、裏切り者がソロモンズだとわかったトミーは銃を向けると、「オッズ・フェローズと取引したな。お前が一線を超えたせいで息子が誘拐されたんだぞ」と怒りを顕にするが、「それが何だ?迷いはなかった。宝石がオレを呼んだんだ」とソロモンズ。

トミーはソロモンズに飛びかかり首を締め、ソロモンズの用心棒はトミーを撃とうとするが、その時、銃声が!・・・・マイケルが用心棒の頭を撃ち抜いたのだ。
「殺れるなら殺ってみろ」と挑発するソロモンズに、「殺してやる」と銃口を向けるトミー。マイケルは身体を張ってトミーを止めると、「殺したい気持ちはわかる。殺すべきだ。でも殺せばロンドンと協定がぶち壊しになる」と冷静さを取り戻すよう諭すが、ソロモンズは、「お前はわかってない。こんなことで何を怒ってる?裏社会で戦いたいなら覚悟を決めやがれ!オレが一線を超えたってか?今までどれだけ誰かの父親や息子を傷めつけ殺してきた?お前とオレのどこが違う?見下しやがって!大義があると思うなら引金を引け。オレたちが生きる世界に限度なんてねぇんだ」とソロモンズ。

「ソロモンズを殺しても事態は解決しない、ビジネスにとっても最悪だ」と必死で諭すマイケルの言葉に冷静さを取り戻したトミーは、「モス警部補にギルバート・パーマーを探させろ」と命じると、ソロモンズを解放する。ソロモンズは、「誘拐は知らなかった」と言うが・・・。

【オッズ・フェローズとは】
経済連盟(エコノミック・リーグ)
オッズ・フェローズセクションD は、すべて同じ極右黒幕組織の別名・呼称で、イギリス政府とソ連の国交断絶が最大のミッションとして活動している
【ギルバート・パーマーとは】「経済連盟(オッズ・フェローズ/セクションD)」側に所属する側の人物でチャーリー誘拐に関わっている

ポリーとルーベン

孤児院式典からかなり遅れてやって来たルーベンが事務所へとやって来た。ルーベンに疑心暗鬼になっているポリーは銃口を向けるが、「キミの世界に尻込みして列車に乗れなかった。でも決心が着いた。一晩中キミを捜してた」とルーベン。

ポリーは、「あなたを疑ってしまった」と言うと、「あなたと平凡に暮らしたい」と泣き崩れる。

トンネル掘削兵となって

息子の命を守るため、何があっても朝までに財宝を手にしなければならないトミーは、自らツルハシを持って地下トンネルへ入ると、崩落の危険がある中、黙々とトンネルを掘り続けるトミー。

とうとうトンネルは貯蔵庫へと達した。トミーは財宝を袋に詰め戻る。

マイケルとヒューズ神父との対峙

ギルバート・パーマーを吊し上げて聞き出したチャーリーの居場所へとやって来たマイケルは、殺し屋2人をクルマに待たせ、「死ね」とヒューズ神父に銃を突きつけるが・・・銃爪を引くことができない。

「殺さないでくれ。殺すな」と懇願するヒューズは一瞬の隙をつきマイケルに反撃、「ジプシーのクズめ、私に楯突くとこう言う目に遭うんだ」と言いながらマイケルの首を締めるが、マイケルはヒューズの顔を切り反撃、最後は首を切って殺害した。

アーサーとジョンの任務と苦悩

列車爆破と苦悩

アーサーとジョンはトミーの指示どおり線路に爆薬を仕掛けるが、その行為は、【無関係な一般人を巻き込まない・手にかけない】と言う明確な一線を覆す行為だった。
列車が動き出した。爆破時間が迫る中、「オレが選んだ運転手と石炭工6人だ。これでオレは天国には行けないな」と呟くアーサーにジョンは、「オレがやるよ」と言うが、アーサーは、「トミーとの約束だ。オレがやる」と爆破ボタンを押す・・・

