キリング・イヴ 2 #6 正常位楽しんで

キリング・イヴ
キリング・イヴ

 

刺激的なタイトル。
結局、イヴはサイコパス要素があり、サディスティックなセックスを好む女性ってことかしら???

 

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#6 正常位楽しんで I Hope You Like Missionary ! あらすじ

ヴィラネルからパリでの出来事を聞いたニコはオックスフォードから夜中自宅へ戻り、イヴが何を求めているのか?と問う。
アーロン・ピールを確実に逮捕するために、キャロリン率いるMI6は動きだす。
イヴは再びコンスタンティン&ヴィラネルの協力を求める

 

まとめ & 感想

もう耐えられない

真夜中、雨の中を自宅に帰ってきたニコは、「あの女が会いに来た。キミに刺されたと聞いた」と言う。
イヴは驚くが、「あの女はウソつきよ。これにはワケがあるの・・・」と説明しようとする。
しかしニコはイヴを激しく壁に追い詰め、「どうだ気に入ったか?興奮する?どうして欲しい?愛されたい?それとも脅されたい?」と言う。
分からないと言うイヴにニコは、「2階へ!」と言う

ヴィラネルはその様子を外から見ていた

翌朝イヴは、「昨夜は最高だった」と言うが、「眠れなかった。ナゼこんなに後味が悪くて哀しいのか・・」とニコが言い出す。
「あなたも楽しんでると思ってた」イヴが言うと、「あぁ、よかったよ」とニコ。
「それなら何が問題なの?」と聞くイヴ。
ニコは、パリでの出来事をイヴの口から聞きたかったが、イヴは、分かってもらえないと言って話そうとしない。
その態度を見て、「今更どうでもいい。ここを出て行く。止めないでくれ。もう耐えられない」と言う。
イヴは、「待って、落ち着いて話しましょう。一人にしないで」と止めるが、「キミはひとりじゃないだろ」とニコは家を出た。

アーロン逮捕の作戦

キャロリンの指示

キャロリンに呼び出されたイヴ。
イヴは、「アーロンを連行しました?」と聞くが、キャロリンは「まだよ。長期戦になる」と言い、映像を見せる。
それは、あるジャーナリストが隠し撮りしたアーロンとのインタビュー映像だった。

その映像は、インタビュー中、隠し撮りされていることに気づいたアーロンがそれを指摘。その上で、ジャーナリストの趣味がSMだと話す。ジャーナリストが、その情報をどこで掴んだか?と問うと、「漏れない情報などない」と言うものだった。

ジャーナリストはパディントンの下水道で死んでいたと言い、公式発表では、事故死と言うことになっていると言うが、アーロンが手を下したと思われた。
キャロリンは、2週間後にローマで行われるファラデー社の会議で、アーロンを監視できるよう作戦を立ててと指示する。

 

作戦

ヒューゴは、アーロンはパラノイアで、彼氏も彼女も友だちすらいないと言う。
イヴはジェスと一緒にキャロリン宅へ行き、ある作戦を相談しようとするが、呼び鈴で出て来たのはコンスタンティンだった。
驚くイヴにコンスタンティンは、「お互いを許し合った」と言う。
渡りに船とばかりにイヴは、「ふたり(コンスタンティンとヴィラネル)にオファーがある。人殺し以外の仕事を頼みたい」と言う。

イヴはヴィラネルに、人を殺すより難しい仕事だけど、トライしてと言い、人嫌いのアーロンが唯一信用している妹アンバーに近づくため、アンバーが出席している ”断酒会” に潜入し、アンバーと近づくよう依頼する。

ヴィラネルから、どんなキャラ設定にするのか?と聞かれたイヴ。
ヴィラネルは数種類のキャラを演じて見せる。
その中からイヴは、「NYで荒んだ生活を送ってきたビリー」を選んだ。

イヴはヒューゴに、アーロンがチェックすることを想定して、ビリーのSNSを作り、過去の投稿もするよう頼む。

 

自分も知らない自分

イヴがどれだけ連絡しても、ニコからの返信はない。
ジェスは、「フェラでもすれば仲直りよ」と言うが、状況は深刻だった。

ヴィラネルはイヴに、「ニコはいい人過ぎ、あなたには普通過ぎる」と指摘するが、「やめて、普通でまっとうな人間であろうとするのは大変なこと。あなたみたいな人にはわからない」と言い返すが、ヴィラネルから。「私たちには・・でしょ?」と言われてしまう。

