チェルノブイリ #4 掃討作戦

チェルノブイリ
チェルノブイリ

 

今は、「チェルノブイリ」と言う、このドラマとのみ向き合うべきじゃないかと言う気持ちになってます。
これは実録ではないけれど、真実のドラマです。
福島原発事故を経験している私たちこそ、見るべきドラマだと思うのです。

 

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主なキャスト

キャスト名説明
ヴァレリー・レガソフ核物理学者
ソ連が独自開発したRBMK炉専門家
ボリス・シチェルビナソ連閣僚会議副議長。
エネルギー部門責任者
ウラナ・ホミュック核物理学者
原発事故の原因究明に奔走
タラカノフ将軍将軍
アナトリー・デイアトロフチェルノブイリ原発の副技師長
事故当日、原子炉の運転実験を指揮
ピカロフ大将軍司令者
チャルコーフKGB会長
ヴィクター・ブリュハーノフチェルノブイリ原子力発電所 所長
カドニコフ判事
ステパシン検察官
ジンチェンコ医師
グルホフ炭鉱頭領
ニコライ・フォーミンチェルノブイリ原発の技師長
ミハイル・ゴルバチョフソビエト連邦共産党書記長
(政府最高権力者)
■ワシリー・イグナテンコプリピャチの消防士
原発事故発生直後の現場で消火活動に当たる
リュドミラ・イグナテンコワシリーの妻
アナネンコ
ベスパロフ
バラノフ
貯水槽の水を抜くために志願した3名

#4 掃討作戦 The Happiness of All Mankind あらすじ

事故対策局は、一般人を募集して軍の人員を増員し、危険区域に残る家畜や残された犬などの動物の処分や、汚染された樹木や地表の処理作業にあたる。
レガソフらは、高度の放射能汚染のため4ヵ月が経ってもまだ手を付けられていない原子炉の屋根の上の作業に月面車ロボットの使用を試みる。
現場の惨状をよそに当局は、事故による被害の大きさは世界規模ではないとの見解を固持し続ける。
ホミュックは、独自取材と研究により、この事故の原因まで辿り着く

 

まとめ

1986年8月 4ヶ月後 

プリピャチの対策本部

今の問題は、高度の放射能汚染のため、いまだに手をつけられていない原子炉建屋の屋根の上の黒鉛をどうするか?
レガソフたちは、対策本部にタラカノフ将軍を呼ぶ。

レガソフは屋根を3区域に分け、説明
・”カチャ”は、1000レントゲン/h 、2時間で死亡
・”ニナ” は、2000レントゲン/h、1時間で死亡
・”マーシャ”は、12000レントゲン/h、全身を完璧に防護しても2分で余命が半分になり、3分で余命が数ヶ月になるレベルの放射能が出ていた。

重機は重すぎて屋根が抜ける恐れがあり使えないため、月でのロボット探索車を利用したいと申し出る。
レガソフは、月面車を鉛で覆えば、カチャとニナの屋根上での作業なら、放射能に耐えることができると考えていた。
しかし、マーシャでは強力なガンマ線が出ているため、マーシャで使える機械が難題だった。

カチャ、ニナの屋根作業、開始

ヘリにより、建屋の屋根に ”月面車” が置かれた。
心配されたが、遠隔操作で月面車は動いた。
シチェルビナは喜び、さすがにレガソフも笑顔を見せる。
黒鉛を炉内に落とす作業がスタートする。

またタラカノフ将軍から、マーシャの屋根作業には、ドイツ製ロボット導入が検討されていると知らされた。

 

リクビダートル

軍は、原発事故の後処理をする人員(リクビダートル)を募集、作業に就かせはじめた。
キャンプに集められたリクビダートルは、テントで寝泊まりし、ウォッカは飲み放題だが、報酬は1000ルーブルだった。
彼らは自前で作った鉛の”タマ隠し(精巣を守るため)”を装着し、それぞれ分かれて作業にあたった。

