キリング・イヴ 2 #8 あたしのものよ(終)

キリング・イヴ
キリング・イヴ

 

シーズン2の最終話です。
結局、よくわかんないかも(笑)

感想はコチラ

 

#8 あたしのものよ You’re Mine あらすじ

アーロンに取引を探る任務を遂行するヴィラネルは、アーロンの危険を察知し、非常事態を知らせる「紳士」と言う言葉を使う。
それを聞いたイヴは慌てるが、イヴとヒューゴにも、何もかによる危険が迫っていた。
イヴとヴィラネルは、それぞれ信じていた相手から、衝撃の事実を知らさせる。

 

まとめ & 感想

アーロンの屋敷、ヴィラネルが見たもの

ヴィラネルは屋敷を歩き、アーロンの部屋に忍び込む。
パソコンが置かれたデスクに座り、「ビリー」と書かれたフォルダをクリックすると、屋敷に滞在してからの全てが録画されていたことに眉をひそめる。
なにげに、「マチルダ」と書かれたフォルダをクリックしたヴィラネルは、動画の中でアーロンがマチルダを惨殺するのを見てしまう。

アーロンの屋敷、朝食の席で / 盗聴を続けるイヴ

イヴはヒューゴに、ここまでの状況をジェスに報告するよう頼み、盗聴を続ける

よく眠れたか?と聞くアーロン。
ヴィラネルが今日の予定を聞くと、「買い手候補が来る。今、買い手の下半身の秘密を探ってる」とアーロン。
「見ても良い?」と言うヴィラネルにアーロンが見せたのは、”レイモンド”の資料だった。
ヴィラネルは言う、「変な顔の紳士ね」とー。

緊急事態の合言葉、”紳士” を使われ、慌てるイヴ。
ヒューゴを呼ぼうとした時、廊下で銃声がした
混乱と焦りでパニックのイヴ。
その時、男はイヴのドアノブをガチャガチャと開けようとする
イヴは咄嗟にベッドの下に隠れた。
銃を持った男が部屋に侵入。
あたりを見回している時、男に電話がかかって来た。
男は相手の電話に、「OK、するよ」と返事をして部屋を出て行った。

 

イヴの行動

ベッドの下から這いだし、ヒューゴを確認すると、ヒューゴは生きていた!
イヴは「行かないで。側にいて」と頼むヒューゴをそこへ残し、「助けを呼ぶ」とフロントまで降りるが、フロントには誰も居なかった。

救急車を呼ぼうにも、ここはローマ。
「3Fに撃たれた男性。救急車を」とメモを書いた時、フロントにスキンヘッドの男がやってきた。
イヴをスタッフと勘違いした男は、「英語が話せるか?ツレを捜している。革ジャンを着て、5分程前にここに来た男だ」と尋ねる。
その革ジャンの男こそ、ヒューゴを撃ち、イヴを捜していた男だった。
イヴはスタッフを演じ、何とかやり過ごした。

 

アーロンの屋敷での3ショット

イヴはヴィラネルを助け出すため、従業員を装いアーロンの屋敷へ侵入し、ヴィラネルの笑い声が聞こえる部屋のドアを開ける。
そこにいたのはアーロンとヴィラネル。

アーロンは、イヴが来たことに驚くが、ヴィラネルとイヴが知り合いだと分かると、「彼女とグルってことか」と言う。
「これのどこが非常時なの?」と怒りを見せるイヴに、「非常時よ。アーロンが映画を作っているのを知ってた?」とヴィラネル。
その言葉でヴィラネルがパソコンの動画を見たことに気づいたアーロン。
「行くわよ、来て」とイヴはヴィラネルを促すが、「キミを雇いたい。イヴは飽きる。俺は飽きさせない。ボクしかいない。すべてを与えよう」とアーロン。
ヴィラネルは、考える顔を見せる
そんなヴィラネルにアーロンは言う、「さぁはじめて」と。
その言葉でヴィラネルはテーブルの上のナイフを持ち、「イヴを殺せって言うの?殺すのが見たい?」とアーロンに聞く。
恍惚とした表情を浮かべ、頷くアーロン。
ヴィラネルは立ち上がると、突然アーロンの後ろに回り、あっ!と言う間にアーロンの首をかっ斬り、「だったら見て!」と鏡の前でアーロンにその姿を見せた。