イヴはニコの職場に会いに行くが、ジェマと親密にしているところを見てしまい、声をかけることができず、涙する。

後日、イヴはニコの荷物を持ってジェマの家を訪ねる。
驚くニコに、「学校で住所を聞いた。役に立ちたくて」とイヴ。
ニコから「仕事は順調か?ヴィラネルで大忙しか」と言われたイヴは、「お互い忙しいようね、仕事に」と返すが、居たたまれず、トイレを借りたいと言う。

イヴはトイレを借りたついでに、ジェマの部屋を覗き、その少女趣味な部屋に苦笑する。
そうしているうちに、イタズラしたい衝動が抑えられなくなったイヴは、やってしまう。
そこへジェマがやってきて、「ニコと上手くいってないのは知ってるけど、私を巻き込まないで!」と言う。

ニコはイヴに、「彼女は友だちだ。騒ぐことない。ジェマに謝れ」と言う。
イヴは、ふたりを見て、「正常位で楽しんで!ここでお幸せに」と言って出て行こうとする。
そのイヴにニコは、「キミは何処で幸せになるんだ?」と言うのだった

 

ヴィラネルの仕事

断酒会 ⑴

ビリーとなって断酒会に参加するヴィラネル。

それを近くのカフェで盗聴するイヴ

断酒会でアンバーは、「ママが死んでからアルコールとドラッグを止められなくなった」と告白する。
「他に話したい人は?」と言われ、ビリーが手をあげ、話し始める。
「私は依存症。コカインとお酒が中心だけど、手に入れば何でも。アンバーと同じような経験をした。普通でまっとうな人間であろうとするのは凄く大変。パリで人を傷つけた。夫はショックで家を出た。彼はいい人過ぎる。私の親友は事故で死んだ。私のせいでね」
そう、ヴィラネルは、イヴのエピソードを話したのだ。

すると進行役は、「やるせない、だからジャンキーになるしかない?」とビリーを挑発し、他のメンバーも、「悲劇のヒロインをやらないで」と否定する。

休憩時間にひとりでいたビリーに「キツい?」と話しかけるアンバー。
「そのうち慣れるわ。コツは正直に話すことよ。みんな地獄を見て、立ち直るためにここに来てるの。だから作り話しは一瞬でバレるわ」と言う。
するとアンバーのボディガード、マリーがやってきて、帰るよう促す。

 

イヴとヴィラネル

イヴの待つカフェに戻って来たヴィラネルは、「怒らないで」と言う。
イヴは、「私のネタを勝手に使うなら作戦は中止よ。断酒会の資料に目を通したの?正直に話すのがルールよ」と責める。
「私は別人になりきれるわ」と断言するヴィラネルに、イヴは思わず、「別人になりきれてなかったじゃない!」と責めてしまう。
するとヴィラネルは、「そんな口効かないで。そこまであなたのこと好きじゃない。忘れないで。あなたの個性を引き出せるのは、私だけよ」と言う。

 

断酒会 ⑵

翌日、断酒会でビリーとなって発言するヴィラネル。

本当のことを話すには苦手だけど、大事なことだと言われたからやってみる。
ほとんど毎日、なにひとつ感じない。すごく退屈。
朝起きると、”また今日もこれ?”と思う。
他の人はどうして退屈で叫びたくならないの?
何か感じてみたくて、色んなことを捜したけど、何も変わらない。
自傷しても痛みを感じず、買物しても飽きる。好きなことをしても面白くない。退屈でたまらない。

そう言って涙をこぼした。

「あなたの話し、刺さった」
そう言ってアンバーはビリーに話しかけた。
ふたりが打ち解け合い始めた時、ボディガードのマリーが現れて、「メンバーとは交流しない取り決めよ。あなたのためよ」と言ってビリーから引き離した。

 

