グッド・ドクター 3 #5 小さな前進

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#5 小さな前進 First Case, Second Base あらすじ

執刀医デビューが決まり、ショーンはジャンプしてよろこぶ。リムはコミュニケーション障害のあるショーンに、人当たりの良い患者ベスを選択するが・・・。
母を亡くした傷が癒えないままのクレアは、アルコール依存症の疑いのある患者を担当する・・。

 

まとめ

ショーンとカーリー

仲良くカウチポテトデートを楽しむふたり。
ショーンは、映画を観ながら、12分に1回キスをすると言うルールを作り、それを楽しむが、カーリーは、やっぱり先に進みたくて少し強引に迫る。しかしショーンから、「ルールどおりが良い」と言われてしまう。

朝帰りのショーンにリアは、「上手く言ってるみたいね?」と言うが、ショーンは、「キスをするとき、カーリーが身体を触るんだ。イヤじゃないけど、1度に触るのは1ヶ所にして欲しい」と言う。
リアは、それをカーリーに伝えるべきだとアドバイスする。

 

初執刀

ショーンが執刀医をする日がやってきた。
「ぶちかましてやるぞ!」とジャンプしてよろこぶショーン。

 

食道ガン患者、ベス

ショーンはベスに、アンドリュース、アレックスと共に、「抗ガン剤の効果もあり、胃を吊り上げて吻合する再建術を行う予定です。寛解が期待できるでしょう」とたどたどしく説明するが、ベスは、「ずい分若いドクターだけど、それだけ優秀ってことね」とショーンが執刀医であることを好意的に受け止め、「離婚して人生再出発と言う時にガンが発覚して・・・」と涙ながらに語りはじめる。
しかしショーンはそれを遮り、オペによるリスクを難しく説明する。
それでもベスは、「先生頼みます」と言う。

ショーンがベスを担当したワケ

アンドリュースはリムを捕まえ、「やりやすい患者をショーンに当てたな。カレを甘やかすな」と忠告するが、リムは、「辞められては困る。多少のことではへこたれないけど、子どもの頃からの夢だから、心配している」と言う。

しかし術前検査の結果、過去の手術の影響で、再建術は不可能だと分かる。
リム、アンドリュース、アレックス、ショーンは症例検討をするが、”ベスは二度と口から食べることができない”ことは確定だった。
アンドリュースは、「悲しむが伝えるしかない」と言うが、ショーンは、「アレックスに頼みたい。ボクはコミュニケーションが苦手だ。ベスを悲しませれば、ボクの執刀をイヤがるかも知れない」と言う。
アンドリュースは、「伝えるのは執刀医の仕事だ。出来ないならアレックスと執刀医を交代しろ」と言うが、リムは、アレックスが患者に伝え、執刀医はショーンのままでと言う。

ベスの反応

アレックスが予定どおりの手術ができなくなったと伝えると、「どういうこと?説明して」と動揺を隠せないベス。
するとアンドリュースは、「説明は執刀医がします」とショーンにその責任を任せる。
(話しがちがう・・)ショーンは焦るが、「一生口から食べられません。でも良いこともある。今度の手術は簡単なので退院するまでの期間が早くなります」と言ってしまう。

 

頑ななショーン

ショーンはアンドリュースと明日のオペ手技の練習をする。
そこへリムがやってきて、「ショーンを降ろせと言ってきた」と言う。
「イヤだ。これはボクのオペだ。準備も進めてきた」拒否を示すショーンに、他のケースを任せると言っても、ショーンは譲らず部屋を出て行ってしまう。

帰宅しようとしていたショーンにリムは、「これは学びよ。私も外科部長として日々学んでる。あなたも同じよ」と言うが、ショーンは、「同じじゃない。ボクは発達障害だ」と言う。

