グレイズ・アナトミー 16 #20 言葉を届けて

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海外ドラマグレイズ・アナトミー

LAの学会でおかしくなったリチャードの続編です。
グレイズ・アナトミー16も、今回を含めあと2話

#21 言葉(うた)を届けて Sing It Again あらすじ

学会の発表で異常な行動を見せたリチャード。グレイ+スローンでは、アテンディングが総出でその原因を探る。一方、コラシックのもとに、別れた妻が髄芽腫を患う少年を助けてほしいと来院してくる。しかし、少年が亡くなった息子にそっくりで動揺したコラシックは、アメリアに執刀を依頼する。

 

まとめ

リチャード

リチャードの症例検討会

キャサリンはプライベートジェットでリチャードを迎えに行き、グレイ+スローンに入院させる。

ベイリー、メレディスらは、リチャードの症例検討を始めた。
ベイリーは現れた症状を列挙するが、それは多岐に渡っていた。
マギーは、「リチャードはまるで別人」と言う。
「認知症との判別をするべきだ」と進言するトム。
しかしメレディスは、「アルツハイマーではない」と言う。

幻覚、幻聴

入院になったリチャードは、「検査は必要ない。学会ではキャサリンと一緒だった。彼女に聞いてくれ」と言い出す。
もちろんキャサリンは学会には行ってはいない
しかしキャサリンは、「素晴らしい講演だった。でもその後体調を崩したから、検査だけしてちょうだい」とリチャードの幻視、幻聴に合わせて、検査を受けるよう納得させた。
これで症状に、幻視と幻聴まで加わった。

キャサリン

症例検討するベイリー、マギー、ジャクソンに向かい、「本気でやって!早く答えを出して!」と怒りを向けるキャサリン。
しかし、彼女自身、異変に早く気づけなかったことを後悔し、自分を責めていた。

リチャードの病状

頭部CTを受けながら、リチャードは正気を証明すると、”ウィップル手術”の手順を唱える。
カレは自分の異変に気づいていない。
CTの結果、認知症を疑う所見は見つからなかった。
マギーは、「初期のアルツハイマーならわからない」と言うが、ここでもメレディスは、「私は目の前でアルツハイマーを見てきた。これは違う」と言う。

メレディスとマギーは、認知症のテストをするが、リチャードはまったく答えられない。

リチャードの居た場所

病室からリチャードがいなくなった。
手分けして捜す中、メレディスはオペ室でメスを持ち、立っているリチャードを見つける。

リチャードはメレディスを見つけると、「遅いぞグレイ。手伝だわんのか?キミが正気に戻ってくれて良かった」とー。カレの幻覚では、手術着で患者を試験回復しようとしているらしい。

しかし実際のリチャードは、パジャマのまま、手術室の真ん中に立ってメスで自分の腹を切ろうとしていた。

メレディスは、メスが滅菌されてるか確認が必要だと言って、メスを預かろうとするが、「私はやるしかない。治せるのは私だけだ!」と声を荒げる。
メレディスはリチャードの目を見て、「私が治す。自信があるの。だってあなたの指導を受けてきたから。オペだけじゃない、人として母親としてのあり方もよ。子どもたちの成長をあなたに見守って欲しい。あなたが必要なの。まだたくさん教わることがある。他のみんなのも同じ気持ちよ。メスを渡して、リチャード」と。
リチャードは、素直にメスを渡すると、「エリス、私はどうも変だ」と。
「大丈夫、私に捕まって。戻りましょう、さぁ」とメレディスはリチャードを導く。

※ エリスはメレディスの母親。
  そしてリチャードと恋愛関係(不倫)にありました

リチャードを心配し、皆が集まる中、病室へ戻って来たリチャードは、「ここは、シアトル・グレイス病院だな。インターンを集めてくれ、すぐに回診をはじめたい。夕食の遅れるとアデルが怒るからな」とリチャード。

リチャードはメレディスたちが、インターンの頃の記憶の戻ってしまった-。
キャサリンは、「私にはムリよ」と涙する。
ジャクソンは、「俺たちがリチャードを治すから」とキャサリンを励ます。

アンドリュー

リチャードを見舞う停職中のアンドリューにベイリーは、「早く帰りなさい」と厳しく当たるが、アンドリューはコッソリひとりで症例検討をしていた。

なにか分かったことがあったか?と聞くメレディスに、「謎が深まるばかりだ」とアンドリュー。
メレディスは、「答えが見つかるまでやるわ」とふたりで症例検討をはじめる。

