チェルノブイリ #2 現場検証

チェルノブイリ
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主なキャスト

キャスト名説明
ヴァレリー・レガソフ核物理学者
ソ連が独自開発したRBMK炉専門家
ボリス・シチェルビナソ連閣僚会議副議長。
エネルギー部門責任者
ウラナ・ホミュック核物理学者
原発事故の原因究明に奔走
タラカノフ将軍将軍
アナトリー・デイアトロフチェルノブイリ原発の副技師長
事故当日、原子炉の運転実験を指揮
ピカロフ大将軍司令者
チャルコーフKGB会長
ヴィクター・ブリュハーノフチェルノブイリ原子力発電所 所長
カドニコフ判事
ステパシン検察官
ジンチェンコ医師
グルホフ炭鉱頭領
ニコライ・フォーミンチェルノブイリ原発の技師長
ミハイル・ゴルバチョフソビエト連邦共産党書記長
(政府最高権力者)
■ワシリー・イグナテンコプリピャチの消防士
原発事故発生直後の現場で消火活動に当たる
リュドミラ・イグナテンコワシリーの妻
アナネンコ
ベスパロフ
バラノフ
貯水槽の水を抜くために志願した3名

#2 現場検証 Please Remain Calm あらすじ

事故発生から7時間後、核物理学者のウラナ・ホミュックが勤務するミンスクの研究所で、高濃度の放射性物質が検知された。
チェルノブイリ発電所の近隣病院には、被爆した作業員や消防士、そして近隣住民が押し寄せ、パニック状態となる。
クレムリンではゴルバチョフ書記長ら政府幹部が集まり、シチェルビナ副議長から事故は適切に対応されていると報告されるが、報告書を読んだレガソフは原子炉が損壊している恐れがあり、高い放射能が漏れているはずだと発言する。

 

まとめ

4月26日(土) 8:30 AM(7時間後)

ミンスクのウラナ・ホミュック博士

ミンスクの白ロシア原子力研究所に勤務するウラナ・ホミュックは、職場の窓をあけた瞬間、線量計が8mmレントゲンを示し、警告音を鳴らした。
ウラナは窓の外の汚れを拭い、計器にかける。
”ヨウ素 131、ウラン235の核分裂生成物” が検出された。

ウラナは240キロ先のイグナリナ原発に電話し、状況を確認するが問題がないことがわかる。
チェルノブイリはここから400キロも離れていた。
「炉が壊れない限りあり得ない」
ウラナは同僚とヨード剤を飲み確認の電話をするが、誰も電話に出ることはなかった。

病院で

搬送されてくる患者は後を絶たない。
医師は誰も、正しい被爆患者への対処と治療を知らなかった。
ジンチェンコ医師は、いつも通りのヤケド治療をしている医師を見て、「これは放射線熱傷よ。服を全部脱がせて、地下へ運んで!」と指示する。
そんなジンチェンコ医師の手も患者の服や身体に付着した放射線が原因による、放射線熱傷となってしまう。

消防士のワシリーの妻は、病院内で夫を捜す。
その途中、鉄橋で火事見物していた友人の夫が放射線熱傷で治療を待っているのに出会う。
「この子を頼む・・・」と言われるが、「触れば病気になる!離れて!」と看護師に言われ、リュドミラは助けることができなかった。
夫ワシリーはモスクワの第6病院に搬送されることがわかる。

政府委員会で

クレムリンでの政府委員会へ呼ばれたヴァレリー・レガソフは、シチェルビナの報告書を読み、動揺する。

委員会ではシチェルビナ副議長からゴルバチョフ書記長らに向けて、

・チェルノブイリの状況は安定している。
・プリピャチは警官隊が警備し、ピカロフ大将と化学部隊が事故現場に派遣された。
・線量は毎時3.6レントゲン程度で、健康診断の胸部X線1回分相当。
・機密漏えいはない

以上が報告された。

ゴルバチョフ書記長が委員会の終了を口にした時、レガソフが声をあげる、「いいえ、終われません」と。
「私が懸念していることを聞いていただきたい」とレガソフは頼む。

・建屋の外でヤケドを負った消防士が手にした鉱物は、黒鉛である。
・黒鉛が使われているのは原子炉の中だけ。
・それが外にあると言うことは、爆発したのは原子炉である。
・3.6レントゲンは、胸部X線400回分の線量相当。
・簡易線量計の上限値は3.6レントゲンで、これ以上計測できない。
・実際の線量はもっと高いだろう

原子炉とは

RBMK原子炉は、ウラン235を燃料として使用し、ウランの原子はそれぞれが弾丸であり、光速に近い速度ですべてを貫く。
木、金属、肉体も。
1グラムのウランには弾丸が何兆個も含まれる。チェルノブイリには300万グラムあり、今燃えている。
風に乗って放射性粒子が大陸中に広がり、雨と一緒に降る。
何万、何億、何兆という弾丸が空気や飲み水、食べ物に入り込む。弾丸の多くは100年間飛び続ける。
中には5万年間も飛び続けるものもある。

原子炉の恐ろしさの説明を受け、ゴルバチョフ書記長はシチェルビナとレガソフのふたりで現地に赴き、原子炉の状態を確認し、報告するよう指示する。

 

ヘリで発電所に近づいて・・

原子炉の仕組み

原子炉は蒸気で電気を作る。蒸気でタービンを回すため、原子力発電では核分裂を利用する。
燃料はウラン325、不安定な物質で、中性子はウランから飛び出す。中性子同士が当たった衝撃で、原子は分裂し、膨大なエネルギーを出す。
RBMK炉では、燃料棒を黒鉛で包むことで中性子を減速させている

現地に向かうヘリの中で、シチェルビナはレガソフから原子炉の仕組みを教えてもらう。

チェルノブイリ原発が見えてきた。
黒煙をあげる様を見て、レガソフは「これはマズイ。中を見る必要などない。屋根に黒鉛が載っている。建屋が壊れ、炉心がむき出しだ。あの光を見て!放射線が空気を電離している」と言うが、シチェルビナは、「見ないとわからん。真上へ行け!」と指示する。
「真上を飛んだら1週間以内に死ぬぞ!」とレガソフは必死に止めた。

 

明らかになった真実

副議長シチェルビナが来ることがウザイ、ブリュハーノフ所長とフォーミン技師長は、シチェルビナと会うなり、事故処理は順調で、事故原因調査も始めたので問題ないと言う。
フォーミン技術長に至っては、「炉心が爆発したとデマを流しては困る。どうしたらRBMK炉が爆発するのか説明して欲しい」とレガソフに言う始末。
その態度を見たシチェルビナは、「それならナゼ屋根に黒鉛が載っている?炉心にしか使われていないのに」と、ヘリでレガノフから聞いた事柄をぶつけるが、ブリューハーノフもフォーミンも、”そんなことはあり得ない” と言うだけだった。
ピカロフ大将は、高性能線量計で計測しようと言い、自ら防護服を着て建屋へ近づき、計測する。

帰って来たピカロフ大将が報告した数値は、「1万5千レントゲン」。
つまり、原子炉が損壊を示していた。
その放射線量は、広島に投下された原子爆弾の2倍の数値で、時間に比例して増えるため、20時間経った今は、原爆40個分の線量。明日は48個分になると言う。
「この大陸が滅びるまで毒をまき散らす」レガノフは言うー。

シチェルビナは、ブリュハーノフとフォーミンのふたりを対策本部から下ろした。
ヘリで水をかけようと言うピカロフ大将に、「これは火事ではない。今の炉心の温度は2千度以上。水は瞬時に蒸発してしまう」とレガソフ。
苦肉の策で、ホウ素と砂、それぞれ5千トンを用意して、炉心にかけることに。
レガソフは黒煙を指さし、あの煙で放射線物質がまき散らされている。プリピャチ市民だけでも避難させるべきだと進言するが、シチェルビナは、「”上はするな”と言ってる。責任者は私だ。自分の専門外のことには口を出さないでくれ!」と言うのだった。

 

4月27日 朝 (30時間後)

炉心は燃え続けていた。
ホウ素と砂をかけるため、ヘリを飛ばし建屋に近づく。

「建屋の真上は飛行禁止、接近は10mまで」
レガソフは指示するが、1機目が近づき過ぎて、墜落してしまった。
凍りつくレガソフとシチェルビナー。
「他に方法はないのか?」
シチェルビナは訊くが、レガソフは首を振る。

 

ウラナ・ホミュック博士の行動

状況を確認するため、白ロシア共産党本部へ出向いたウラナは、ガラーニ副書記に面会するが、真実を隠され、何も情報を得られなかった。

ウラナはモスクワのクルチャトフ原子力研究所に電話をかけ、マリーナ博士と何気ない会話をする。
それは暗号会話で、(砂とホウ素で消火する)と知り、ウラナはクルマでプリピャチへ向かう。

 

世界が知ることになって・・・

「20回投下した。上手くいったぞ」
シチェルビナはレガソフ言うが、「ここには5万人の住民がいる。ここは危ない。5年後にはあなたは死んでいる」と言ってしまう。
シチェルビナはその言葉で、ようやく事の事態を理解したようだったー。
その時、電話がかかる。

電話の内容は、スウェーデンが放射能を検出、発生源がチェルノブイリと特定されたこと、アメリカは衛星写真を撮り、壊れた建屋や煙や火が写ったことの報告であり、「世界に知られた。風はドイツに吹いている。フランクフルトの子どもは外出禁止だそうだ」とシチェルビナは言う。

”チェルノブイリ原発で原子炉が損傷。大勢の死傷者が出ていることをソ連が認めた”と全世界に知らされた。

 

4月27日 2:00 PM(36時間後)プリピャチ市民の避難

何十台ものバスを住宅に横づけし、プリピャチ市民全員がキエフ州の避難所へと移送されることになった。
もちろん病院の患者もすべて。
町に残るのは各企業、各機関の選出された数名のみ。
避難民の中には、ジャルコフの姿もあった。

 

ウラナ・ホミュック博士の行動

状況を確認するため、白ロシア共産党本部へ出向いたウラナは、ガラーニ副書記に面会するが、真実を隠される。

ウラナはモスクワのクルチャトフ原子力研究所に電話をかけ、マリーナ博士と何気ない会話から、事実を聞き出す。
それは暗号会話だった。
(砂とホウ素で消火する)と知り、ウラナはクルマでプリピャチへ向かう。

対策を検討しているところに、ウラナが連行されて来た。
彼女は現状を言い当て、「砂とホウ素を投下しても解決にはなっていない」と指摘し、水蒸気爆発が起こるまで、猶予は2日しかないと言う。

クレムリン、政府委員会

ゴルバチョフ書記長は開口一番、「10分で終わらせろ。そのあとは同盟国に謝罪し、敵国にも謝罪する。世界に認知された我が国の権威がどれほど傷ついたか?この重大さがわかるか?」と言う。
状況説明を求められたシチェルビナは、レガソフ博士から報告すると言う。
(もうシチェルビナは、権威だ、対面だと言ってる状況でないことを理解したのだ)

・ホウ素と砂の投入は、放射性核種の放出を減少させたが鎮火には2週間は必要
・核燃料の温度は火が消えても下がらない。むしろ砂で覆われて温度は上昇するだろう
・ウランは砂を溶かして溶岩状に変化し、遮へい体を溶かし始めている。
・それが地面に達し、地下水を汚染する前に建屋最下部を補強しようと考えていたが、
 原子炉の下の貯水槽は満水とわかった。
・溶岩が貯水槽に入ると、約7千立方メートルの水が瞬時に蒸発するため、水蒸気爆発が起きる
・その規模は、半径30キロ以内のものは完全に破壊される
・残っている3つの原子炉もろごと。
・水蒸気爆発により、炉心の放射線物質は、約200キロ先まで飛散する
・つまり、キエフ全体、ミンスクの一部では致死量に達する。
・以下の地域、
 リトアニア、ラトビア、ウクライナ、白ロシア、チェコスロバキア、
 ハンガリー、ルーマニア、東ドイツ、ポーランド
 食料と水がほぼ永久的に汚染され、ガンや先天異常が多発、予測不能なほど死者がでる。
・白ロシア、ウクライナは百年は人が住めない(現在、6千万人の人口がいる)

残り時間は、約48~72時間。
しかし打開策として、貯水槽の水を抜く方法がある。
しかし排水仕切弁は手動でしか開けられない。設備を熟知した原発職員3名にやってもらうが、彼らは1週間以内に死ぬことになる。
レガソフは、「3名の命を奪う許可をいただけますか」と聞く。
ゴルバチョフ書記長は、「すべてのものには犠牲はつきものだ」と答えた。

 

4月28日 9:30 AM (56時間後)

レガソフは、原発職員を前に、”貯水槽の仕切弁を開けて水を抜く作業” に3人に協力してもらいたいと説明し、報奨金の話しをする。
しかし職員からは、「死ぬと分かってるくせ、行かせるのか?何のために俺らがそんなことをしなきゃならないんだ」と不満の声があがる(当然の意見)。
するとシチェルビナが、「やらねばならないからだ。キミたちにしかできない。やらねば大勢は死ぬ。理由な十分だろう。私は事故を招いた者を憎み、代償の痛みを呪う。だが、私は受け入れよう。キミたちも受け入れ、水に入ってくれ。やらねばならんのだ」と言う。
その言葉で、アナネンコ、ベスパロフ、バラノフの3人が志願した。

防護服を装着し、建屋に入った3人は、レガソフの指示どおり水路を進むが、奥へ進んでいく毎に、どんどん線量計の音が大きくなっていく。
そして、突然3人のライトが消えてしまい、真っ暗な中に置かれてしまったー。

 

感想

よくよく考えると、私、高校生なんですよ、この事故があった時。
なのに、ナゼこんなに記憶にないんだろう。
こんな恐ろしい事故だったのに。
その事実に気づき、改めて自分が情けなくなりました。

志願した3名、アナネンコ、ベスパロフ、バラノフの勇気には感謝しかありません。
だけど、彼らは建屋でライトが消え、どうなったんでしょう?
水蒸気爆発は防げたんでしょうか?

個人的には、権力を振りかざしてたようなシチェルビナ副議長が、レガソフから「私たちも5年以内に死ぬ」とハッキリ言われ、ようやく事の重大さが認識できたようです。
そこからの彼の行動や説得力は政治家たる魅力ですね。

 

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