リムはショーンをベスの病室へと連れて行き、「ショーンの言葉の選び方が不適切でした。でも告知内容は事実です。ショーンの腕も問題ない。それでもショーンの執刀にご不満なら、他院で治療してください」と言い切った。
ベスはショーンの執刀でオペを受けることに。

 

執刀の日

グラスマンはショーンに、「初めてのオペで使ったものだ」と自分のオレンジ色のオペ帽を渡しショーンを励ます。

カーリーもショーンに会いに行き、幸運のキスを送る。
そして、「リアのアドバイスは良いアドバイスだった。お互いに何が好きで何がキライか伝えるのは大事なことだから。だから今は、唇には触れない。他に触れて欲しいところがあるから」そう言ってカーリーは自分のバストへとショーンの手を導いた。

執刀医ショーン・マーフィー

グラスマンから贈られたオレンジ色の帽子を被り、執刀医としてオペに臨むショーン。
オペは順調に進んでいたが、突然、「ダメだ、ダメだ、できない・・・できない。ダメだ、ダメだ」とショーンはオペ室を出てしまう。

 

パニックになった理由

騒ぎを聞きやってきたリム。
ショーンは、「ユウリ・・ユウリ・・・」と意味不明な言葉を呟きながらパニック状態だった。
リムはショーンを見てムリだと判断し、アレックスに後を引き継ぐよう指示するが、アレックスは、「これはパニックじゃない。自信に満ちて執刀していた。きっと何かに気づいたんだ。」と言う。
「ショーン落ち着け、深呼吸だ」アレックスに言われ、「腫瘍は思っていたより小さかった。だから遊離空腸術で、食道を再建できる。日本ではやってる。ボクはビデオで勉強しました。でもとても複雑なオペになる。」とショーン。
「複雑すぎてあなたにはできないと言うことね?」とリムに言われ、「そうです」とショーン。
しかしリムとアンドリュースも未経験のオペだった。
「ショーン、ガイドして」リムはその手技を実行することを決める。

オペは順調に進んだ。
リムは、「最後の一針はショーンがやりなさい」とショーンに委ねた。

 

チームとして

アレックスは手術途中で呼ばれた先で、虫垂炎の執刀を任された。
「ショーン、ボクも執刀医デビューしたよ」と言うアレックスに、「うれしいよ」とショーンも答える。

アンドリュースはリムに、「ショーンはオペを投げ出したんだ。外科医としては間違いなく失敗だ」と言うが、リムは、「患者が口から食事を取れるようになったのよ、失敗じゃない。オペは皆でするものよ。全員がすべきことをしてオペは成功する。ショーンがアイディアを出し、アレックスがそれを導き、私がそれを許可した。そしてあなたのおかげでショーンはココにいる。良いチームよ」と言うのだった。

患者:カーティス

煙突修理中に落下し、両脚を骨折したカーティスを診察したクレアは、その様子から、飲酒していると判断するが、「断酒して6年と3ヶ月と24日だ」とカーティスは言う。

しかし検査結果は、アルコール0.09%が検出された。
カーティスは、「飲んでいない。検査ミスだ」と主張し、妻ティールも「カレは飲まないわ」と言う。

 

検査する

手術中、不整脈が見つかったカーティス。
原因を探るため、心エコーをするが、異常は見つからなかった。

クレアはカーティスが飲酒していると思っているが、妻は夫を信じている。それについてクレアが母親の事と重ね合わせ、「信じても結局ムダ」と思っていることにモーガンは気づいていた。

「不整脈は飲酒が原因と思われます」とモーガンは説明するが、ティールはそれでも、「カレは飲んでない」と言う。

学生時代知り合ったふたり。カーティスの両親が事故死し、酒に溺れた時も支え、結婚するためにカーティスは断酒した。「断酒あっての結婚なの。私はカレを信じる。カレは飲んでない」と言い切るティール。
その時、血圧がダウンし、消化管出血が起こってしまう。