「最低なヤツ」とヴィラネル。
「殺さないハズよ?」と慌てるイヴにヴィラネルは、「私たちの身を守るためには殺すしかなかった」と言う。
「今、とってもマズイ状況なのよ。銃を持った男がうろついてるの!なんでココに来たんだろ・・・」
この状況を打開する術がないイヴが呟くと、ヴィラネルは言う、「私を救うためでしょ?そして救った」と。

 

状況を打開するために

”トゥエルブ”の手先、レイモンドがヴィラネルを殺すためにローマにいると知り、「どうやって切り抜けるの?」と頭を抱えるイヴ。
ヴィラネルはイヴの頬を叩き、とりあえず落ち着くよう言う。

ホテルに戻って、録音データを回収すると言うイヴにヴィラネルは、「戻ったら殺される」と反対するが、「あなたを助けるために仲間を見捨てた。このままじゃ全部ムダになる」とイヴ。
イヴの態度を見て、5分後にクルマを用意してホテルへ迎えに行く。でも危ないと思ったら逃げてとヴィラネルはイヴを助けようとする。

 

なにもない

イヴがホテルに戻ると、ヒューゴがいないだけでなく、一滴の血痕もなかった。
そして部屋の機材、イヴの荷物のすべてが片付けられていた。
「どういうこと?」イヴは叫びパニックになる
その時、ドアをノックする音が・・・キャロリンだった。

 

キャロリン

すべてを引き上げたのはキャロリンだった。
ヒューゴのことを聞くイヴをスルーし、アーロン・ピールのことを聞くキャロリン。
作戦の経緯を聞いたキャロリンは、「良かった。作戦に多少のムリはあったけどまずまずの結果」と言う。
イヴは、作戦のすべてはキャロリンが仕組んだことだと気づき、「私とヴィラネルがアーロンを殺すように仕向けたの?」」と問う。
キャロリンは言う、「ハッキリと念を押した、アーロンを殺すなと。アーロンが殺されたのはこちらの落ち度じゃない。殺したのは、”トゥエルブ”の暗殺者」と。
「雇い主は”トゥエルブ”じゃなく私たち」イヴは言うが、「違った?」と惚けるキャロリン。
自分をハメたキャロリンに怒りがこみ上げ、「ハメられたのよ!わだかまりが残るどころじゃない!」と言うイヴにキャロリンは、「あなたが考えたアイディアよ。人の力を引き出すのが私の仕事。あなたがいたからマンダレイ作戦ができた。ヴィラネルは得意なことをやっただけ。全世界にとって、アーロンの情報は脅威だった。犠牲は必要よ。割り切って。行くわよ」と言う。
「イヤ」
イヴは拒否する。
キャロリンは、私ならあなたを泥沼から助け出せる。私につくか、ヴィラネルにつくかだと選択を迫るが、イヴは「あなたについて行く気はない」と言う。
「残念だわ」帰ろうとするキャロリンに、「あなたがしたこをケニーに話す」とイヴは言うが、キャロリンは、「もう知ってるわ。撤退作戦の一員よ」としゃあしゃあと言うのだった。

 

コンスタンティンとヴィラネル

逃走用のクルマを探すヴィラネルの前に現れたコンスタンティン。
「どうしてここにいるの?」と言うヴィラネルに、「お前を助けに来た。金と銃はクルマのダッシュボードだ」とキーを渡す。
しかしヴィラネルがイヴと合流すると言うと、「ホテルは危ない。イヴは放っておけ。作戦は終わったんだ。逃げろ」とコンスタンティン。

コンスタンティンはヴィラネルを守るために、トゥエルブがレイモンドを送りこもうとするのを、アーロンを殺すまで待つよう止めていたのだった。
ヴィラネルはそれを聞き、「あなたもMI6も絶対に殺すなと言ったわ」と怒り出す。
ヴィラネルも、ハメられたことに気づいたのだ。
「俺の案じゃない」コンスタンティンが言うと、「びっくり。友だちだと思ってた」とヴィラネル。
「友だちだ。でも家族じゃない」とコンスタンティン。
コンスタンティンはキャロリンと家族のことで取引したのだった。
ヴィラネルは、信じていたコンスタンティンが自分より家族を選んだことに、衝撃を受ける。

コンスタンティンは、イヴを迎えに行くと言うヴィラネルに、「キャロリンと立ち去ったかも」と言うが、「それはない。彼女は同類だから」とヴィラネル。
「ほんとにそうか?」とコンスタンティンは言って去って行った。

 

レイモンドとの対決

ホテル前でイヴを待っていたヴィラネルは、イヴが現れないため、銃を持ってホテルへ入る。
すると2Fの部屋の前で斧を持ち立つレイモンドが!