その頃、チャーリー発見の連絡が入り、フィンは列車爆破中止を兄に伝えようと走るが、眼の前で列車が爆発してしまう・・・・

すべてが終わって・・

マイケル

チャーリーを連れて戻ったマイケル。だがポリーは息子マイケルが一線を超えたことに気づく。

その後マイケルは堕胎処置を受けるシャーロットの元へ行くが、「家業があるんだ」と言うと、行かないでと懇願するシャーロットをおいて去る。

トミー

無事戻ったチャールズを抱きしめるトミー

トンネル作戦の真実

トンネル掘削し手に入れた財宝を持ってトミーが会ったのはタチアナ公女だった。

タチアナは、母のコレクションであるペトロヴェナ家の膨大な財宝を伯母イザベラ夫人から奪還するためトミーに協力を頼んでいたのだ。

タチアナは宝石買取業者を同行、財宝が本物であることを鑑定させると、現金を渡す。
カネを受け取り立ち去るトミーにタチアナは、「セックスの料金5000ポンド、亡き妻の代役料5000ポンド」と要求するが、トミーは、「力不足も甚だしい」と言うと5000ポンドのみを渡し立ち去る。
次の瞬間、タチアナは買取業者を銃殺、すべてを持ち去った。

シェルビー・カンパニー

家族一同を集め、「オレが間違った。謝罪する」と頭を下げたトミーは、裏切り者と疑ったリンダ、エスメに謝罪料3000ポンドを支払う。だが、「もうジョンを悪事から足を洗わせて」とエスメ。トミーは、「このカネで贖罪の家を建ててくれ」とカネを渡す。トミーはマイケルに殺しの報酬を支払おうとするが、「やめて」とポリー。だがトミーは、「何が不満だ?カネでしか恩返しできない。これがオレだ。昨日札束のために息子を失いかけた。オレが変わりヤクザ家業も変わると期待してるんだろうがオレはこの数日で学んだ。政治家や判事、貴族どもはオレたちより悪党だ。オレたちが合法組織になっても決して受け入れられない。生まれが違うからだ。これが現実だ。これが道理だ」と言い切る。

だがポリーは、「あんたの苦悩はみんなわかってる。時が来たら全員に提案したい。シェルビー社として別の道を探りたい」と言い、エイダ、エスメそしてリジーは、「私もそうしたい」と賛同する。

結末

リンダとニューヨークへ発つアーサーは、「行くよ、また会おう」と言うが、「バーミンガムの警察本部長が令状を出した。アーサーとジョンは殺人、煽動、爆破の共謀罪。マイケルはヒューズ神父殺害。ポリーはキャンベル警部殺害で逮捕される。オッズ・フェローズが司法局に手を回し、警察を操り裁判官、陪審員、刑務所まで支配してる。ヤツらでも支配できないのは議会だけだ。だから敵よりもっと力のある人間と取引した。警察には何も言わず大人しく従え。オレを信じろ」とトミー。
アーサー、ジョン、マイケル、ポリーは突入してきた警察に逮捕された。

感想

グレースとラブラブで、ちょっと牙を抜かれたライオンみたく甘々ではじまったシーズン3。終わってみれば、ヒリヒリした展開でした。

痺れたのはトミーとソロモンズの対峙シーン。トム・ハーディーの迫力はすごかったなー。魅力のある役者です。ソロモンズの言うとおり、ギャングの世界に限度や一線などなく、殺るかやられるか。ソロモンズがトミーに義理立てる必要もなく、トミーから、「一線を超えたな」などと責められるべきでもないわけで。ソロモンズを信じたトミーがバカだったんですよね。
で、シーズン4も、オッズ・フェローズが絡んでくる感じですか?

あ、そう言えばヒューズ神父を演じたのはヴィセーリス王でしたね
次はゲースロのリトルフィンガー役だったエイダン・ギレンが登場するらしく楽しみ。
ソロモンズさんはもう終わりなのかな?

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