リッパー・ストリート 2 #7

リッパー・ストリート
リッパー・ストリート

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今回は、7話、8話と続く連続もの

 

主な登場人物

キャスト名説明
エドムンド・リード警視庁警部補
ベネット・ドレイク部長刑事
ドナルド・アーサトン巡査長
ホーマー・ジャクソン大尉
アメリカ人軍医
本名はマシュー・ジャッジ
フレッド・ベストスター紙の記者
ロング・スーザン売春宿の女主人
アルベルト・フライト新人刑事
シャイン警部補K管署警部補
■ヒンチクリム宝飾品デザイナー
ワーナー詐欺師
ダガン娼館の大家
ダニエル・ジャッジジャクソンの実兄

#7 Our Betrayal : Part 1 あらすじ

ベラを亡くしたドレイクは失踪してしまう。リードとローズは、ドレイクを捜す中、宝石デザイナーのヒンチクリムが詐欺被害に遭う。
詐欺事件を担当するフライトだが、ナゼか行動がおかしいのだった。
一方、ジャクソンを訪ねてひとりの男がやってきた。

 

まとめ

アフリカ、コートベール

デグラール社のダイヤ発掘現場で黒人労働者の監視をするは、作業中に落ちたダイヤの原石を隙を見て盗み、飲み込んで手に入れた。

 

ジャクソンを捜す男

7週間後、ロンドンにやってきたは、スーザンの娼婦宿を訪ね、ジャクソンの居場所を聞き出しH管区署へ。
ジャクソンを見つけた男が、「久しぶりだな」と近寄った途端、ジャクソンは男を殴った。
「くたばったかと思ってたぞ」とジャクソン。
男は、ジャクソンの実兄ダニエル・ジャッジだった。

「8年だぞ。何処にいたんだ」と聞かれたダニエルは、点々としていたが最後はコートベールだと言う。
ジャクソンは、”コートベール”と聞いただけで、兄がダイヤ発掘に関わっていたと気づく。

 

ダニエルの画策

ジャクソンはリード宅に世話になっているため、ダニエルをリード宅に泊まらせる。

ジャクソンは眠っているダニエルの荷物をチェックし、ブーツのヒール底に隠されていた”小さな袋”を見つけるが、それに気づいたダニエルから刃物で脅されるー。
袋の中身は、35カラットのダイヤの原石だった。
ダニエルは、1万キロ以上離れたロンドンまで追っては来ないと言うが、ジャクソンは、「デグラール社が見逃すとは思えない。ダイヤの組織は繋がりがある。売ろうとすれば組織のヤツに殺される。俺がサツの情報網で闇業者を捜してやる。ダイヤが無事売れたら半分をもらう」と取引する。

 

ドレイクの失踪

ドレイクが失踪した。
心配したリードがドレイク宅を訪ねると、部屋はメチャクチャになっていた。
ドレイクの苦しみが分かるリードは、ドレイクを捜しはじめる。

リードは街で、同じくドレイクを捜しているローズを見つける。
「カレは私の恩人だから、見つかるまで捜すつもり」と言うローズに、ドレイクの写真を渡し、捜索に使ってくれとリードは言う。

 

詐欺事件

フライトが詐欺被害を受けたヒンチクリムに事情聴取すると聞き、リードも同行することに。
宝飾デザイナーのヒンチクリムは、ワーナーから詐欺被害に遭ったのだった。
「金を払わずに持って行かれた商品を取りもどさないと家族が路頭に迷う」
ヒンチクリムは追い詰められていた。

 

フライト 1

フライトの捜査

印刷電信機から情報を得たフライトは、アーサトン巡査長から手錠を受取り、逮捕に向かう。
フライトは、雑踏の中でワーナーを見つけ、声かけるが、逃げられてしまう。
逃げるワーナーを追うフライト。
しかし突然ワーナーは立ち止まり、「H署だろ?ここはK署の管轄だ。俺の安全は保障されてる。お前も知ってるシャインって男にな」と言って、手を振り消えて行く。

シャインとフライト

シャインに会いに行くフライト。
実かフライトはシャインのスパイとしてH署に送り込まれていたのだった
「ムショ送りにされかけたお前を助けた恩を忘れるな」シャインはフライトに尚も圧力をかける。

