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#13 新たなる神 A New God あらすじ
ウェセックスでは、クスレッドがヘフマンドにより殺されたことが知らされ、ざわめきはじめる。
ラゲルサたちも、自分たちのこれからについて安泰ではないと焦りを感じはじめる。
ハーラル王はイングランドヨークに到着。
ウェセックスを襲撃する計画を立て、アイヴァーの部下に誘いをかける。
カテガットでは、妻フレイディスにそそのかされ、自分を神だと言い出したアイヴァーは、おかしな行動に出てしまう。
フロキは改めて仲間に協力を頼むが、また事件が起こってしまう
まとめ & 感想
ウェセックス
シャーボーンの司祭クスレッドがヘフマンドにより殺害されたニュースはウェセックスにも知らされた。
アルフレッドはヘフマンドを責めるが、ヘフマンドは「司祭、聖職者、有力太守たちが共謀して陛下(アルフレッド)を廃位させ、暗殺を企てている。殺害は致し方なかった」と説明する。
それを聞き、アルフレッドは、自分が追い詰められていることを知る。
エセルレッドは、人殺しを匿い司祭に復職させるなどあり得ない、むしろヘフマンドを罰するべきだ!と怒りを顕わにするが、アルフレッドは、自分の味方であるヘフマンドの処遇について苦悩する。
北の民の決断
アルフレッド王の廃位を画策するものがいるとわかり、ラゲルサたちは、自分たちの処遇も安泰ではないと話し合う。
ウベはアルフレッド王から改宗の打診を受けたことを告白。
ビヨルンは、俺たちの神々はオーディン、トールを捨てるのかっ!と怒りを見せる。
アルフレッドの決断
広間に有力者を集めたアルフレッド王は、
・シャーボーンの司祭にヘフマンドを就任させる
・ノーサンブリア王国のエルスウィズと結婚する
・ウベとトービがキリスト教徒になる。改宗を認め祝福して欲しい
と発表するが、有力者たちはあからさまに反対を示す。
エセルレッドの画策
母ジュディスから花嫁候補を捜すと言われたエセルレッドは、クスレッドの娘であるエセルフレッドと結婚すると言う。
エセルレッドは、王の廃位を画策する有力者たちと密会していた。
変化
ヘフマンドは司教に戻り、ウベとトービの洗礼を施した。
その後、アルフレッドとエルスウィズの結婚式が開かれた。
現れた弟
ビヨルンの前に「マグヌス」と言う青年が現れる。
マグヌスは、自分はラグナルとクウェンスリス王女との子どもだとビヨルンに言う。
過去のそのウワサを聞いたことがあったビヨルンは、マグヌスを弟として接する。
ビヨルンはアルフレッド王に、事実を話しては?と言うが、マグヌスは正体を明かしたら殺されると言い、アルフレッドに加勢するのはおかしいと言うのだった。
カテガット
マルグレーテの死に悲しむ姿を見てアイヴァーはヴィトゼルクを茶化す。
怒ったヴィトゼルクは、マルグレーテを殺したのは、彼女が子ども作る能力がないことを知っていたからだとアイヴァーに迫るが、アイヴァーはほくそ笑みながらフレイディスの懐妊を伝え、「ハーラルとイングランドへ行けよ」と言い出す始末。
ヴィトゼルクは「何があってもおまえから離れない」と怒りを見せる。
懐妊したフレイディスは子種の戦士を殺害した。
ヨーク
イングランド、ヨークへと到着したハーラル王は、ヨークを仕切るアイヴァーの戦士、オラフソンと対面する。
ハーラルはオラフソンに、「今回は、ウェセックスを襲撃し、その後カテガットに凱旋しアイヴァーを倒そう」と企ての誘いをする。
オラフソンはラグナルの息子と戦うことに抵抗を示すが、結局はアイヴァーを裏切りハーラルに忠誠を誓うのだった。
新たなる神
フレイディスの言葉でアイヴァーは、不自由な身体は神々に愛されている証拠で、自分は神に選ばれし特別な人間で、神だと言い出す。
そして宴を開き、特別な生け贄 ”ヴィトゼルク” を捧げると言い出す。
宴が開かれる。
アイヴァーとフレイディスが神々の使いとなり儀式が始まり、生け贄の人間が連れて来られる・・・。
フロキ
フロキは仲間全員を集め、平和に暮らして欲しい。斧を捨ててくれと頼む。
エイヴィッド、チェーティルたちは、産まれてくる子どものために協力し、新しい世界を築こうと杯を交わす。
しかし、妊婦のソルンが滝へ行って戻らないと夫ヘルギが必死に捜すのだった。
ウベとトービがキリスト教徒になりましたけど、これで良かったのかなぁ・・・。
彼らはもうカテガットへは戻れないと考えての行動なのだろうけれど。
しかし、アイヴァーもう完全に狂ってます。
まさか生け贄はヴィトゼルクではないだろうけれど、そうだとしたら、マジで誰かアイヴァーを止めて!
コントロール上手な女が付くと、権力者は良い行動をしない典型的例ですね、これは。
そしてエセルレッドは、やっぱり弟の王位を受け入れたワケじゃなかったんですねー。
そうよね、そうだと思うわ。
父エセルウルフは長男を可愛がっていたしね。
カレも、有力者と何か画策しているようだけど。
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