作業は以下、

・農作物破棄の仕事

・汚染された樹木や地表の処理作業

・街の通りを散水車と肩がけ水タンクで洗浄する作業

・住民を避難させる作業

そしてパベルが配属されたのは、”危険区域に残る家畜や残された犬などの動物の処分作業”だった。

パベルは軍人バチョーとガロと共に、危険区域で、ペットだった犬猫を中心に銃殺、その死体を穴に入れ、コンクリートで固めるのが仕事だった。
バチョーは、パベルは軍人じゃなく、キエフの駐車場で働いていたと知り、「人手不足か」と呟く。
銃を扱ったことのなかったパベルにバチョーは、「ルールはひとつだ。動物を苦しませずに殺せ」とだけ教えた。

パベルは生まれてはじめて生きているものを撃った。
その事実は、彼を混乱させ、苦しめた。
食事が食べられないパベルにバチョーは、ウォッカを勧め、「皆、最初はそうなる。恥じることはない」と言い、自分の経験を話す。
寡黙なガロも、「全人類の幸福のため」と横断幕に書かれたスローガンを口にした。

少し仕事に慣れてきた時、パベルは母犬が子犬を産み、賢明に育てているのを見てしまう。
パベルには殺処分することができなかった。
バチョーは、パベルをその場から外し、処理した。
もうパベルはウォッカを飲まずにはいられなかった。
彼らが集めた死骸は、穴に入れられ、コンクリートで固められた。

 

1986年9月 5ヶ月後 

ドイツ製ロボット”ジョーカー”が届いた。
早速ヘリによって”マーシャ”の屋根に置かれた”ジョーカー”。
電源を入れ、稼働させようとした瞬間、通信が途絶えてしまう。
ジョーカーは、何も仕事をすることなく、潰れたのだ。
呆然とし、凍りつくレガソフ、シチェルビナ、タラカノフ将軍

シチェルビナは怒り心頭で対策本部に電話をするが、連邦は世界に向けて、地球規模の核災害は起きていないと言う立場をとり続けているため、「放射線量最高2000レントゲン/h」と言う建前の数字を伝え、ジョーカーを取り寄せたのだった。

今もなお、マーシャの屋根の上の黒鉛からは、12000レントゲン/hの放射能が出続けていた。
それは、広島に投下された原子爆弾の2倍の線量が1時間毎に出ているのと同じだった。

レガノフ、シチェルビナ、タラカノフ将軍は、あらゆる方法を考えるが、どれも問題があった。
「生体ロボットを、人を使いましょう」レガソフはとうとう人間を使うことを決断する。

 

1986年10月

屋根の黒鉛を除去するため、3千人を超えるリクビダートルが集められた。
タラカノフ将軍は彼らに、「重大な任務を諸君に託す」と鼓舞し、作業内容を説明した。

彼らに託されたのは、作業時間90秒、屋根上の瓦礫を除去することだった。

 

調査を続けるホミュック

ロモノーソフ記念モスクワ大学図書館でホミュックは資料閲覧を請求するが、認められたの1つだけだった。

 

ディアトロフからの聴取

ディアトロフは回復していたが、話を聞かせて欲しいと言うホミュックを追い払おうとする。
ホミュックが停止ボタンを押した時の状況を確認すると、ディアトロフも、「トプトゥーノフが報告し、アキーモフがAZ5を押した」と証言した。
しかしディアトロフは続けて、「炉は本当に爆発したのか?」と聞く。
(ディアトロフにとっても、それは信じられない出来事だったのだろう)



ホミュックは爆発した炉の写真を見せ、「国が所蔵していた1976年の論文に、”極限条件でのRBMK炉の運転について”がある。著者名は消され、中身も2ページない。だが彼らはミスをした。目次が残っている。”正のボイド反応係数とAZ5”、これは何?」と切り込む。
「全部俺の責任か?」と言うディアトロフに、「非難しにきたのではなく、真相を究明したい。協力すれば、あなたは処断を免れる」とホミュック。
しかし、「これとは何も関係がない。聞けば真実が分かると思ってるのか?真実はない。上に聞いてもウソが返って来るだけだ。俺は罰を受ける」と言い、拒否の態度を示した。

