ダメージ シーズン1 #13 新たなる謎の始まり(最終話)

ダメージ
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シーズン1の最終話です

 

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#13 新たなる謎の始まり Because I Know Patty あらすじ

保釈されたエレンは、グレッグのビデオテープを渡す代わりに、デヴィッド殺害容疑の起訴を取り下げるようパティに依頼、パティは動く。
しかしエレンを見張る男がいた。
フロビシャーは見つからないビデオテープの在処を心配する。
フィスクの後を引き継いだマーシャルは、パティがビデオテープを持っているかどうか、ある方法を使って確かめようと提案するが・・

 

まとめ & 感想

事件当日

パティの自宅アパート

パティ宅で目覚めたエレンはデヴィッドからの留守電を聞く。
留守電には、「ケイティがグレッグの告白テープを持ってきた。フロリダのことを告白してる。例の場所に隠しておく」と。

その時、パティ宅の玄関カギを開けて侵入してきたスーツの男。
スーツの男は犬をバルコニーに出すが、犬は吠える。

犬の鳴き声で異変に気づいたエレンが階下に降りる・・・
スーツの男はエレンに襲いかかる。エレンは包丁を持ち、必死に応戦。
その結果、男の腹部に包丁が刺さってしまう。

同じ頃、パティの自宅前に、クルマで乗り付けた暗殺請負人2人組(フロビシャー依頼)。
(彼らは ”告白テープ” を手に入れるためにエレン宅に侵入し、既にデヴィッドを殺害していた。)
暗殺請負人は、”告白テープ”はパティ宅にあると考え、侵入するためにやってきたのだ。

しかしコートを羽織った血だらけのエレンがパティのアパートから飛び出してくるのを見て、「どういうことだ?」と驚く。

 

エレンのアパート

自宅に帰ったエレンが見たのは、荒らされた部屋・・・そしてバスルームで惨殺されているデヴィッドだった。
エレンはデヴィッドを抱きしめ泣く

するとエレン宅の玄関ドアをノックする音が・・・咄嗟にエレンは窓から外に逃げ出す

エレンは警察に保護される。
朝7時頃の出来事で、所持品はナイ弁護士の名刺1枚。

ナイの事務所に刑事がやってくる

 

その頃パティは・・・

ひとりクルマで墓地へ行く。
パティはそこへ35年ぶりに来たのだった。
パティがひさまずいたのは、”ジュリア・ヒューズ”と書かれた墓の前。
号泣するパティ。
パティは、1972年に女の子の赤ちゃんを死産していたのだったー。

 

フィスクが自殺して3日後

フィスクの死の影響

真夜中、眠れないパティがキッチンにいるのに気づいた夫フィルは「何ができる?」と声をかけるが、パティは大丈夫だと言う。

 

事務所で

事務所に原告団が集まり、これからどうなるのか?と質問が飛ぶ。
トムは、フィスクの死により、裁判は1ヶ月延期され、フィスクのあとをマーシャル・フィリップス弁護士が引き継ぐと伝えられる。
パティは、訴訟には影響はないと断言する。

ピートおじさんは、「部屋はリフォームした。新品同様だ」とパティに言う。
パティは、イスに座り、あの夜のフィスクを思い出すのだったー。

 

事件より10日後

保釈されたエレン

保釈金はパティ・ヒューズが出した。
実家にいるエレンを心配し友人が集まる。

その様子をクルマから見張る男が・・・

 

検事局で

パティは地方検事局で、「DNA鑑定の結果、私の家で見つかった血と、依頼人の服の血は完全に一致しました。よってエレンが何者かに襲われたことは事実です」と主張するが、地方検事は、「誰に?あなたの家で死体は見つかっていないぞ。エレンには殺害する動機もチャンスもあった。凶器から指紋も出てる」と言う。
パティは、「それならナゼ、彼女のアパートは荒らされたんですか?書類が盗まれています。真犯人を見つけて。現場の再調査を!」と求めた。

エレンの容疑が晴れた暁に、エレンはグレッグの告白テープを渡すと約束する。

フロビシャーの焦り

結局、暗殺請負人はグレッグのビデオテープを見つけられなかった。
報告を受けたフロビシャーは、「あれが提出されたら命取りだ」と焦り、「デヴィッド・コナーのことは大丈夫なのか?」と心配するが、請負人は、何の影響もないと言う。

