ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ #20 偶然に抗え

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気がつけば20話目。
そんなに長く見た気がしないんだけど、1回目の放送は、昨年の10月だったらしい。

 

#20 偶然に抗え Preventable あらすじ

手術中に死亡したマクニール巡査の死亡症例検討会が開かれることになった。レイノルズはチーフレジデントのノッティンガム医師と準備をし、症例会に臨むが、マックスの執拗な質問にあう。
フロムが治療を続けてきたアヴィー。ソーシャルワーカーから、アヴィーの母親が故郷に帰ることになり、同行させたいと申し出があり、退院の許可を出すが・・・。
カプールは口コミサイトの投稿に過剰反応してしまう。

 

まとめ

マックスの現状

悪夢で目が覚めたマックス。
胃ろうから栄養を取り、髪は脱毛が始まった。
マックスはニット帽を被って仕事をする。

しかし秘書のドラから今日のスケジュールを伝えられても、「全部キャンセルだ。些細な会議ばかりに時間は割けない。もっと生死に関わるような重要な仕事をする!」と苛立ちを隠さない。

シャープはマックスの異変に気づき、「医療ディレクターとしての判断力が落ちてる。ガン患者に見られがちだけど、ここ数日気まぐれで、不安定で怒りやすい」とフロムに相談するが、シャープが主治医を降りたことが原因だと指摘されてしまう。

 

死亡症例検討会

執拗に質問を繰り返すマックス

マクニール巡査の死亡症例検討会をすることになった。
壇上に立つのはレジデントのノッティンガム医師。
初めてだと緊張するノッティンガムにレイノルズは、「これもチーフレジデントの仕事だ」と励ます。

検討会が始まった。
ノッティンガムが説明中、マックスは何度も事細かに質問する。
そして、「その場にいなかった」とノッティンガム答えたのを聞くや否や、「正確に答えられる者が症例検証するべきだ」と言って、レイノルズを壇上に引きずり出した。

しかしレイノルズが発表しても、マックスは変わらず細かな質問を繰り返し、「心臓の他のデータも見たい」と言い出す。
「正常で問題なかったから用意をしていない」と言うレイノルズにマックスは、「データがなければ分析できない。休憩を取るからデータを準備して」と求めた。

マックスの様子を見たイーヴィーは、マックスはあなたに責任を負わせるつもりだとレイノルズに忠告する。

休憩後、データを揃えたレイノルズが再び説明するが、マックスは、「本物の心臓は病理部に保管されている。データじゃなく、今から皆で本物の心臓を見て検証しよう」と言い出す。

病理室まで大移動し、病理医によってマクルーニ巡査の心臓が検討されたが基礎疾患はなくノーマルと判断された。
すると、今度はレイノルズの精神状態はどうだったのか?と追及しはじめるマックス。
「いい加減にしてくれ!検討会は終わりだ」
とうとうレイノルズはキレてしまう。

レイノルズの怒り

「マックス、行き過ぎだ。侮辱だ。スタッフや同僚の目の前で俺の信用を傷つけた」と怒るレイノルズに、「キミの話にすり替えるな!検討会の目的は、巡査の死が不可避だったかを検討することだろ?」と尚も食い下がるマックス。
「徹底的に検討した」とレイノルズは言うが、「やり直せ!何か見つかるまで!」とマックスは言ってしまう。
「イヤだ。これ以上付き合っていられない。心臓外科部長に抜擢されうれしかった。誇りに思える心臓外科を目指していたが、キミがぶち壊した。キミは私を信用していないと公言したんだぞ。辞める覚悟だ!」
レイノルズは部屋を出て行く。

 

シャープの行動

シャープは、マックスについてスタウトン医師から話を聞く。

シャープはレイノルズに話があると言うが、「マックスを庇ってもムダだ」とレイノルズ。
シャープは、マックスのガンは、ケモも放射線治療も効いてない。その事実をカレは今朝聞いたと打ち明けた。

 

レイノルズとマックス

レイノルズはマックスの部屋へ行く。
「ボクたちは、人の死を簡単に受け入れていいのか?見落としがあったんじゃないか?別の方法があったんじゃないか?と検討するべきだと言いたかった」と言うマックスに、「そうだな。でも、すべてミスなくやっても、時にはどうしても救えない命はある」とレイノルズ。
マックスは今日の態度についてレイノルズに謝罪した。
謝罪を受けてレイノルズは、「キミに起きていることは理不尽だし、どうすれば良くなるのかも分からない」と言う。
「分かってる。ただ、イヤなんだ。自分の生と死が理由もなく決まることが」と言うマックスにレイノルズは言う、「それならキミは選ぶべきだ。このまま何もせず、打ち負かされているのか、立ち上がって闘い続けるのか。結果を恐れるなよ」と言う。

 

口コミサイトの ”ナーシー・パーツ” 