 

1986年12月 プリピャチ

原子炉爆発の原因

シチェルビナはホミュック博士を、盗聴回避のため、立ち入り禁止区域のプリピャチに呼び出す。
ディアトロフ副技師長、ブリューハーノフ所長、フォーミン技術長は、近々裁判にかけられ、レガソフ、ホミュックは専門家として、シチェルビナも証言台に立つことになった。
それに先立ちレガソフは、ウィーンの 「IAEA(国際原子力機関)本部」に事故報告をすることになった。
ホミュックは、事故が起こった経緯をまとめた資料をレガソフに渡す。

ホミュックの調査で、職員は極めて無能かつ無謀。安全規則に違反していたが、爆発の原因は別にあると言う。
レオニード・トプトゥーノフの証言どおり、停止ボタンを押した後、炉が爆発していた。
ホミュックは、その答えはこの論文にあるのでは?と言う。
実はレガソフは、既にその論文を読んでいた。
この論文の著書はヴォルコフ博士。
ヴォルコフは、1975年レーニングラード原発であった事案から、極限条件下のRBMK炉の欠陥を指摘、10年前に政府に警告をしていた。しかし、それを機密情報にしたのは、KGBだった。その結果、その欠陥は原発技術者らに知らされることがなく、今日まで来ていた。

ホミュックは、「IAEAに報告して。ソ連では16基のRBMK炉が稼働してる。欠陥を直さないと。この欠陥を公表して、政府に対応を迫るしかない」と言うが、「最も体面を気にする国に恥をかかせたら、どうなると?KGBと取引しよう。欠陥をIAEAに公表しない代わりに、残りの炉を直させるんだ」とシチェルビナは提案するが、ホミュックは、「KGBと取引?甘いことを。世界に知らせるチャンスよ。私だったら公表するわ」と言い切る。
シチェルビナはホミュックに向かい、「崇高な信念とチャンスがあっても、諦めた者も多い。自分と最愛の者の命の前には、道徳的な信念など意味がない。生き延びるためなら何でもする」と言う。
保身に走るシチェルビナにホミュックは、「ワシリー・イグナテンコ、消防士だった。事故の2週間後に死亡。彼の妻が産んだ赤ちゃんは、4時間で死んだわ。母親の代わりに放射線を吸収したの。この国では、子どもが母親を救って死んでいってる。何が取引よ、命は惜しくない。誰かが真実を言わなきゃ」とふたりに決断を迫った。

 

屋根の黒鉛除去作業終了

2ヶ月にも及んだ、屋根の黒鉛除去は、3828名のリクビダートルの協力で無事に終了した。
タラカノフ将軍は、彼らに感謝を述べ、ひとりずつ握手すると、皆一様に、「ソビエト連邦に尽くします」と言う。
報奨金は、800ルーブル渡された

 

  感想

「生体ロボットを使う」って言葉があまりにも酷い。
人間をなんだと思ってるんだ!って話しですが、もうそれしか方法がなかったんだとこのドラマを見ていればわかります。
広島の原爆の2倍の放射線量を1時間で出している黒鉛を放置することは、絶対にできなかったワケですから。
だけど、その報酬が800ルーブルって
ネット検索で得た情報ですが、20万円にも満たなかったようです。
これで一生食べていけるワケもなく・・若い青年たちが、国のため、世界のために犠牲になってくれたことの尊さを感じました。

リクビダートルの作業で、ペットを駆除する作業シーンは、ワンコを愛する私としては、見るに堪えませんでした
もう知らない間に涙が・・・
それこそ、動物たちにとって、この環境に置かれたことは、被害でしかないのですから。

ホミュックの努力の甲斐があり、原子炉が爆発した理由がわかりました。
1年も以上前から、指摘されてきたことを、面子、体面を保つ目的だけで、隠蔽するなんて
ほんとにソ連は腐ってるわっ

しかし、政府の隠蔽は日本でもあるのだろうと思います。

 

 

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