ワーナーを逮捕せず署に戻ってきたフライトに、残念そうな表情を見せるアーサトン巡査長。

 

ドレイクを捜すローズ 1

街の娼婦からドレイクの写真を見せ、情報を買ったローズは、決闘場へ入る。
ドレイクは、柱に手を縛られ、男に殴られるサンドバッグ役で日銭を稼いでいた。

ローズはドレイクが仕事を終えるまで待ち、声をかけるが、ドレイクは何も話さず行ってしまう。

 

ダイヤを売る

ジャクソンの計画

ジャクソンは、ワーナーの捜査に協力すると言ってフライトに近づき、捜査資料を見る。

その夜、ジャクソンはダニエルに、「いいヤツを見つけた。署で捜査中のワーナーと言う男だ。詐欺師で、フィンクル宝石店に盗品を売った過去がある。ワーナーは闇業者だ。ワーナーに売ろう」と持ちかけた。

 

フィンクル宝石店

宝石店に出向いたダニエルは、ワーナーを探していると言って、店に通される。
店主はダニエルがコートベールにいたと聞き、「持ち帰った土産ものをさばくなら、ワーナーが手伝えるかも知れない。どんなものです?」と聞く。
ダニエルは指でダイヤの大きさを示し、連絡先を置いて店をあとにする。
ダニエルが帰ったあと、店の奥にいたワーナーが店先に出て来た。

ちょうどその時、自分の商品が転売されていないか探し歩いていたヒンチクリムは、フィンクル宝石店の店先で、自分の商品とワーナーを見つけた!

 

フライト 2

フライトの怪しい行動

ヒンチクリムはH管署へ行き、フィンクル宝石店にワーナーがいたと言う。
アーサトン巡査長は、フライトが手柄を立てるチャンスとよろこぶが、ナゼかフライトは、すぐに行動しようとしない。
「現場に行かないのですか?」とヒンチクリムに言われ、「5分待ってください」と印刷電信機へと向かう。

その後フライトはヒンチクリムと共にフィンクル宝石店へ行く。
しかしそこにはフライトから連絡を受けたシャインがいて、ヒンチクリムを後ろから襲い、ワイヤーで首を斬り殺した。

目の前でその様を見せられ、立ち尽くすフライトにシャインは、「なんだその目は。お前も共犯だ」と言い放つ。

その後シャインはワーナーの死体の後始末をさせながら、「フライトがヒンチクリムと一緒のところを見られてる。ひとりで署に帰れば怪しまれる。お前が行って尋問を受けるんだ。”ヒンチクリムも、宝飾品の注文も知らない”と言えばいい。お前が否認すれば必ず釈放される。大丈夫だ。暴力刑事(ドレイク)は今は失踪中だ」と言うのだった。

 

フライトとリード

フライトはワーナーを逮捕し、署に戻って来た。
リードはヒンチクリムが一緒でないことを不信に思い、確認するが、「カレは不急の用事で家に帰った」とフライト。
リードはヒンチクリムを呼んで来いと指示する。

しかしフライトはパブで時間を過ごし、夜遅く署に戻って来た。
「ヒンチクリムはいなかった。奥さんに置き手紙をした」とフライト。

リードはフライトと共にワーナーを尋問する。
ワーナーは、何を聞かれても知らないと言い、「尋問が終わったなら釈放してくれ」と横柄な態度を見せる。
リードが渾身の力でワーナーを殴り、留置を延長する。

リードはフライトに、「3日間ホワイトチャペルで死亡事件が起こってない。なのに喜べない。大きい何かが起こりそうで不安で仕方ない。ドレイクを捜せ!」と命令する。

 

ドレイクを捜すローズ 2

ドレイクは昼間は墓掘りの仕事をしていた。

ローズは休憩中のドレイクに近寄り、「私と話したくないのは分かってるけど、私はあなたの親友よ。人生から逃げ続けられると思ってないでしょ?あなたは逃げる人じゃない。あなたの人生は呪われてなんかいない。あなたは良い人よ。私は死ぬまで言い続ける、素晴らしい人だって。この世界はあなたを必要としているのよ」と必死で訴えた。