シャープがスマホを見て笑っているのを見つけたカプール。
理由を聞くと、口コミサイト ”イエルプ”で、「ナンシー・パンツ」と言う投稿者が、ニュー・アムステルダム病院は設備が古いと悪評価し、年老いた医者がずっとメガネを探していると投稿していると言う。
カプールはその投稿者が、睡眠障害で治療しているナンシー・ナンと気づき、病室を変更することに。
転室中、マックスと鉢合わせになったカプールは、「患者のための治療をしている」と説明、それに賛同したマックスは、特別スイートの使用許可を出してしまう。

しかしナンシーは、またも ”イエルプ”に、「100才の医者が私の機嫌をとってきた。でも残念。良い評価が欲しければかゆいシーツに寝かせないで」と投稿した。
シャープとカプールは、最高級のシーツを使っているのに、その評価はナンシーの過敏すぎる肌が原因では?と気づく。
カプールはナンシーの足を診察し、髄膜炎菌性髄膜炎と診断、「早く治療しなければ危険です」と言う。
しかし、ナンシーは敗血症を起こしてしまう。
カプールは、炎症を起こしている第3脳室に直接抗生剤を入れると言う高度な治療を成功させた。
そして、口コミ評価を気にするマグネス・カオに、「43年前、医者になると決めた。人に尽くしたいと思ったからだ。口コミなど関係ない」と言いきった。

 

アヴィー

退院が決まったアヴィー

ソーシャルワーカーのドブスは、アヴィーの母親がミズーリに戻り、新しく仕事をはじめるため、アヴィーも退院させて同行させ、今後は地元でセラピーを受けさせたいと退院許可を求めて来た。
フロムは、将来の夢を語るようになり、安定してきたアヴィーの門出を喜び、退院許可を出す。

しかしアヴィーが病棟内で自分の課題に火を点けたため騒ぎが起こってしまう。
「どうしたんだ?」と聞くフロムに、「俺はどこにも行かない!」とアヴィー。

 

アヴィーの反乱

「退学になった時はどうでも良いと思ってたけど、ここに来て良かった。やっと居場所が出来たのに、母さんがまた俺の人生を台無しにする!」と怒りをぶつける。
フロムは、「どこでもやっていける力をつけた。ミズーリでもやって行ける」と励ます。

しかしフロムの本心は違った。
「カレにはまだ早い。アヴィーが動揺したのは退院が決まったせいです。時間をください。ふたりで話したい」とドブスに求める。

フロムはアヴィーと向き合うが、「引っ越したら今までどおりに行かない。ミズーリに戻りたくない。キライなんだ。母さんだけが行けば言い。母さんは何も知らない。俺のことを気にかけてるなら、味方になってくれてもいいだろ?帰りたくない」と暴れてしまう。

 

退院するアヴィー

「行く前に先生に挨拶したくて。ありがとう先生、俺を治そうとしてくれて。ガッカリさせて悪かった。俺は治らなかった」
アヴィーにフロムに言う。
「ボクの仕事は生きるワザを教えること。それだけ」とフロム。
「ここに残りたい」と言うアヴィーにフロムは、「ミズーリでも上手くやれる。そこが出発点だ。将来の夢を実現しろ。アヴィー、キミは大丈夫」そう言って抱きしめた。

 

マックスの決断

スタウトン医師は、マックスのために治療方法を考え、DDC療法(投与回数を倍にする)を提案するが、副作用はかなりキツくなるため覚悟がいると説明。
「明日、結論を教えてちょうだい」と言うが、マックスは、「今、決断します。やります。ボクは闘う。結果を恐れない」と即答した。

 

調査されることになったフロム

夜遅く、フロムの部屋にやってきたドブスは、「あなたを公式に調査することにした」と言い出す。
驚いたフロムは、「ナゼ?」と問うが、ドブスは、「今日、私が見たのは、精神科医が患者と積極的に治療とは無関係のことことで親しくしていた。アヴィーとの身体的接触や精神的な距離に取り方で、あなたは一線を越えてる」と言うのだった。

 

感想

気がつけば20話ですか?
20話も観たように思わないんだけどな~

今回のエピソードは、マックスを見てるだけでツラかったな。
その餌食になったレイノルズは気の毒だったけど、確かにマックスが言うように、ひとの命はかけがえのないものだから、医療行為の中に、見落としはなかったか?別のあり方があったんじゃないか?って常に検討はするべきだと思います。
それでも、運命なのか、それに抗えないこともあるのだけれど。
マックスの状況を聞き、公の前で、あそこまで酷い扱いを受けても、マックスを許したレイノルズはエライと思う。
そしてそのカレに「闘え」と言われたからこそ、マックスは決断したのかもね。

フロムは調査を受けることになりましたね。
まぁ確かに、フロムは熱い人物だし、身体接触も多いし、医者と患者の境界線もあやふやな気はします。
相手は患者ですからね、このぐらい近い距離が向いてる患者、逆にそれがキツい患者がいると思います。
一概に言えないとは思うけど・・・むずかしいですね、精神科医って。

 

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