ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ #7 移植の輪

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#7 移植の輪 The Domino Effect あらすじ

ニュー・アムステルダム病院が中心になり、3州を巻き込んだ大がかりな「ドミノ生体肝移植」が行なわれることになるが、スタートのドナーが「移植の輪」から外れてしまうことに。ドミノ移植は完成するのか?

 

まとめ & 感想

シャープの診察

マックスは妻ジョージアと一緒にシャープから、治療方針を聞く。
ジョージアは、ガンが治る確率と、ナゼ治療を始めていないのか?と質問。
シャープは、説明した治療が最善だと言い、マックスの治療準備が整うのを待っていると言う。
マックスはジョージアのために、今日中に抜歯すると約束。
治療を受ける決意を固める。

 

ドミノ移植 ⑴

シャープが7ヶ月かけて計画した ”ドミノ移植”の日を迎える。
ニューヨーク、ニューアーク、ピッツバーグ、3州に散在するドナー(臓器提供者)から6人のレシピエント(移植希望者)に生体肝移植する大きなプロジェクトだ。
6人の患者は家族に臓器適合者がいないため、適合する他のドナーから生体肝移植を受けるのだ。

スタートは、ニュー・アムステルダム病院に入院中のマシューの姉ターニャ。
ターニャがドナー(提供者)となり肝臓の一部を切除。
それをシャープの患者アミナに移植。
次はアミナの夫タリクがドナー(提供者)となり、カレの肝臓を他病院にいる患者に移植・・・・
こうして繋いだ肝臓移植の輪の最後は、他病院から届く肝臓をニュー・アムステルダム病院に入院中のマシューに移植する計画。
マックスは、他病院と連絡を取り、「時間との闘いだ」と皆を鼓舞する。

 

ドミノ移植 ⑵ スタートでつまづく

ターニャが病院に到着。
フロムは規定通りの心理評価をするが、ターニャは泣き出してしまう。

フロムは、「ターニャはドナー不適合者」とマックス、シャープに報告する。
ターニャがスタートだったため、最初からつまづくことに。

プロジェクトは失敗か・・と思われた。
マックスは、「アミナのドナーは消えたが、他の移植はできる」と言い、アミナの夫タリクを説得しようと言う。

シャープはタリクに頼むが、「妻が臓器移植できるまで、提供しない!」と断られてしまう。

 

ジアンナ 12才

息苦しさを訴えERに来たジアンナ。
父ディエゴは、どんどん症状が悪化していると言うが、グアテマラからの違法移民で保険未登録の父娘は、なかなか受診できなかったと言う。
ブルームは、ニュー・アムステルダム病院は誰でも治療を受けられると言い、ICE(移民税関執行局)にも知らせないと話す。
ジアンナを診察したブルームは、レイノルズを呼んで!と言う。

しかしERに来たにはフロレス。
この3日間、レイノルズはずっとブルームを避けていた。

フロレスは、ジアンナは肺水腫状態。オペですぐに水を抜けば呼吸は楽になるだろうと言う。
しかしオペ中、ジアンナは、IPF(特発性肺線維症)とわかり、肺移植しなければ助からないことがわかるが、違法移民の移植を臓器移植協会は認めていなかった。
ディエゴは一縷の望みを賭け、自分と娘の適合テストを受けるが、一致しなかった。
絶望する父ディエゴ。

 

ドミノ移植 ⑶ ディエゴ

レイノルズはマックスにジアンナの状況を説明し、市長にビザを頼めないかと相談する。
マックスはディエゴの適合テストを見て、ひらめく。

特殊な因子HAL型を持つディエゴは、アミナと適合するのだった!
マックスは、ディエゴがドナーとなり肝臓をアミナに移植。
ジアンナのために肺提供をしてくれるドナーを捜そうと言う。

ジアンナの肺ドナー探しが始まる。

 

ドミノ移植 ⑷ ディエゴの勇気

レイノルズとマックスは、デイエゴに「ドミノ移植」の話しをし、肝臓の一部を提供して欲しいこと、現段階ではジアンナに肺を提供してくれるドナーがいないが、ドナーを捜すと言う。
ディエゴは、「娘のためなら何でもする」と肝臓提供を承諾する。

ドナー探しの甲斐があり、12人がジアンナのために肺提供を申し出た。
一安心と思われた矢先、ジアンナは急変、心不全に陥る。
ディエゴは、ジアンナの容体が安定するまで肺移植はムリだと説明を受ける。

しかしディエゴは、「娘に肺移植ができなくても、娘を救おうとしてくれた気持ちに報いたい」と言い、ドナーの輪に入るという。
ディエゴの勇気のおかげで、6人のレシピエント(移植希望者)の命が助かった。

ディエゴが麻酔から目覚めた時、隣には肺移植を受けたジアンナがいた。
「ありがとう、先生」と言うディエゴにレイノルズは、「いいえ、私が救ったのはひとり。あなたは6人救った」とリスペクトするのだった。

シャープは見事にドミノ移植を成功させた。
マックスはシャープを労う。

 

ジェマの不安

その後、なかなか里親が見つからなかったジェマ。
ようやく緊急里親としてブランカが承認されたことをフロム医師はジェマに報告。
ジェマは涙ぐみよろこぶ。

しかし、「突然ジェマが怒りだし、暴れたので保護室に入れた」と報告を受けたフロム。
保護室に入れられたジェマは、「私は悪くない」と壁を叩いて興奮状態だった。

フロムは「叫ぶのを止めて話そう」と言う。
最初は他の患児が、作品を壊したからだと訴えるが、本当の理由は、”誰も自分を欲しがらない”と言うことだった。
これまで里親に虐待を受けてきたジェマは、人を信じることができなくなっていた
フロムは、「人を信じることは、とっても怖い。でも、家族になるには、それが ”入場料” なんだ。思い切って信じる気になったら、ボクがついてるから」と言う。

翌日、ジェマは退院し、ブランカの家へ。
同行したフロムは、「ここがキミの家だよ」と言うのだった。

 

その他

ブルームとレイノルズ

ブルームが紹介したイーヴィーと付き合い始めたレイノルズ。
それ故に、レイノルズはブルームと会いづらく、避けていた。
しかしこのままでは仕事に支障があると考えたレイノルズはブルームに、「イーヴィーと付き合い始めたんだ」と話す。
ブルームは、「大丈夫よ、私が紹介したのよ」と明るく振る舞う。

しかし、高級アパートへ帰ったブルームは、エントランスの前で踵を返し、忙しいと有名なブロンクス病院のシフトに入ると電話する。

レイノルズはイーヴィーに「キミと一緒に出勤したい」と言い、ふたりは職場でキスをする。

 

カプール

息子のレストランを日々、外から眺める

 

マックスの不安

全身麻酔で4本の親知らずを抜いたマックス。
まだ話せないマックスは筆談でジョージアに、「もし、ボクがへこたれたら?」と聞く。
ジョージアはマックスのおでこにキスをし、「一緒に闘う。ひとつずつ乗り越えれば上手くいくわ」と言うのだった。

 

 

いよいよマックスはガンと闘う気持ちになったようです。
ぜひ、マックスにはガンに打ち勝ってもらいたい!
可愛い我が子を抱き、医療がもっと良くなるために

レイノルズとの関係が終わって、ブルームがツラそうに見えます。
自分でイーヴィーを紹介して、自分でツラくなっちゃったパターンかな。

ジェマの話はこれで終わりだといいな。
もう戻って来ないように、ブランカの家で幸せに暮らして欲しい。

 

 

 

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