フロビシャーはライリーを呼び出し、「原告団は5億円をはねつけた。パティは何を掴んでいるのか?最近、情報をくれないじゃないかっ!パティは告白ビデオテープの話はしてなかったか?」と問いただす。
「何も知りません。ビデオテープ?なんのことです? パティはもう和解する気はないでしょう」と言うライリーに苛立ったフロビシャーは、「うるさい!キミの意見はいらない。こうなったら一銭も払わんからなっ!」と言い捨てる。

 

現場再調査

エレン宅の再調査が行われることになった。
刑事と共に、パティ、エレン、トムも立ち合うが、”犯人が忘れたライト” にエレンは気づけなかった。

その時、現場検証の隙を狙い、暗殺請負人の男がエレン宅に侵入し、”犯人が忘れたライト”を手にする。

「誰だ
刑事は男を見つけ、問いただすが、次の瞬間、「久しぶりだな、リック」とあいさつする。
暗殺請負人は、刑事の ”リック・メッサー” だったのだ。
刑事はリックをエレンたちにも紹介した。

新しい弁護士マーシャルとフロビシャー

マーシャルはフロビシャーに、原告が5億ドルで和解に応じないのはナゼか?隠していることがあるんじゃないか?と問う。
フロビシャーは、レイ・フィスクとグレゴリー・マリーナとの写真を見せ、
「レイがグレッグをフロリダに連れて来た。しかしグレッグはありもしない作り話をビデオテープに録画し、レイから金をゆすり取ろうとしていたらしい」と言う。

2002年フロリダ、パームビーチであったこと

リムジンに乗っているフロビシャー、レイ・フィスク。
そこへジョージ・ムーアが乗り込んでくる。
ムーアは、「あの部屋で女に見られた!」と言うが、「ラリってて何も見てないとアシスタント(グレッグ)は言ってる」とレイ。
フロビシャーは、「女のことは何とかする」と言う。
ムーアは、「証券取引委員会はあんたが続けてきた不正経理の証拠を掴んでいる。ペーパーカンパニーを使って負債を隠し、収益を水増しし、業績不振を誤魔化したことも分かっている」と言う。

「ほんとはフロリダで何があった?」と聞くマーシャルにフロビシャーは、「何もない」と本当のことは言わず、「パティがビデオテープを持っているかも知れない」と言う。
マーシャルは、パティがビデオテープを持っているかどうか探りを入れましょうと提案する。

 

駆け引き

マーシャルはパティに略式裁判を持ちかけるが、マーシャルの魂胆が、ビデオテープを持っているか否かの探りだと気づいたパティは断る。

しかし略式裁判となった時のためにテープが必要と考えたパティはエレンに、「テープを渡して欲しい。略式裁判が決まれば負けてしまう。必ず容疑は晴らすわ。調査員も雇い、地区検事にも圧力もかけている」と言うが、エレンは頑なな態度を崩さない。
「検事は再選したがってますよね?取引して望みを叶えてあげればどうですか?」とエレンは言い出す。

パティは地区検事と取引し、エレンの起訴は取り下げられた。

パティは、「自由の身よ。テープはどこにあるの?」とエレンに聞く。「持ってません」とエレン。
驚くパティにエレンは、「安全な場所にあると言っただけです」と言う

警察署の証拠保管庫に行ったトム。
ブックエンドの中から出て来たのは、ビデオテープとふたりの結婚指輪だった・・・

 

パティ vs フロビシャー

パティはフロビシャーを訪ね、DVDを見せつつ「時間はあるか?」と聞く。

パティは、グレゴリー・マリーナの告白テープを見せ、ジョージ・ムーアがあなたを売った。確実に連邦刑務所で長く暮らす事になると言う。
「何が欲しいんだ」と聞くフロビシャーにパティは、「2つほど選択肢がある」と言う。

1つは、連邦検事局へビデオテープを提出した場合。
フロビシャーは罪を認めるか、法廷で闘うことになり、何年もムダにし、その後、民事裁判で私があなたから財産を搾り取るわ。
もう1つは、私の言い値での和解と言う。
フロビシャーは「秘密保持契約を交わし、証拠をすべて封印するのか?」と聞くとパティは約束する。
パティは明日中に返事をしてと言う。
「そんなに私が憎いのか?」フロビシャーは聞くが、パティは「仕事のためよ」と言う。

勝利宣言

マーシャルが反対する中、フロビシャーは開発途中の土地だけは手元に残し、それ以外をすべて現金化し、原告団と和解することを決めた。

翌日、マーシャルはパティの事務所へ行き、和解額を提示し、秘密保持契約を交わし、証拠のすべてを闇に葬ることを条件に和解すると言う。
パティはそれを受け入れ、正式に和解が成立した。
パティは原告団を前に、和解を報告。