 

トム

生き写し

「トム、久しぶりね」そう声をかけてきた女性と少年を見て、固まってしまうトム。
女性はデイナ・ハミルトン、そして少年はガスリー、10才。

デイナはトムの別れた妻、そしてガスリーは、亡くなった息子デヴィッドソックリだった。

「死んだお兄ちゃんソックリで驚いた?」と言うガスリー。
トムは、「あぁ驚いたよ、声までそっくりだ」と言うが動揺が隠せない。
デイナは、「デヴィッドの生き写しでツラいだろうけれど、ガスリーには脳腫瘍があって脊椎にまで広がってる。深刻なの。そうでなきゃここへは来ない」と言う。

”ボクにはムリ”

ガスリーは、原発性脳腫瘍の髄芽腫で、第3頸椎にガンは浸潤しており、感覚、運動麻痺が現れはじめていた。
「ディナは、ボクなら何とかしてカレを助けると思ったんだ。だがまるでデヴィッドだ・・・そっくり過ぎて・・」動揺を抑えきれないトム。
テディは、「私がついてる」と励ます。

しかしガンは、脳幹にまで浸潤しはじめていた。
テディはアメリアを呼び、事情を話し、「トムにはムリなの、お願い」と言う。
アメリアは、「私に任せて」と言うが、ディナは、「トムに頼みたい。あの子を失ったら今度は私、生きていけない」と言うが、「オレにはムリだ、それに、この病院のルールで、家族の治療はできない」と言うとその場立ち去ってしまう。

ディナはアメリアの執刀を承諾、ガスリーがオペ室へ入ったと伝えに来たテディにトムは、「息子の死後、ずっと思ってたんだ。私がオペしていれば救えたかもって。なのに今、助けを求めて来たカレを前に、ボクは苦しくて溺れそうだ。救えるなんてまやかしだ」と言うー。

トムの執刀

しかしオペ中、アメリアは産気づいてしまう。
連絡を受けたトムは、「ボクはやれない。最後までやってくれ!」と逃げ腰になる。
アメリアはトムに、「この腫瘍を取り除けるのは、国内で私とあなたしかいない!わかるでしょ?今の私はムリなの、交代して!早く!」と大声でハッパをかける。

トムは執刀を代わったが、その直後、ガスリーの容態は急変してしまう。
トムは警報アラームが鳴り響く中、「先生!指示は?誰か呼びますか?」と言うヘルムの言葉も聞こえず、立ち尽くしてしまう。

トムを心配し、見学室にいたテディは、「トム!私の声を聞いて!大きな深刻をして集中するの!患者はあなたの助けを待ってるの。何度も立ってきた場所よ、あなたならできる!」と。
その言葉で我に返ったトムは、状態を安定させ、オペを続行した。

トムは見事に手術をやりきった。
「腫瘍は除去した。回復に向かうよ」と説明するトムに、「あなたがやってくれたのね。ごめんなさい。本当にありがとう」と心からの感謝を伝えるディナ。

トムとテディ

トムを心配するテディに、「ありがとう」と礼を言うトム。
「さらに苦しめてしまってごめんなさい」と言うテディに、「キミのおかげでむしろ和らいでる」と感謝を伝える。

テディ

テディはオーウェンに、「計画なんて要らない。あなたと結婚したい。週末に結婚しましょう」と言う。
オーウェンは愛しているとテディに伝え、テディも、私も愛していると言う・・・。

 

アメリア

出産予定まであと2週間。
リンクは生活がガラッと変わってしまうことや、生まれてきた子どもとの関係に不安を感じつつも、その時を楽しみに待つ。

オペ中、陣痛が始まってしまったアメリア。
連絡を受けたトムは慌てるが、結局、前駆陣痛だった。

 

感想

ずっと見続けてるグレイズファンの私にとっても、リチャードの異変は、ショック
メレディスが、「アルツハイマーではない」と言えるのは、自分の母エリスを見てきたからでしょうけど、こんなに急速に認知が進むのを見るのは、居たたまれない気持ちになるでしょうね。
予告では、オペを受けてるようなので、何か【原因】があったようだけど。

トムとテディとオーウェンの三角関係もマジでややこしくなってきましたね。
オーウェンがテディを失った状態を考えたら・・・可哀想で。
ほんとうに悪いけど、ここはトムに身を引いてもらうのがベストかと・・・。

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