ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ #13 行き場のない感情

ニュー・アムステルダム
ニュー・アムステルダム

 

良質な医療ドラマですね。
見る度に毎回思います。

感想はコチラ

 

#13 行き場のない感情 The Blues あらすじ

シャープからの報告で、ローレン・ブルームにアデロールの問題があると知ったマックスは、イギーに診察を頼む。
最初はイギーの診察を拒んでいたブルームだったが、徐々に苦しみを吐露する。

息子との関係が上手くいかないカプール。
友だちのエラと息子が仲良いことに複雑な気持ちになったカプールは、思わぬ行動を取ってしまう。

 

まとめ & 感想

ローレン・ブルームの問題

イギーの診察を受けるローレン

マックスはローレンをイギーの部屋に連れて行き、診察を受けるよう言う。
突然の展開に、不満気なローレン。
イギーが、「アデロールの問題がある聞いた」と言うと、「シャープが告げ口したのね?彼女には個人的な話をした。彼女は誇張している。こんなだまし討ちみたいな方法は許せない」怒りだし、部屋を出て行こうとする。
イギーは、「出て行ったら、薬物影響下のあると私が判断を下し、最後はマックスが医事委員に報告する。キミは解雇される」と半ば脅す形で話を聞くことに。

 

ブルームの言い分

「ADHDの私にとってアデロールは私を助ける薬なの。12才の時から飲んでる。問題ない」とブルーム。
イギーから、処方量以上飲んだりすることはないか?患者を危険にさらしたことはないか?と聞かれ、追い詰められた気持ちになったローレンは、「ラリって患者を危険に晒したことはないかって聞いてるの?そんなことがあれば医師免許を返上してるわっ!」と怒る。
「パウエル氏に禁忌薬物を投与しようとし、カルテを書き間違う、様子がおかしい・・他にも数名から声があがってる。一歩間違えば、キミのミスでパウエル氏は命を落としてた。キミは言った。もし患者を危険に晒してたら医師免許を返上してるって。ナゼそうしない」イギーは核心を突く。

 

ブルームの背景

イギーは、アデロールを飲み始める前の子どもの頃のことをしてと言う。
「母は悲惨だった。妹はもっと悲惨。アルコール依存症」とローレン。

ちょっとしたお金持ちだったローレンの母は、よくパーティーをしていたと言う。
酒を飲むと母親は荒れた。あれこれ文句を言い、意地悪になったと言う。暴力こそなかったが、酔って吐く母親の世話は7つだったローレンだけがしたと言う。

イギーから父親のことを聞かれたローレンは、「父は皮膚科医で成功した。不在ばかりだったけど、電話をすればすぐに出てくれた。ステキな人だった」と言う。
「7つの子どもに問題を押しつけて家庭を放棄したのに、良い人だったと言うの?」と言うイギーに、一粒の涙をこぼしながらローレンは、「父には欠点はあったけど、愛してくれた」と。

認めないブルーム

「家族の問題から目を背けている。だからキミは、大学も家から遠いところを選んだんだ。何から逃げてるんだ?」
核心を突く質問をされブルームは、「父は母から逃げた。でも私は何からも逃げずERで人を救ってる。貢献してるわ!」と言う。

イギーは聞く。
「アデロール服用量をコントロールできるか?現場に居る方が回復できるのか?」と。
「できるわ」と答えるブルームを見てイギーは、「戻っていい。疑念は晴れた。力をみせろ」と言って面談を終わらせた。

 

限界

フロムとの面談を終えたブルームにシャープは、「他の方法がなかったの」と言うが、「問題ない。おとがめなしよ」とブルーム。
しかしERに戻ったブルームは、その騒然とするERを見回し、平常心で仕事をすることができず、思わずアデロールを飲みたい衝動に駆られる。
何とか踏みとどまったブルームはイギーの診察室へ戻り、「もう一度聞いて」と言う。

 

ブルームの告白

「何から逃げてるんだ?」
もう1度聞かれたローレンは話し出す。

ローレンが大学進学の時。(父親は1年前に死亡)
私なしではやっていけない母と妹ヴァネッサに、ニューヨークの大学に行くとウソをつき、ワシントンの大学へ入学したローレン。
それは、家を出る唯一のチャンスだったからだ。
しかし、8才の妹を置き去りにし、家を出たことは、ローレンをずっと苦しめていた。
今、妹は、4回目の施設入所中だと言う。
「母と妹を救えたかも知れないのに、私が見捨てたの」ブルームはそう言って泣き崩れる。

「そんな家族はたくさんいる。自分を救うだけでも大変なのにキミは強いよ」イギーは言う。
ブルームは、「助けて欲しい・・」とやっと心の内を言葉にした。

 

決断

リハビリ施設に入る決断をしたブルームにマックスは、「キミは重要な人だよ、ボクにも病院にも。ツラいだろうけど乗り越えて。待ってる」と言う。
「私には仕事がすべてなの」と言うローレンにマックスは、「気持ちわかる」と答えた。

