グレイズ・アナトミー 16 #5 カラダの記憶

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#5 カラダの記憶 Breath Again あらすじ

奉仕活動を勝手に抜け出したことで、裁判所の法廷審問に呼び出されたメレディスだったが、ゾラが体調を崩してしまい、裁判所へ行くことができなくなる。
一酸化中毒で運ばれて来たカーリー・ディヴィスを担当するベイリーとジョー。高気圧酸素室で治療することになるが、ジョーは患者がセラピストだと気づき、動揺してしまう。

 

まとめ

法廷審問とゾラの手術

ゾラの異変

許可なく奉仕活動を抜けたメレディスは、法廷審問のため裁判所に呼び出されることに。
しかしその日の朝、ゾラが頭痛と吐き気を訴え、病院を受診する。ゾラは赤ちゃんの頃、二分脊椎でVPシャントを受けていたからだ。
メレディスはトム・コラシックにCT撮影を頼むが、脳室拡大が見つかり、トムの執刀でシャント入れ替え術をすることに。

検査中も、何度もメレディスのケータイには、弁護士ナンシーから、出廷を促す連絡が入る。
アンドリューは、「ゾラを見ているから裁判所へ!」と言うが、「冗談でしょ?できない」とメレディス。
メレディスは手術中のレポートをヘルムに逐一報告するよう頼む。
手術に向かうゾラを励ますメレディスを見てアンドリューは、「キミの側にいようか?」と言うが、メレディスは、「ゾラのそばにいて」と言う。

ゾラの手術

手術は順調だった。
アメリアとマギーはメレディスと一緒に手術をが終わるのを待つ。
アンドリューは私が子どもを置いて裁判所に行くと思ってた。その次にカレは、オペに入るのをパスするって。不安そうな私の側にいるって言うの。研修医がオペをパスするなんてバカよ。カレは優しいし、頑張ってる。でも、子どもがいないから分からないの。カレはセクシーで楽しくて、子どもにも優しい、だけどそれ以上の存在になるかはわからない」とメレディス。

するとアメリアも、「私はリンクの両親の名前さえ知らない。カレが好きな食べ物も。カレのことを良く知らないのに、カレの子どもを産む。そしてカレと育てていく」と言うのだった。

手術は無事終わった。

病院にやって来たナンシーは、「判事は、緊急事態の多い人だと言ってた。でも寛大な措置をしてくれたわ。あなたは、清掃活動を休んだ分拘留される」と言うのだったー。

 

リチャードとジェマ

夜勤明け、帰宅しようとするリチャードに、「朝食を奢る」と誘うジェマ。
ジェマから積極的にアピールを受けるリチャードは、「私には妻がいる」とやんわり断るが、「キャサリンと争う気はない。だけどあなたは、癒やされたいと思ってる。私はそれを与えてあげられる。あなたはツラい目に合うとウォッカに手を出すか、別の女に走る」とジェマ。
「友情を取り違えたのなら謝る」とリチャードにジェマは無理矢理キスした。
リチャードは、半ギレで帰る。

夜、キャサリンが帰ってきた。
しかし全然気持ちが通わないふたり。

 

カーリー・ディヴィス 46才 一酸化中毒

一酸化中毒で搬送されてきたディヴィスは、その状況から自殺未遂を疑われる。
ベイリーは、高圧酸素治療室で治療することに。
サポートに入ったジョーは患者の顔を見て驚く。
ディヴィスは、ジョーのセラピストだったのだ。

ジョーと産みの母親

ジョーは、消防署に捨てられた赤ん坊だった。
幼少期は、里親を転々とし、時には暴力を振るわれたり、けして幸せとは言えなかった。
遺伝子検査を受けたジョーは、産みの母親ヴィッキーを見つける。
勇気を出して会いに行ったジョーだったが、母親は、我が子と気づかないどころか、「来られたら困る」と言う。
そして過酷だったのは、ジョーは、ヴィッキーがレイプされた結果、妊娠した子どもだったことだ。それでもヴィッキーは、「ごめんなさい。これが私の限界」と、ジョーとの関係を繋げようとはしなかった。
このことがキッカケで、ジョーは精神的に病んでしまい、アレックスの勧めもあり、1ヶ月入院して治療したのだった。

産まれてきたことを忌まわしく思い、闇の中で苦しむジョーと向き合い、立ち直らせてくれた人物こそディヴィスだった。

高圧酸素治療室にベイリーとジョー、ディヴィスの3人が入り、治療が始まる。
しかしジョーは、自分を助けたセラピストが自殺未遂したことに動揺、「ダメダメダメ。また振り出しに戻ってしまう。私を救った人が自殺するなんて、私はどうすればいいの?」とパニックになりかける。
ジョーはリハビリ施設で習った、”落ち着くために、自分が集中できる手順を唱える”を実行しはじめる。驚くベイリーに、「何か別のことに気を反らさなきゃ!何か言って!」とジョー。
「私、妊娠した」
突然のベイリーは告白に、驚くジョー。

ジョーは、驚いたおかげで落ち着きを取りもどしたが、逆にベイリーは、「子育てなんて、遠い過去のことなのに・・・」と妊娠出産への不安を口にしはじめる。
しかしベイリーもまた、ジョーから”心を落ち着かせる方法”を伝授され、覚悟が決まる。

状態が安定してきたディヴィスに安心した矢先、けいれい発作が起きた。
原因が分からず、慌てるふたりだったが、ジョーはディヴィスがいつもアーモンドを食べていたことを思い出し、低血糖発作だと気づき対処し、ディヴィスは意識を取り戻した。

ディヴィスを病棟へ移したふたり。
ベイリーは、「追い込まれても、パニックにならずにあなたは自分の力で立て直した。成長したのよ」とジョーに伝える。

ディヴィスは自殺ではなかった(調子の悪いストーブを使っていたことが原因)
ジョーは、主治医をベイリーに変わってもらう。
それは、ディヴィスがセラピーで大切にしていた、”境界”を守った行為だった。
それに気づいたディヴィスはジョーが立ち直ったことに喜ぶ。

 

ベイリーとベン

消防士の仕事を終えて帰宅したベンに妊娠を告げようとするベイリーだったが、疲れ切っているベンは、すぐに眠りに落ちてしまい、言えなかった。

ベイリーから呼び出されたベンは、妊娠を伝えられ、「俺たちの子どもだ」と喜びを爆発させる。

感想

原題は、【Breath Again】もう一度呼吸する(深呼吸)。
そんなイメージのエピソードでした。

メレディスがデレク・シェパードと恋に落ちたあの時は、彼女が今、アンドリューに感じてるような気持ち(セクシーで子どもにも優しいけど、それ以上の存在になるかは、分からない)は持たなかったハズ。こんなフクザツ感情を抱くのは、大人の恋愛だからだと思う。
オトナの恋は、大変で、面倒だ。
単純に、好き、や、一緒にいたいと言う気持ちだけでは突っ走れないから。
しかしメレディスは拘留されることになりましたね。

ジョーは、セラピストを担当したことで、産みの母とのトラウマから、完全に脱却できたのかな?

 

 

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