「このときをずっと夢に見てた」とレイモンド。
「なんでトゥエルブはあんたを送りこんだの?小物なのに」とヴィラネルはレイモンドを挑発する。
挑発されたレイモンドは、「小物ではない。俺を高く買ってる連中もある。イヴはどこだ?ゲームをしよう。この部屋のどこかにイヴはいる。当てればイヴは見逃してやろう。だが外してしまったら・・」と言い出す。

武器なしの1対1のタイマン勝負が始まった。
レイモンドはヴィラネルの首を締め上げる・・・

意識が遠のきそうになった時、イヴがレイモンドの斧を握って立っていた。
「やって・・・」絞り出すようにヴィラネルは言う。
その言葉で、斧を持つイヴに気づいたレイモンドは、「できっこないさ」と言い放つ。
イヴはパニックになりながらも、レイモンドの背中に斧を突き立てた

「なんで背中?「抜いて!頭を狙うのよ!」
ヴィラネルは、倒れないレイモンドの足を引っ張り倒し、イヴに指示する。
「考えさせて」とパニックのイヴに、「考えちゃダメ。こいつを殺さなきゃ、殺されるのよ!」と・・・
その言葉でイヴは背中から斧を抜き、そのまま頭に向けて斧を振り下ろした。
その光景を恍惚と見るヴィラネル。

 

逃亡、その先・・・

「今にも吐きそう・・・」錯乱しているイヴにヴィラネルは、「逃げなきゃ。コイツの仲間が来る」と庇うように連れ出す。
ヴィラネルは、愛するものを手に入れたよろこびで満たされていた。

ホテル前に殺し屋の男がいるのを確認したヴィラネルは、放心状態のイヴをカギがかかったドアを壊し、近道だと言って地下道へ導く。
イヴは出口を見つけ、自らが封鎖を壊して外へ出る。
そこ遺跡跡だった。
「考えてたんだけど、アラスカに行くのはどう?ふたりで小屋に住んで、普通に暮らすの。すぐに元気になる。私が面倒を見る。これからは毎日楽しい」
ヴィラネルはイヴとのこれからを想像して、楽しそうにする。

その時イヴは、ヴィラネルが銃を持っているのに気づき、「銃を持っていたのにレイモンドに使わなかったのは、私にワザと殺させたのね」と言う。
「体験して欲しかったの。人を殺すのがどんな感じなのかって。あなたを絶賛したい。もう危険は去った。あなたのおかげで。これからいろんな人の反感を買うことになるけど、私たちならやっていける」とヴィラネル。

イヴは、「家に帰る。帰らなきゃ。何が起きてるか現実が見えてないの?」と後ろ去る。
「待ってイヴ。ナゼ冷たくするの?愛してるんでしょ?」と言うヴィラネルに「いいえ。愛が何か分かってない」とイヴ。
「わかってる。あなたを手に入れた。あなたは私ものものよ!イヴ。特別だと思ってた」ヴィラネルは言うが、イヴは、「失望させてごめんね」と言って立ち去ろうとする。
ヴィラネルはイヴを撃ち抜いた。

 

今回でシーズン2は終了です。

トゥエルブではないらしいヒューゴとイヴを狙った2人組の男は何者なんだろ?
そして、ヒューゴはどうなった?
その2点はシーズン3で絶対、解明してほしいわー。
このままじゃ中途半端やもん

ヴィラネルは、人と上手く付き合えない人間なんですよね、結局。
自分を愛してくれない。自分の思い通りにいかない場合は、始末する。
アーロンのことを最低なヤツだと言ってたけど、同じ穴のむじなだわ。

ヴィラネルはコンスタンティンとの関係を断ったようだし、ひとりでどうしていくんだろ?
イヴは、夫ニコの元へ戻るの?
キャロリンも、ケニーも頼れず、ヒューゴもイヴのことを許さないだろうし、ニコもイヴをすんなり受け入れると思えない。
それどころか、死んではないと思うけど、遺跡跡で撃たれたイヴを誰が助けるの?

シーズン3が気になるところです

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました