このドラマはNetflix5月の配信新作です。
私が初めてハマった韓国ドラマ「愛の不時着」で、リ・ジョンヒョク率いる第５中隊の部下、末っ子（マンネ）クム・ウンドンを演じた【タン・ジュサン】が主役の遺品整理業の話し。
全10話、すべて配信済みです。
韓国ドラマあるある、”御曹司、令嬢Story”ではないのでトライしてみることに。
１話目から、心にグッとくる内容で、華やかな韓国社会の影を見せてくれるドラマになってるようです。
#1
故人の遺品整理業「ムーブ・トゥ・ヘブン」を営むハン・ジョンウの元に、工場でのケガが原因で亡くなった青年の遺品整理依頼が入った。ジョンウはアスペルガー症候群の息子グルと共に仕事に向かう。
そこにはあったのは故人の夢や両親への愛情だったー。
相関図
まとめ
About ハン・グル
アスペルガー症候群のグル。
魚が大好きなグルの好きな場所は水族館。
グルは魚の細かな変化を読み取れ、個数や健康状態まで分かる特殊な能力を持っていた。
そんなグルの良き理解者は、近所に住むユン・ナム。
グルの父親ハン・ジョンウは遺品整理業「ムーブ・トゥ・ヘブン」を経営、グルは父の仕事を手伝っている。
遺品整理人
会社寮の一室で亡くなった【キム・ソヌ】の遺品整理を請け負ったジョンウはグルと共に向かう。
ふたりは故人に祈りを捧げたあと、遺品整理に入る。
家族または大切な人へ届ける”故人を想う品”を黄色のボックスに詰め、それ以外は破棄して仕事を終えたふたり。
廃品回収業者のチュ・テクは、誠実な仕事をするジョンウを尊敬し、大切に思っている。
遺品整理の相手
遺品から故人を読むジョンウとグル
キム・ソヌは高校卒業後、インターンとして工場に勤務。
カレの夢は大学に行き正社員になることだった。
通帳には貯金があり、両親のためにお金を貯めていた様子。
リュックの中に消臭剤や爪切りが入っており、仕事の帰りにはいつも同じコンビニでキンパを購入していたキム・ソヌの行動からジョンウは店員の女性に恋心を持っていたのだろうと想像する。
葬儀場で
病院の葬儀場にいるキム・ソヌの両親に遺品を届けたグル父子。
そこでジョンウが見たのは、「これは労災ではない」と言い切り、僅かな見舞金を渡すだけの会社役員と、反論しない両親の姿だった。
ジョンウから黄色の遺品ボックスを受け取ったキム・ソヌの母親は、スマホから、労災である証拠メールを見つけてしまう。
キム・ソヌの両親はろうあ者だった。
それに気づいたジョンウは、「言いたいことがあれば言うべきだ」と母親の手話を読み取り、息子の無念さ怒りを会社役員に伝えてやる。
グルもまた、キム・ソヌを想う気持ちを持っていた。
少し問題は起こしたものの、グルはキム・ソヌに、「最愛の子」と書かれたバッジを贈る。
ジョンウは息子の優しい気持ちに触れ、アスペルガーで触れられることが苦手だと分かっていながらも、思わず抱きしめてしまう。
無念の死
弁護士オーに呼ばれた父ジョンウ。
グルは病院の水槽が気に入り、魚を見て待っていると言う。
ジョンウは手話でグルに何かを伝え、用事を済まして戻る途中、突然、胸の痛みに襲われ、倒れて救急搬送される。
グルは戻って来ない父を持ち続けた。
息子を思う父親は、薄れていく意識の中で、必死にグルに電話し、「すまない」と伝えるが・・・結局、父親は亡くなってしまった。
グルは骨壺を自宅に持ち帰ると、父さんが最後に手話で伝えた言葉、「父さんはグルの側にずっといる」を思い出し、何度も何度もその言葉を唱えながらこの状況を受け入れようとする。
そしてグルは骨壺を抱きしめた。
やって来た男
突然家にやって来た男ー。
「何者ですか？」と聞くナムに男はグルに向かって、「オレの家だ。今日からオレが主人だ」と言うのだった。
感想
良質のヒューマンドラマって印象です。
アスペルガー症候群を持つ難しい主人公グルをムリなく自然体で演じてるタン・ジュサンが魅力的です。
結果、１話目で亡くなってしまった愛情深い父親ジョンウを演じたチ・ジニも、グルを愛する気持ちが伝わり、ほんとうに無念の死だったと思います。
早々に父親（母親）が突然死するって韓国ドラマあるあるなんですかね
１話だけ見た「梨泰院クラス」も早々に素敵なパパが交通事故死してましたし～
こう言う主人公が苦境の状況ストーリーが多いですね
受け入れて見ますけど(笑）
主役はグルだけど、もうひとりの主人公がグルの父親ジョンウの弟チョ・サングです。
ラストに登場し、１話目は終了でした。
イ・ジェフンが演じていますが、韓国ドラマ初心者過ぎてカレへの感想はありません(笑）
これから先、叔父サングとグルが、父の意思を引き継ぎ”遺品整理業”をやっていくようですので、ふたりの関係性、サングの心の変化、グルの成長と共に、毎回、遺品整理をされる亡くなった人物の人生にスポットを当て、話しが展開される構成だと思われますので楽しみに見ていこうと思います。
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