検査の結果、やはり異常は見つからなかった。
「アルコール依存で生じた潰瘍でしょう」と説明するモーガンにティールは、「飲んでない」と言う。
「あなたを愛してるから、正直に言えなかったんでしょう」とモーガンは言うが、「カレはウソは言わない」とティール。
しかしアルコール依存症の母を亡くしたばかりのクレアは、感情のままに言ってしまう。「その信じる心がカレの命を奪いかねない」と。

追加検査の胃カメラをしながらクレアは、「皆、愛を美化しすぎなのよ。愛してくれる人がいれば大丈夫なんて間違ったメッセージだわ」と言う
しかし、カーティスの十二指腸に腫瘍が見つかり、緊急オペとなる。

 

信じること

カーティスは、十二指腸の良性腫瘍で消化管が閉塞し、未消化の炭水化物が胃の中で発酵したことによる”自動醸造症候群”だった。
ティールは、「あなたを信じてた」と言う。クレアは、「その信念に救われたんです」と伝えた。

「今日のケースは違ったけど、依存症かもと疑った人の99.9%は依存症よ」と言うクレアにモーガンは、「あなたは今、お母さんやこの世界や自分に怒ってるのよね。でも、0.1%を捨てちゃダメ。希望を持たなきゃ」と言う。
しかしクレアは言う、「希望が母の命を奪ったの」とー。

 

グラスマンとデビー

デビーがグラスマンの家へと引っ越してきた。
グラスマンはデビーが銃を持っているのを見て不快感を持つ。
それを感じたデビーは、「一緒に暮らすならお互い妥協が必要よ」と言うが、納得できないグラスマンは、ショーンらに意見を聞く。
銃保持に否定的なクレアは、それが原因で恋人と別れたことがあると言い、銃保持賛成のモーガンは、恋人と銃保持で揉めた時、女性の身を守るのに必要だと説得したと言い、アレックスは、息子が産まれた時、妻に銃保持を反対され、銃は自宅じゃない場所にあると言う。

 

グラスマンの作戦

グラスマンは、自宅にセキュリティシステムを入れ、「これで安心して欲しい」と言うが、デビーからは、「これで銃を手放すと思ってるの?指示は受けない。決めるのは私よ」と言われてしまう。

次にグラスマンは、「ERに間違って妹に銃で撃たれた8才の少年が運び込まれた。脳死状態だ。銃はほんとうの恐ろしい。銃は持たないより持っている方が3倍撃たれる確率がある」と話すが、「女性の4人にひとりは、パートナーからの暴力を受けてる」と言い換えされてしまう。
グラスマンは、「過去に何かあったなら、教えてくれ」と言うが、「銃を持つのは、過去に何か恐ろしいことがあったからとは限らない」と言われてしまう。

 

一緒にいるために・・

「結婚2日目にして、危機だ。色々試したがダメだった」と愚痴るグラスマンにショーンは、「デビーは胸を触らせてくれる?」と聞く。
突然の発言にグラスマンは驚くが、ショーンは、「触らせてくれるなら、他のことは何も心配しなくて大丈夫」と言う。

デビーから、「話し合いましょう」と言われグラスマンは、デビーの胸にタッチし、「妥協する練習をするよ」と言うのだったー。

 

ショーンとカーリー

ショーンはカーリーの家に寄り、「もうひとつの胸もチェックしていい?」と聞く。
カーリーは笑顔で迎え入れる。

 

感想

「自動醸造症候群」は、過去に見たドラマでも見たことがあります。
結構ある症例なのかなぁ?

ショーンの何気ない言葉に、当たり前のことを気づかされることってありますね。
今回のグラスマンがそうでした。

クレアはかなりギリギリの状態っぽい。
大丈夫なのかな。

ショーンとカーリーは彼らなりのスピードで進んでるみたいですね。
カーリーは大変だなと思うし、最後にはイヤになりそうな気がしちゃうんだけど
ショーンが傷つかないで欲しいな

 

 

 

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