ビリーの行動

断酒会の入口に出て来たヴィラネルは、向かいのカフェにいるイヴに向かって、「OK?」と合図を送る。
意味がわからないイヴがヴィラネルの行動を見つめていると・・・

ヴィラネルは、マリーに近づき、「アンバーの干渉しすぎじゃない?」と話しかけ、「あなたには関係ない。引っ込んでて」と言われると、再び近づき、言い過ぎた、ごめんなさいと言ってマリーをハグした
その瞬間、車道にマリーを突き倒す。

ヴィラネルとアンバーの目の前でマリーはトラックに轢かれた
取り乱すアンバーを抱き寄せるヴィラネルは、イヴを見つめるのだった

イヴはキャロリンに交通事故の件を報告に行く。
キャロリンは、「驚いたでしょ?動揺してない?」と思いやりの言葉を言うが、次の瞬間、「ヴィラネルはアンバーと個人的に接触した?」と問う。
イヴが、メールをする仲になったと報告すると、「良かった。まずまずってとこね。何か進展があったら教えて」と言うキャロリン。

 

リッチモンド アポン テムズ

ピールの自宅

食事会に誘われたビリー(ヴィラネル)。
その席には、兄アーロンもいてビリーに仕事のことなど色々尋ねる。
ヴィラネルもアーロンに、「会社を売るんでしょう?」と聞くが、「ナゼ知ってる?」とアーロン。
「脱毛サロンにあった雑誌で読んだ」とヴィラネルは切り抜けたが、「ビジネスの興味があるようには見えない」と言い、アンバーに向かってギリシャ語で、「また欠陥人間の友だちか?」とバカにしたように言う。

イヴはイヤホンから、アーロンの書斎へ行って、売却に関する文書がないか調べてと指示を出す。

ヴィラネルは、トイレを借りたいと席を立つ。
ピール宅は、あらゆるところに監視カメラが仕掛けてあった。
ヴィラネルがアーロンの部屋へ入り、本棚の本を見ていると、突然本棚が開き、アーロンが顔を見せる。
「トイレはあっちだ。家を見て回るのは不作法だ」と警告する。

ディナーの席に戻ったヴィラネルに、イヴはイヤホンで色々指示するが、ヴィラネルはイヤホンを外して、パンと一緒に飲み込んだ。

 

ヴィラネルの逆襲

ゲームをする3人。
ビリー(ヴィラネル)が、ゲームのやり方が分からないと、バカなフリをするのに苛ついたアーロンは、「キミのことはチェックしてるよ。哲学の学位を2つも持っているのに、このオバカな演技が謎なんだ」と言い、宗教哲学の難しい質問をし、勉強していれば質問には答えられると迫る。

慌てたイヴは資料を調べ、イヤホンの情報を流すが、反応がない。
「もうイヤホンは外してるさ」とコンスタンティンはのんびり言う。

アーロンは、答えられないビリー(ヴィラネル)に向かって本棚から取り出した分厚い本をヴィラネルの膝に投げつけ、「ウソをつくなら予習ぐらいしたらどうだ?」と言う。
「威張りやね。あんたみたいな人の話に付き合う必要がある?威張り屋の対策をパパから教わった」と言ってアーロンの顔を分厚い本で殴り、家を後にする。

コンスタンティンは、ニヤリと笑い「謎が解けた」と言う。
慌ててヴィラネルのとこへ行こうとするイヴを止め、「放っておいてやれ。しつこいぞ」とコンスタンティン。
イヴは、「どうしよう。作戦失敗だ」と言う

 

キャロリン、いいキャラよね~。
今回のお相手は、ナイロビ支局の男性でした(笑)
キャロリン見てたら、彼女の生き方、許せちゃうもんな~
しかも、ヴィラネルが、鬱陶しいマリーを交通事故に見せかけて殺した件も、知ってて知らぬフリができてしまうキャラ。
もう振り切ってて良いと思います

イヴが追う暗殺者ヴィラネルが、すっかり仕事仲間になってるのが、やっぱり解せない私です~。
犯罪者を使って、犯罪者を立件するなんて、どうなん?

結局、ここまでヴィラネルがやってきた殺しは許されていいの?
納得できないわ~

次はローマですか?
アーロンが逮捕されるまで、この形なんでしょうね。
でもビル(イヴの親友)が殺された時のこと思い出して、なんかフクザツな私なんだよね~。

 

 

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