 

一歩踏み出したシャープ

「偶然を装ってキミに会いに来たんだ」とパンタキ。
まんざらでもないシャープにパンタキは、「フィラデルフィアでのライヴに行かないか?」と誘う。

(その距離だと、泊まることになる)
その事実に腰が引けたシャープは、「あなたとはまだ行けない」と言ってしまう。

その夜、シャープはパンタキに会いに行く。
パンタキは、「会えると思わなかった」と言い、強引に誘ったことを謝るが、「うれしかった。ステキな誘いだった。だからこそ私は怖くなってしまったの。ずっと何事にも臆病になってて一歩が踏み出せない。昔は積極的だったの。私にはある重荷があってついて回るの。でももうその荷物を持つことに疲れた」と言う。
コンサートに行ってみたいと言うシャープと腕を組みでかけるパンタキ。

Dr.メドラノの母親アリソン 68才

糖尿病性昏睡で搬送されて来たのは、メドラノ医師の母アリソンだった。
血糖値745で、インスリンも効果がない状態だった。

マックスはレイノルズに、無症候性心筋虚血の可能性があるとし、コンサルを頼む。
しかし再び、ERの外で喫煙中に倒れたアリソン。
マックスは、その症状から、身体のどこかにカルチノイド腫瘍があるのでは?と疑うが、「CT所見にそれはない」と言うレイノルズ。
マックスは探索するためにオペをするよう依頼する。

試験開腹術をしたレイノルズは、「ないのでは?」と言う他の医師の冷たい態度にも屈せず、小腸にあった腫瘍を発見した。

マックスの閃きと新しい事業

Dr.メドラノの母親アリソンがニューヨークに住んでいながら、釣り船の船長をしていると知ったマックスは驚くが、同時にひらめく。
それは病院内で、”時代遅れの仕事”、”不要な任務” に就いてるスタッフを、人材が必要な新しい仕事に変わって働いてもらうと言うものだった。
スタッフからは解雇通告する気では?と疑念の声があがるが、マックスはそうじゃないと言い、各部門の仕事内容の調査を始める。

秘書ドラは、何もしないで給料を貰っているんだから、申告などするハズないと言うが、その呼びかけに応える者が現れる。
駐車場ゲートの監視を任されていたハリス、経理の技術部でPCのソフトを管理するアナなど・・・。
マックスは彼らに医師のメドラノを加え、「クリニックがない”シープスヘット・ベイ”地域に、傘下のクリニックを開業する。そこのスタッフとして働いて地域医療に貢献して欲しい」と伝えると、皆、やりがいのある新しい仕事に歓喜するのだった。

孤独になったカプール

最近頻繁にカフェ店員エラに会いに来て、楽しいそうに話す息子ロハンが気になるカプール

ガマンできなくなったカプールはロハンに言う。
「スタジオのことは力になれず悪かった。協力すべきだったよ。だが、エラを使って仕返しをするな。お前はエラとは関係ない」と。
仕返しと言われロハンは、「エラとボクは気が合うんだ。関係ないのは父さんの方さ。こんなこと言っても理解できないだろうけど、ボクがこの1年クリーンで居られたのは、親父と距離を置いたからだ」と言い返し、去って行く。

カフェに来たカプールにエラは言う。
「ロハンは最高ね。今晩もカレと出かけるの」と。
それを聞き複雑な気持ちを抱えるカプールは、「息子を怒らせた。ロハンは私に仕返しをするためにキミに近づいた」と言ってしまう。
エラは、「その理由がなきゃロハンは私には近づかないって言いたいのね?あなたの考えはわかったわ」と怒り、カプールを無視する。

自分のお気に入りの窓に立つカプールを見つけたイギー・フロムは声をかける。
カプールは、「今日、唯一の友と唯一の息子を失った。どうすればいい?イギー、私を助けてくれ・・・」
どうすればいいのかわからず混乱し、涙を流すカプールに、「分かった、大丈夫だ」と抱きしめるイギー。

 

 

ローレン・ブルームが、ADHDだけじゃなく、あれほどの苦悩を抱えていたなんて
ほんとうにツラかったと思うけど、「私には仕事しかない」と言うなら、乗り越えて欲しい。
ローレンは、もっとシャープや友だちを頼るべきだし、それができる人になるべき。それが依存症から立ち直る方法のひとつだと思う。

カプール先生って、悪い人じゃないけど、人の心の機微を読めないところがある。
悪い人じゃないけど、一緒にいると傷つくし、疲れるって人、いるよね
カプールはそういうひとだわ。
どうやれば人間関係を上手くいくのかな?
仮に結んでも、難しいと思うな~・・・長く付き合うにはね。

シャープはステキな恋をしてほしいなと思う

 

 

1

コメント

タイトルとURLをコピーしました