事務所で勝利パーティーが始まる。
パティはご機嫌なラリーを部屋に呼ぶと、そこには、原告団のリーダーたちがいた。
彼らはライリーがフロビシャーに情報を流していたことを許せないと言い、和解金を受け取る権利を放棄するよう迫る。
「バカ言うな!」ライリーは怒るが、「放棄しないなら、連邦検事に突き出す」と言われ、「俺はもう70だ。何もかも失ったんだ。この先どうしろと言うだ!」と慟哭する。

パティはエレンを呼び、勝利の乾杯をした後、「この先どうするの?オフィスに戻って!」と言うが、エレンは興味を示さず、事務所を出て行く。

 

和解、その後

パティは地方検事にグレッグのビデオテープを渡しながら、「私は何も渡さなかった」と言う。
「これで貸し借りなしだ」と言う地方検事に、「次の選挙まで伏せておいて。そして、あいつを刑務所へ送って!」とパティ。
パティが検事と取引したのは、コレだった。

ライリーは、開発予定地にいるフロビシャーを銃で撃ち、「借りは返した」と言って去る。

 

デヴィッドの葬儀

葬儀に参列したエレン。
葬儀が終わり、棺の前にいるエレンに、「どうしても許せなくて・・」と言うケイティ。
「私のせいだから」と言うエレンに、ケイティは、フロビシャーの出資話に乗ったからだと言う。
エレンは、「最後にデヴィッドと会った時、喧嘩したの。結局全部、デビッドの言ったとおりだった」と後悔を口にし、参列させてくれたお礼を言う。
ケイティは、「デヴィッドのためよ。あなたは悪くないわ」と言う。
エレンは、いつまでも棺の側を離れられないのだったー。

トムとエレン

トムは地区検事に確認しているが、デヴィッド殺害事件は、現場検証をし直したものの、新たな発見はなく、フロビシャーが関係している証拠も見つからないままどと言う。
トムは、キミとパティはこれに勝つためにどんな手を使ったの?と聞くが、エレンは何も言わない。

 

FBI

ナイ弁護士が接触していたのは、FBI捜査官ハリソンとワーナーだった。
ふたりは、フロビシャー事件の前からパティを調べていると言う。
突然のことに警戒したエレンは、一度クルマから降りるが、考え直し、ふたりの話を聞くことに。

パティの容疑は、詐欺、共謀罪、司法妨害だと言う。
FBI捜査官から、パティに個人的な恨みがあるか?と聞かれ、「あります」とエレン。
エレンは、「パティは私を殺そうとした」と言う。
根拠があるのか?と聞かれたエレンは、「そういう人ですから」と答える。
エレンは捜査に協力することを決め、パティの元へ戻ることに。

エレンの覚悟

別荘(ビーチハウス)に呼ばれたエレンは、桟橋でパティに会う。
パティは、「エレンから後悔していないか?と聞かれたけど、かなり後悔している。ケイティに証言させたくてあなたを雇い、利用した。自分が恥ずかしい。許して欲しい。いつの日か。私は欠点だらけの人間だけど、戻って来て欲しい。もう一度チャンスをちょうだい」と言う。
エレンは、「法律は信じない。でも正義は信じる。だから戻る。ただし条件がある。フロビシャーの殺人罪を証明する協力をして欲しい」と言う。
パティは協力すると言い、「エレン、ありがとう」と言うのだった-。

 

 

シーズン1の最終話でした。
まだいくつか謎が残ったままなので、当然、シーズン2はあるとは思っていましたが、ガッツリ、シーズン2を意識した形の最終話でした。

シーズン2は、FBIに協力するエレンが、パティの事務所で働きながら、裏で彼女を裏切ると言う展開かな?
すっかりエレンはパティ化してしまいましたね

シーズン1で、謎だったけど解明されたことは、

・ナイ弁護士がコソコソ連絡していた相手はFBI捜査官。
 エレンの後をつけたり、保釈後のエレンを見張っていたのもFBIだったんですね。

・フロビシャーが雇っていた暗殺請負人の1人は、刑事だった。
 この時点で、いかにフロビシャーの事件の闇に深さを感じますね~

・パティ宅でエレンを襲った男が死んだ。
 死んだ男の処理をしたのは、ピートおじさん

 

シーズン2に持ち越しの謎

・パティの息子マイケルは、ナゼ、エレンが襲われる前の夜、自宅戻ったことを内緒にしてと言ったのか。
・パティの自宅に侵入し、エレンを襲い、結局死んだ男は、誰?
・パティはエレンを殺害しようとしたのか?
・ピートおじさんの謎

 

 

 

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