ダニエルの運命

ダニエルは尾行に気づくが、結局二人の男に囲まれる。
男は、「ダニエル・ジャッジ、観念しろ。デグラール社に無断でダイヤを持ち去ったな。デグラールからは絶対に逃げられないんだ」とダニエルを拘束する。

男らはリード家に押し入り、ダニエルにリンチを加えながらダイヤを探しまくる。
ブーツの底の空洞にも気づき、調べるが、ダイヤはなかった。
「俺を殺したきゃ殺すがいい。だが殺しの現場がロンドン警視庁の警部補の家という傑作だけどな」と笑うのだった。

 

追い込まれるスーザン

ダガンの行動

「支払いが遅れているぞ。この店はもう私のものだ。でも条件どおり、ひと晩楽しませてくれたら、高い家賃は要求しない」
ダガンはそう言うと荷物を運び入れる。
驚くスーザンに、「自分の家だから好きにする」と言い放つ。

 

苦悩するスーザン

どうしてもダガンと寝る決断ができないスーザンは、演芸場の舞台に立つローズを訪ねる。
スーザンはローズの後援者だが、歌の下手なローズは、女優として芽が出る可能性はないに等しかった。

スーザンはローズに初めて身体を売ったあと、何か変わったか、好きな相手にどんな顔で会ったかと尋ねるが、ローズの返事は、好きな人に抱かれたことが一度もないと言うものだった。

 

ダガンの態度

ダガンは豪華なディナーを用意し、スーザンと食事を楽しもうとするが、食事を食べようとしないスーザン。
その頑なな態度にダガンは、「うれしくないのか?」と問うが、うれしいはずがないとスーザン。
ダガンは、「この家もお前の人生もお前のものではない。私をこの家から追い出す方法はただひとつだ」と言う。
(ダガンと寝ること)それさえガマンすれば、今の状況から解放されるかも知れない・・・そう思いながらも決断できないスーザン。
するとダガンは突然スーザンの手を取りひざまずき、「お前が言うことを聞かないなら、この娼館を完全に乗っ取る。娼婦たちを一時も休まず働かせ、紳士を客にせず、水平や労働者を客にする。それを防げるのはお前だけだ。もう一度条件を考えろ。私はお前を抱くためなら、どんな手でも使う」と脅すのだった。

 

一発逆転などない

ジャクソンからの手紙を受け取ったスーザンはパブへ行く。
ジャクソンは宝石を見せ、「これを売って1万をダガンに残りの5千でどこかへ行こう」と言う。
そんなジャクソンにスーザンは、「こんなのただの夢物語か、あなたにとっての死よ。その両方かも。私は乗らない、ジャクソン大尉。私の夫マシュー・ジャッジ。あなたの夢には乗らない」と言って立ち去る。

 

それぞれの決断

リードとコブデン

リードはコブデンに告白して以降、1ヶ月間連絡を絶っていた。
コブデンはそんなリードの気持ちを理解できず、「この1ヶ月の間、あなたを理解しようとした。何を恐れているの?エドムンド」と問う。
リードは、「幸せにしようとするほど不幸にする気がするんだ」と不安を口にするが、「でもあなたにはそれを変える力がある」とジェーンは言うのだった。

夜遅く、コブデンの議員室を訪ねたリード。
ふたりは互いの思いを抑えられず抱き合う。
ベストはそれを知ってしまう。

 

覚悟を決めたスーザン

スーザンはダガンと寝る覚悟を決め、部屋に入る

 

ジャクソン

ジャクソンは、ダニエルと共にヒ素の中にダイヤの原石を隠した。

 

ドレイク

雨の中、墓掘りの仕事をしていたドレイクは、偶然にフタが開いた棺の中を見てしまう。
その遺体は、鋭利なもので首を裂かれた殺害死体だった。

ドレイクはその遺体を背負い、署にやってきた。
側にはローズが・・・

 

感想

ドレイクが見てられないほどですね
早く立ち直って欲しいです。

なんとなく怪しげだったフライトは、シャインが送り込んだスパイだったんですね~。
フライトも追い込まれてる感じだし、心根は腐ってないと思うので・・・
なんとかシャインと縁を切って欲しいな。
アーサトン巡査長、フライトが手柄を立てるのを楽しみにしてますもんね

 

 

 

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